心理学・人文学 総合

生成地平哲学──発生的説明を超えて「成立の構造」を問う

原因を求めれば、その原因の原因が必要になります。どこかで停止すれば、その停止点自体の根拠が問われます。循環によって説明すれば、その循環構造そのものの成立条件が問題になります。つまり、「何かがいつ、何によって生じたのか」という発生的な説明だけ...
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仏教宇宙論と閉じない問い

今回も「仏教」に関する記事ですが、前回は「人間は文化や思想を理解するとき、どのような枠組みに囚われるのか」をという視点から書き、(前回 本質という物語——仏教史とその解釈)今回は、「人間は世界そのものを理解するとき、どのような物語や概念体系...
社会心理学・社会学・人類学

本質という物語——仏教史とその解釈

歴史を振り返ると、宗教、思想、学問、社会運動は、しばしば特定の人物や学派を中心に体系化されてきました。その人物が優れた洞察を持っていたとしても、その視点が「本質を見抜いた者の視点」として絶対化されると、そこから外れる現象は重要性の低いものや...
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「言葉にする」と「言葉にならないもの」のあいだで

今回は前回の記事のつづきというか補足のような記事です。前回の記事 ➡ 音の中で、世界と私が組み立てられていく 気持ちを誰かに話したり、日記に書いたりすると、なんとなくすっきりする、そういう経験はよくあるものだと思うけれど、「言葉にする」とい...
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生成としての世界  平和・道徳・時間・主体

「平和運動」と言う矛盾した運動がある程度成立するとすれば、以下の動画のようなものをいうんですよね。この動画は、コロナ禍の自宅で家族が CCRの曲を明るく楽しく演奏したものですが、この曲はベトナム戦争期の徴兵制度が “貧しい若者だけを戦場に送...
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実存は回復されない──制度の外側で起こる変容の哲学

SNS上で展開されている「政治」言説の質を見ていると、左派系アクティビズムやアカデミックフェミニズムはもちろん、人文アカデミア、知識人、アート界隈、オールドメディア、そして臨床心理系の一部までもが、きわめて似た構造的盲点を共有していることが...
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消えゆくアジール  直接体験と非思量  

福田恆存の「一匹と九十九匹と」は、政治と文学の役割について深い洞察をしています。彼は、政治が救えない群れからはぐれた一匹の羊、つまり社会の枠組みから外れた個人のために文学が存在すると述べていますが、この比喩は、ルカによる福音書の一節に由来し...
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「私」と身体 マインドフルネスと仏教   

今回は「身体」と「事実(科学を含む)」で「私」を観ていきます。そして前回に続いて「マインドフルネス」もテーマですが「仏教」に関しても少し考察しています。ではまず一曲、羊文学で「光るとき」です♪ 清々しい旋律と声、これぞ普遍的なJPOPワール...
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「私の傷つき」 身体の意志と創造性

今回は「私の傷つき」と身体の意志と創造性がテーマですが、最初に「ニュアンスと不文律」、「予定調和とゆらぎ」そしてマインドフルネスと認知行動療法に関して書いています。「私」という「主観性」、これは植物には存在しません。「脳」つまり身体の情報を...
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身体化された知と無分別知  ロゴスとレンマ

前回の記事で、西洋二元論、二項対立的思考では捉えられないものが東洋にはある、ということを少し書きましたが、このテーマは過去にも別の角度から扱っています。今回は禅・瞑想のカテゴリー記事で、「思考の型」の多元性の視点から書いています。ではまず一...
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