「虚無を生むもの」と自我の病理

「お一人さま」心理学

寄る辺なき者の疎外された孤独と 狂気

今回は「寄る辺なき者」の疎外された孤独と狂気がテーマです。動画やツィートを紹介しつつ、ゆっくりペースながら飽きることなく駄文を書き連ねて記事更新しています。 宗教がなくなればそれでめでたしめでたしなんてことはあるはずもなく、信心を糧にしてい...
「虚無を生むもの」と自我の病理

心の存在と存在の徳性 

なかなか更新する時間がとれずに、ようやく更新できましたが、久しぶり過ぎて文章を書く調子が何だか狂ってしまいました。ワクチン二回接種完了したのですが、通常の人の副反応と異なり、接種後に逆にやたら体の調子が良くなり、元々変わったタイプの人間では...
「虚無を生むもの」と自我の病理

生のポリティクスと心理主義社会の包摂的排除

今回は「構造的ニヒリズム」、「心理主義」という視点からの「包摂的排除」と「透明化された疎外」がテーマです。これは通常の疎外や排除とは質が異なります。今回のテーマは禅・瞑想のカテゴリーを含み、「無意識」「存在」の領域を含みます。 ではまず一曲...
「虚無を生むもの」と自我の病理

狂気と病の詩 「わしらには救えぬもの」

ヒトは何故 歌を 旋律を 詩を 求めるのだろうか? まず最初に紹介の曲はブルーノ・マーズの代表曲「Just The Way You Are」のcoverで、ミュージカルコメディ映画 「ピッチ・パーフェクト」(PitchPerfect)のバー...
「虚無を生むもの」と自我の病理

エビデンスの神様 直線的因果律と円環的因果律

今回は直線的因果律と円環的因果律、「見る」「聴く」の多元性で禅・瞑想のカテゴリー、無意識の領域を含んだ内容になっています。 「身体」だけではない人間という複雑な全体性を扱う時は、「わからないもの」が多くの割合を占めている。「必然性」の中を生...
「虚無を生むもの」と自我の病理

集団心理の暴走 ルサンチマンの多元性

前回に引き続き「ルサンチマンの多元性」をテーマに、今回は集団心理心理心理学、防衛機制、社会学の概念を用いて、カルトや宗教、そして集団の暴走現象などを考察しています。 「ロヒンギャ虐殺」での人間の無慈悲さ・凄まじい残酷さは、もし間近で日常の中...
「虚無を生むもの」と自我の病理

アイデンティティと発達理論  バランスと危機と多元性

身体の免疫機構は、自己を守る「免疫亢進」と、過剰な免疫亢進を調整する「免疫抑制系」がバランスをとることで機能しますが、このバランスを「免疫恒常性」といいます。 身体機能に「自己」と「非自己」の「自他境界」があるから、何でも受け入れて死なずに...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己愛と「非身体化された自己」 カルトと霊的・魔術的世界の自我構造 

「アイデンティティの自律性が脆弱」であるということは、外的な干渉によっていとも簡単に自我同一性拡散する危険性があり、主観的には「呑み込まれる」感覚ですね。 それへの防衛として、関係を遮断する- 物理的な排斥に向かうか、あるいは関係の中で生き...
「虚無を生むもの」と自我の病理

植松容疑者と無意識

最近は犯罪心理の分析からは離れていました。あまり書きたくなかったのは、このような事件を分析する際、非常に疲れるから、という理由、あと書いているだけでも凄く悲しい気持ちになる、 そして「心・精神が不安定で弱っている方」にとって、このような悲惨...
「虚無を生むもの」と自我の病理

心の軸がブレやすい人  自己統合と「知・情・意」

この記事は前の記事の続きのテーマ「知・情・意」を含んでいます。「禅・瞑想」「自我の病理」のカテゴリーを含んだテーマで、記事の内容はあまり一般向けの記事内容ではありません。 このようなテーマで記事を書く時は、「無意識」を含めて考察しているので...