抗うつ薬

心理学総合

疾患喧伝と精神医学  相関関係・因果関係と疑似科学

浅はかな人間は運を信じ、流れを信じる。強い人間は因果関係を信じる。(19世紀を代表するアメリカの思想家 ラルフ・ウォルドー・エマーソン) この言葉は「心の姿勢」としては納得出来ます。が私の場合、「運」には多くの力学が存在することを感じてもい...
「お一人さま」心理学

ポケモンGOって鬱とかに効くの? 

今日はスキマ時間が出来たので一気にサクッと2記事更新しました。 ポケモンGO、そして「家売るオンナ」三軒家万智の「GO!」、  今年は「GO」が来てますね。 今日はポケモンGOのうつや不安神経症への効果に関するテーマと、記事後半では「西野カ...
統合失調症

「うつ」と遺伝要因  精神の病の遺伝環境相関

ナシア・ガミー「気分障害ハンドブック」 『うつ病患者の第一度近親者のうつ病発症リスクは、一般人口の3倍。双極性障害の患者の第一度近親者の双極性障害発症リスクは一般人口の8―10倍』 今日は、「うつ」の遺伝要因と精神の病の遺伝環境相関に関する...
心・精神の病に関する最新研究

記憶体験の遺伝 トラウマと統合失調症・うつ・薬に関するニュース

今日は「記憶体験の遺伝」トラウマ と統合失調症・うつ・薬に関する5つのニュースの紹介です。 以前の科学的な常識では、先天的・身体的な「気質」や「形質」の遺伝だけでなく、「経験・記憶も遺伝する」というのは直接的な科学的証拠はなく、一般的なもの...
鬱(うつ)病

何故、精神科医や教育者は嫌われるのか?  治す側・教える側という公的な仮面 

私は精神科医でも心理学者でもなく、様々な角度から人間を見ていこうとしているだけですが、今日のテーマは 何故、精神科医・教育者などの「一部の人」は世間で嫌われているのか?です。 先々週からの「無意識の転写」と「無意識と意識の関係」は引き続き今...
心理学総合

無視される「都合の悪い原因」  精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性  

今日は、精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性をテーマに、「組織、そして利権屋や権力」などが絡む時、そこで無視される「都合の悪い原因」というものの中のひとつを見ていきましょう。 このテーマと関係が深い以下の記事も参考にどうそ。 〇  何故...
社会心理学・社会学・人類学

うつの増加の原因  信仰と経済発展とうつの関係 

うつの増加の原因とは一体何でしょうか? それは日本だけに特徴的に多い心の病でしょうか?あるいは経済発展した国に特徴的な心の病でしょうか? また、精神医学は発展し、うつの解明も昔よりは進み治療薬も進歩していると聞きますが、それならば何故、うつ...
鬱(うつ)病

鬱(うつ)病 – 薬 『抗うつ薬の危険性』 

SSRIとSNRIは最近もっともよく使用されている抗うつ薬における第一選択薬ですが、様々な問題が指摘されている薬でもありますね。以前テレビや雑誌などでも色々と話題になりましたね。 以下は精神科医の松崎朝樹 氏による抗うつ薬の副作用についての...
鬱(うつ)病

『抗うつ薬の効果』 – 抗うつ剤が効かない ・ 長期に治らないうつ

タフツ医療センター精神医学教室教授のナシア・ガミーさんの著作「気分 障害ハンドブック」を参考に幾つかを以下にピックアップ紹介。 『うつ状態なら全て抗うつ薬が効くわけではない。』『抗うつ薬と呼んでいるそれを正確に言い直すなら「原発性単極性うつ...