心・精神の病気と健康の心理学

「お一人さま」心理学

「おひとりさま」という生き方  レッテルと同調圧力からの解放

「おひとりさま」という生き方は私はこれからの時代に必要ですらあると思いますね。どんどんやって慣れておいた方が良いと思うくらいです。(ただ「孤独」には個々の置かれている状態によっては別の負の面もありますが、今回はそこはテーマではありません。)...
犯罪心理学

日本的倫理と犯罪心理学  日本はモラル低下及び犯罪が急増しているか? 

日本的倫理や日本的価値観云々を言う前に、まず日本の倫理観、日本的価値観っていう何か絶対的なものがどこかにあるわけではありません。まずはそれを明確にしておきましょう。 日本も時代によって倫理の基準や価値観は幾度も大きく変わって今日に至っていま...
「お一人さま」心理学

「お一人さま」の心理学

このテーマで複数回に分けて書いていきますが、初回は現在増加中の「おひとりさま」への私の考え方を簡単に書いています。 よく「人は結婚して子供作ってそれが人として一番正しい」と力説する人がいます。「結婚せず子供を持たない人間は本当の幸福も心の拠...
ユング-無意識と深層心理

神秘主義 精神世界の最終的な自己欺瞞の壁 「ミイラ取りがミイラになる心理」 

今日は禅と瞑想の心理学のテーマで、ユングの元型という概念から、このテーマのもう少し突っ込んだ分析をしてみましょう。 シュタイナーやスェーデンボルグのような精神世界の神秘主義者達は確かに霊的な感性が突出しており、様々なものを彼ら自身が見たので...
社会心理学・社会学・人類学

うつの増加の原因  信仰と経済発展とうつの関係 

うつの増加の原因とは一体何でしょうか? それは日本だけに特徴的に多い心の病でしょうか?あるいは経済発展した国に特徴的な心の病でしょうか? また、精神医学は発展し、うつの解明も昔よりは進み治療薬も進歩していると聞きますが、それならば何故、うつ...
ユング-無意識と深層心理

疑似科学・迷信・オカルト的思い込みの心理学 「脳と変性意識と集合意識」 

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響の心理学的検証part3 疑似科学・迷信・オカルト的思い込みの心理学のテーマの後篇です。前回は疑似科学・迷信・オカルト的思い込みを否定的な角度から見た記事を書きました。⇒ 疑似科学・迷信・オカルト的思い込み...
病的な精神世界・オカルト検証

疑似科学・迷信・オカルト的思い込みの心理学 「脳の騙されやすさ」 

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響の第3弾は、「疑似科学・迷信・オカルト的思い込み」がテーマです。このテーマは前篇と後編に分かれています。 前篇では否定的な角度から、後編では肯定的な角度から検証してみましょう。 よく神秘体験を脳科学的に否定...
社会心理学・社会学・人類学

変化する時代 増えている若者の「うつ」

私が十代・二十代の頃は、心身の不調の判断の際に「うつ」という選択肢は全くといっていいほどなかったですね。もちろん「うつ」という病気自体はそのずっと以前に既に精神医学的には広く知られたものだったのですが、 「一般人の感覚」と言う意味で、当時の...
心理学総合

変性意識の力が「癒し」となるか「病い」となるかの境界   

カールロジャースという有名な臨床心理学者が過去に存在しました。彼は現在ではカウンセラーのひとつのベースにもなっている精神療法の創設者です。カールロジャースの大まかな概要 ⇒ カールロジャース 現在の日本的カウンセラーは、カールロジャースの「...
心理学総合

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響の心理学的な分析の前に 

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響を心理学的に分析・考察するとどうなるか?それが今回からしばらく書き続ける予定のテーマです。 このテーマを数回に分けて書いていきますが、今日はこのテーマに入る前に「宗教的な概念を含んでいるもの」との関わり方で...