このページは旧ブログタイトル「心・精神の病気と健康の心理学」のカテゴリーページで、当時メインに扱っていたテーマから引き続き記事をまとめています。

ChatGPT脳型アップデート社会
人間には「温かみ」があることを学習できてる幸運な人って相対的にAIやロボットを冷たく感じてしまうんですよね。でも人間から「温かさ」を与えてもらえず、人間の「冷たさ」の方を多く学習してしまった人たちはAIやロボットの対応の方がよっぽど温かい。...

神々の闘争と、スピ文化
「規範の正当化における無限後退の問題」は、ある規範Xを正当化するためには、別の規範X1が必要となり、X1を正当化するためには、さらに別の規範X2が必要になり、この過程は無限に続き、最終的な正当化に到達することができない、という問題です。〇 ...

ストゥルトゥス~自己への配慮~「真理を語る主体」へ
今回のテーマは、前回の記事の補足を含んだ内容になっています。「孤独と向き合う」などと、SNS等で有名な人とかが語ることがありますが、そういう人を観察していると、「理解のある彼君」どころか、それ以上に周囲の様々な助けに支えられているとても恵ま...

父性の弱体化 逆支配と応用ギルトトリップ
今回は、先にフーコー、ルークス、ルーマンの権力論について、そして次に「疑似イノセンス」~逆支配、ラストに「応用ギルトトリップ」という視点から考察した記事を書いています。では先に一曲紹介、長瀬有花さんで「とろける哲学」です。確かに哲学の破壊で...

バランスという身体知が生む愛と直感
師走はバタバタ忙しく時間が取れないまま年末に至りました。下書きのままだった記事を一気に更新。もう今年もあっという間に残り一日です。よいお年を。ところで「実家が太い」というよく知られたワードが再び師走のSNSを駆け抜けていきましたが、こういう...

坂本龍一と「桜の散るとき」
ここ数年で、私が子供の頃からよく知っている著名人が次々と亡くなり、時の流れと時代が変わっていく姿を感じます。ただ不思議なことに、よく見聞きした著名人でもその死を身近に感じる人は意外に少ない。驚いたのは坂本龍一さんの死だった。何が驚いたのかと...

寄る辺なき者の疎外された孤独と 狂気
今回は「寄る辺なき者」の疎外された孤独と狂気がテーマです。動画やツィートを紹介しつつ、ゆっくりペースながら飽きることなく駄文を書き連ねて記事更新しています。宗教がなくなればそれでめでたしめでたしなんてことはあるはずもなく、信心を糧にしていた...

有限性を生きる「性」と「私」の救いと罪
SNSでは、「性」に関連する話が溢れかえっている。今日も明日も延々と性、性、性、性、人間はあまりにも性的。やはりフロイトは正しかったといえるでしょう。まぁとはいってもフロイトの全てを肯定しているわけではなく、令和になっても人間は変わらず「性...

現代思想と現代 ルサンチマンとクリーン化
今回は前半で「現代思想と現代」をテーマに、「現代思想入門 千葉雅也」を参考にしながら考察し、後半で「ルサンチマンとクリーン化」をテーマに考察しています。ではまず一曲Rod Stewartで「I Don't Want to Talk Abou...

「恩送り」 知性と他者観
今回は「恩送り」、「知性と他者観」をテーマに書いています。知性も多元的だし、他者観も多元的ですが、人間関係を含めて、近年そういう多元的だったものが一元的になっていきていることを感じます。そういう流れを鑑みて、今の流れとは異なる角度から考察し...