自殺

心理学総合

実存的不安~否定的同一性  フェイスとアイデンティティ 

今回は、社会学・心理学、そして「フェイス」という概念から否定的同一性をテーマに考察しています。「現代の生きづらさ」というのは、まぁいろいろあるのでひとくくりには言えないでしょうが、そのひとつに、再帰的近代化の中で、内外の双方向からの複雑化し...
鬱(うつ)病

季節性感情障害(SAD)と月病と自殺  夏季うつと六淫

春は生じ、夏は長じ、秋は収し、冬は蔵する台風でちょっと涼しくはなりましたが、今年の夏は蒸し暑い「火」の強い夏ですね。季節の変わり目は、そして夏の終わりから九月病になる方もいます。まず最初に、参考として以下の外部サイト記事を紹介しておきますね...
歌・旋律の癒し・音楽療法

心・精神の病  輝きと暗闇の狭間に  

今回は「統合失調症」「歌・旋律の癒し」に関連するテーマで、記事前半ではアート作品・歌の動画を紹介しつつ、後半では統合失調症に関する脳科学ニュースを紹介しています。最初に紹介するのは「チームラボ 」さんのデジタルアートです。この作品「花と人、...
心理学総合

過剰適応と出口のない鬱屈  再帰的近代化と機能不全社会システム

今回は「現代の若者たち」の生きる再帰的近代化した社会の「出口のない鬱屈」の背景にある機能不全社会システムの構造がテーマで、外部サイト記事を幾つか紹介しつつ、やや「風刺的」に否定面を誇張した記事を書いています。まず以下に引用するのは、現代の若...
禅・瞑想・マインドフルネス

免疫と交感神経と副交感神経のバランス  うつと自殺の複数の要因

久しぶりの更新です。今回は多少時間的余裕が出来たので一気に二つの記事を更新しました。梅雨の時期が再び到来ですね。一年がとても早く感じます。今日は梅雨と言う時期も踏まえて、季節性のうつや季節性感情障害(SAD)、そして気圧などの自然環境による...
社会心理学・社会学・人類学

「自己責任」の行き着く場所  「互いの首を絞め合う社会」

「自己責任」の行き着く場所のテーマの前篇です。今回は「笹井 芳樹 氏の自殺」と「互いの首を絞め合う無慈悲化する社会」をテーマに書いています。理研の笹井 芳樹 氏が自殺しましたが、非常に優秀な科学者であり、残念なことです。笹井 氏の自殺の後、...
社会心理学・社会学・人類学

テロや犯罪よりもずっと身近にあって破壊的な「見えない悪」  

ロシア、北朝鮮にしても中国、韓国にしても、政府・権力のやっていることの中の「一部」はテロやカルトと何ら変わりないですね。〇 ロシアのシリア空爆、民間人死者1000人超える NGO〇 アレッポの少女バナ・アラベドさんは、各国のトップに手紙を書...
「虚無を生むもの」と自我の病理

社会の閉塞感 「生きづらさ」の社会心理構造 

今日は「 現代社会の閉塞感・生きづらさ」をメインテーマに、それを生み出す複合的な社会心理と構造、スティグマ・強迫観念的な人生観について考察しています。「日本はとにかく国際競争力をつけ経済的・物質的に拡大成長し続けなければ駄目なんだ」という決...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己肯定感と自己愛の違い  自我の脆さと「役割」への同化

今日は、「自己愛」の補足記事として「自己肯定感と自己愛の違い」をテーマを筆頭に、その他の関連テーマとして「自我形成不全のまま成人した大人」や「自我の脆さ」と「役割への同化」が生む負の作用を考察しています。「存在の肯定」が失われているとき、人...
「虚無を生むもの」と自我の病理

イジメの無意識的構造と「全体性から見た自我の病理」と虚無

今回は二つのテーマで書いた記事です。ひとつ目のテーマは、今まで「家族の心理学」のカテゴリーで扱ってきた「無意識の負の影響」に関する補足記事として「イジメの無意識的構造」を書き、もう一つは「虚無を生むもの」のテーマで「全体性から見た自我の病理...
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