このページは旧ブログタイトル「心・精神の病気と健康の心理学」のカテゴリーページで、当時メインに扱っていたテーマ、古い記事をまとめています。
坂本龍一と「桜の散るとき」
ここ数年で、私が子供の頃からよく知っている著名人が次々と亡くなり、時の流れと時代が変わっていく姿を感じます。 ただ不思議なことに、よく見聞きした著名人でもその死を身近に感じる人は意外に少ない。驚いたのは坂本龍一さんの死だった。何が驚いたのか...
夏の夜に
今回は「歌・旋律の癒し」のカテゴリー記事の更新です。 よく「政治と宗教の話はタブー」とかなんとか聞きますが、最近のSNSは政治と宗教の話ばかりで戦前のような分断化が現出しているところをみると、やっぱり建前としてタブーにしておくのがベターとい...
寄る辺なき者の疎外された孤独と 狂気
今回は「寄る辺なき者」の疎外された孤独と狂気がテーマです。動画やツィートを紹介しつつ、ゆっくりペースながら飽きることなく駄文を書き連ねて記事更新しています。 宗教がなくなればそれでめでたしめでたしなんてことはあるはずもなく、信心を糧にしてい...
有限性を生きる「性」と「私」の救いと罪
SNSでは、「性」に関連する話が溢れかえっている。今日も明日も延々と性、性、性、性、人間はあまりにも性的。やはりフロイトは正しかったといえるでしょう。 まぁとはいってもフロイトの全てを肯定しているわけではなく、令和になっても人間は変わらず「...
現代思想と現代 ルサンチマンとクリーン化
今回は前半で「現代思想と現代」をテーマに、「現代思想入門 千葉雅也」を参考にしながら考察し、後半で「ルサンチマンとクリーン化」をテーマに考察しています。 ではまず一曲Rod Stewartで「I Don't Want to Talk Abo...
「恩送り」 知性と他者観
今回は「恩送り」、「知性と他者観」をテーマに書いています。知性も多元的だし、他者観も多元的ですが、人間関係を含めて、近年そういう多元的だったものが一元的になっていきていることを感じます。そういう流れを鑑みて、今の流れとは異なる角度から考察し...
心の存在と存在の徳性
なかなか更新する時間がとれずに、ようやく更新できましたが、久しぶり過ぎて文章を書く調子が何だか狂ってしまいました。ワクチン二回接種完了したのですが、通常の人の副反応と異なり、接種後に逆にやたら体の調子が良くなり、元々変わったタイプの人間では...
生のポリティクスと心理主義社会の包摂的排除
今回は「構造的ニヒリズム」、「心理主義」という視点からの「包摂的排除」と「透明化された疎外」がテーマです。これは通常の疎外や排除とは質が異なります。今回のテーマは禅・瞑想のカテゴリーを含み、「無意識」「存在」の領域を含みます。 ではまず一曲...
「日常」から締め出された「異質さ」 「異能」と変性意識
天の道は、利して害せず、人の道は、為(な)して争わず 天の道は万物に恩恵を与えるだけで害を加えることはない。人の道は、与えられた責任を果たしながら人と争うことはしない。 生(しょう)じて有せず、長じて宰(さい)せず、これを玄徳と謂う 生む...
昇華と倒錯性 認知フレームを超えて
秋も徐々に深まってきましたね。久しぶりの更新です。まずは一曲♪ 秋になると聴きたくなるアデルの「Don’t You Remember」、今回はBenedetta CarettaさんのCoverです、う~ん良い、好きな声質ですね。 Don’t...