同調圧力

心理学総合

「心の中の百条委員会」とグレーゾーン

よく「営業」の人で「嫌な感じの接客」をする人がいますが、「この接客の仕方では客が離れていくよね」というよくあるアレですが、「他者の嫌な接客」は見えても「自分のそれ」は見えていない、っていうのはごくありふれたものにもかかわらず、見落とされるこ...
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剛毅果断と事なかれ主義  「自分の頭で考える」とは?

Twitter(X)を見ていて感じるのは、やっぱりインテリ、学者、アカデミアのような人たちだけに任せていたら、社会はどんどんおかしくなる、ということですね。Twitter(X)の醍醐味、生命力は、市井の人の語りの多様さと、チャット形式のダイ...
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「配給されたもの」と「自ら生えるもの」

田村さと子先生の授業でテキーラを飲んで詩を味わった身からすると、大学における自由の幅を身をもって拡大して見せる講義の実践には敬意を払いたいと思いますが、「配給された自由」というか許可されて食う鍋の味は美味いのか問題というのは他方であるよな、...
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セイラムの魔女狩り 「伝わりやすい単純化された二元論」 

2018年から始まったポッドキャスト番組『Modern Wisdom』第665回目のエピソードで、クリス・ウィリアムソンがコーリー・クラーク博士と対談し、学術心理学における自己検閲やジェンダー・バイアスについて議論した。クラーク博士は、ペン...
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同族嫌悪と党派性バイアス 「当事者」の政治的な選別と分断 

草津町の事件、それに共感し一緒に騒ぎ立てた人たちはどこまでも感情的で暴力的だった。あの事件だけではなく他にもいろいろありますが、「気に入らない他者」を卑怯なやり方で陥れて、事実確認すらせずにひたすら感情的に叩くだけ、もうだいぶ前からそういう...
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リベラルバイアスとプロパガンダ  「性犯罪」というものに特有な何か

SNSの「140文字の藁人形論法」は、けっきょく相手を否定したいだけの人は延々とそれを続け変わらない、というのがよくわかる。「両義性を含んだ全体」として対象をみていこうとすることが出来なくなっている「リベラルとはいえない人々」が増えてきたな...
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秩序と自然  閉じられた個人 / 開かれた個人

アメリカでよく懲役三百年とかそういう話を聴いたりしますが、併科主義による判決でそうなるわけですが、ギネス認定の最長の判決は「141,078年」だそうです。そして1972年、スペインで約4万通の郵便物を配達せずに自宅に隠していた男が逮捕され、...
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「徳」の両義性

与論は常に私刑である。私刑は常に娯楽である  芥川龍之介芥川龍之介さんは「将来に対する ただ ぼんやりした不安」で自殺したといわれていますが、あまりに頭が良すぎて「大衆」というものの本質を深く直観してしまい、どうにも人間なるものと共に生きる...
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適応的選好形成  主体と権力と信仰 

今回は「適応的選好形成」、主体、権力、信仰に関するテーマで書いています。「適応的選好形成」には「認知的不協和」と「合理化(防衛機制)」が絡んでいますが、「認知的不協和」とか防衛機制は過去にカルト問題のテーマにおいても度々用いた概念ですが、今...
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集合的アイデンティティと共同体のゆくえ

今回は「集合的アイデンティティ」、「共同体」をメインのテーマに動画やツィートを紹介しつつ書いています。過去の植民地支配が道徳的に正当化できないのは無論として、「恥ずかしい」と感じる主体として日本人という集合的アイデンティティの立ち上げを許す...
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