病的な精神世界・オカルト検証

病的な精神世界・オカルト検証

「方便」とハレとケ  癒しと創造性

「病的な精神世界」「禅・瞑想」のカテゴリーが中心の記事の更新です。 宗教・スピというものは反証・検証が不可能な形而上の要素が含まれていることが本質であり、昔はともかく、現代においてそれは科学とは全く異なるものです。 本来、信仰者にとって宗教...
「虚無を生むもの」と自我の病理

集団心理の暴走 ルサンチマンの多元性

前回に引き続き「ルサンチマンの多元性」をテーマに、今回は集団心理心理心理学、防衛機制、社会学の概念を用いて、カルトや宗教、そして集団の暴走現象などを考察しています。 「ロヒンギャ虐殺」での人間の無慈悲さ・凄まじい残酷さは、もし間近で日常の中...
パーソナリティ(人格)障害

「正義の反対はまた別の正義」   信頼と論理の絶対と相対    

「パーソナリティ(人格)障害」「病的な精神世界・オカルト検証」のカテゴリー記事の更新です。ブログ更新は久しぶりですが、今日は下書きのままだった幾つかの記事の編集が終わったので久しぶりに更新出来ました(^-^) 今回は「相対主義」・「絶対主義...
心理学総合

自己・パーソナリティの質(時間・空間)  癒しと調和の多元性

今回は、自己・パーソナリティの質(時間・空間)、癒しと調和の多元性がテーマです。今回は今まで使用した複数の概念をまとめているのと、その概念に基づいた個人的な考察、メモ的な内容がメインです。 記事後半では、PDF(論文)、他関連外部サイト、動...
病的な精神世界・オカルト検証

心理学者Xの分析  霊能者wのリーディング・宇宙存在「ポコ」

「病的な精神世界」のカテゴリー記事の更新です。今回、心理学者Xは「霊能者w」によるリーディング(宇宙存在「ポコ」のメッセージ)を分析することになった。※この記事はフィクション&パロディ形式の皮肉&ブラックユーモアを含みます。 まず「霊能者w...
病的な精神世界・オカルト検証

形而上と形而下の二項対立

宗教も活動家もイデオロギーも、結局は二項対立の中 で分離肥大化していくことで「劣化」するわけですね。 「道徳の二項対立性」の複合的・多元的な構造(観念・生物学的な機能・文化的差異・バイアスなど)に関連するテーマは過去に書いているので以下を参...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己愛と「非身体化された自己」 カルトと霊的・魔術的世界の自我構造 

「アイデンティティの自律性が脆弱」であるということは、外的な干渉によっていとも簡単に自我同一性拡散する危険性があり、主観的には「呑み込まれる」感覚ですね。 それへの防衛として、関係を遮断する- 物理的な排斥に向かうか、あるいは関係の中で生き...
心理学総合

疾患喧伝と精神医学  相関関係・因果関係と疑似科学

浅はかな人間は運を信じ、流れを信じる。強い人間は因果関係を信じる。(19世紀を代表するアメリカの思想家 ラルフ・ウォルドー・エマーソン) この言葉は「心の姿勢」としては納得出来ます。が私の場合、「運」には多くの力学が存在することを感じてもい...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

HSPとエンパス  気質と性格タイプの遺伝と環境とレジリエンス   

存在論的に不安定な人間は、自己を充足させるよりも保持することに精いっぱいなのである。日常的な生活環境さえが、彼の安定度の低い閾値をおびやかすのである。(R.D.レイン) 自意識的な人間は、実際彼がある以上に、自分は他人の関心の対象だと感じて...
動物と自然(温泉・旅)

外的な自然界と内的な自然界の同期  不可知な領域と中立一元論  

「朝起きたら、太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに感謝することだ。どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、それはおまえ自身の中に罪がとぐろを巻いている証拠だ。」 ショーニー族の首長、テクムセ 今年もあっという間に後一日を残す...