認知療法

心理学総合

心身~意味世界へ  

今回は「心身~意味世界へ」がテーマで、記号論的観点をメインに東西の質の異なる思考の型で考察しています。 数年前のジョナサンの暖簾「和牛の旨味! 豪州牛100%のハンバーグ」という矛盾的なるものは成立しうるか? これは「和牛」の定義と「豪州牛...
心理学総合

哲学する身体 魂 / 理性 / 知性 

今回は「哲学する身体 魂 / 理性 / 知性」がテーマで、ドナルド・ロバートソンの「認知行動療法の哲学」、そして「ストア派」を筆頭に、他に幾つかの哲学者を参考にしつつ、「哲学する主体」の多元性を考察しています。 ではまず、「ストア派」とはど...
成功哲学・自己実現・能力開発

幸福感と痛み マインドレスネス・マインドワンダリングと創造の陰陽 

今回は「禅・瞑想・マインドフルネス」と「うつ」「統合失調症」のカテゴリーを含む記事で、脳科学と感性の両方で考察した記事になっています。 ◇「リエゾン療法」とDLPFC あなたのその腰痛、「腰」ではなく「脳」に原因があり、劇的に改善する可能性...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

「条件付け」の科学的検証 強迫性障害(行動主義心理学・行動療法・認知行動療法) 

われわれはいろいろなことをするが、なぜそうするのかは知らない。(アインシュタイン) 「人間の行動を変容させるもの」は何でしょうか?今日は「条件付け」の科学的検証で、強迫性障害、レスポンデント条件付け、オペラント条件づけをメインテーマに、行動...
パーソナリティ(人格)障害

防衛機制の多元性  未熟から成熟へ

この記事は、前回の記事(2015年2/8更新) が長すぎるために、前編と後編に分けて編集したものです。 前編 ⇒「パーソナリティの病理の多元性」防衛機制と自己の発達未熟から成熟へ向かうために 防衛機制には多元性があり、その現れ方には「心の成...
統合失調症

「うつ」と遺伝要因  精神の病の遺伝環境相関

ナシア・ガミー「気分障害ハンドブック」 『うつ病患者の第一度近親者のうつ病発症リスクは、一般人口の3倍。双極性障害の患者の第一度近親者の双極性障害発症リスクは一般人口の8―10倍』 今日は、「うつ」の遺伝要因と精神の病の遺伝環境相関に関する...
心理学総合

悲観と楽観 「原因」の外的・内的帰属のバイアス / 帰属のエラーと責任帰属

心・精神の問題・様々な社会問題には外的・内的な原因があります。今日は「原因」と「責任」の認知バイアスをテーマにしています。 過去にアメリカで活躍した心理学者でゲシュタルト学派に属する「フリッツ・ハイダー」という人がいます。今日はそのハイダー...
パーソナリティ(人格)障害

認知・思考の個人と社会の関係  それほんとにあなたの元々の性格?思考パターン?

今日は「認知・思考の個人と社会の関係」をテーマに認知の歪みや神経症やパーソナリティ、そして「うつ」を分析しています。  そして前回に引き続き、西田幾多郎のことばを幾つか紹介しています。  社会の中にいる個人が各充分に活動してその天分を発揮し...
心・精神の病に関する最新研究

不安・嫌悪とイジメの原理  新しい科学ニュース  

前日(2014年 2月12日) TBSで「人間とは何か」の特集番組があり、「うつ」や心・精神の不調の脳内メカニズムの脳科学的な最新研究が紹介されていました。そこでの内容を見て、少し補足しておきます。 記事前半で「不安」に関する新しい科学ニュ...
病的な精神世界・オカルト検証

自立的な自己回復へ 「治療・自己実現・自己超越」と瞑想の原則

「自浄能力・ストレス耐性」を高めて自立的な自己回復へと向かう感性アプローチ「東洋のイメージ療法 part2」です。 前回は「初期マインドフルネス」、「フォーカシング」「イメージを使う無意識へのアプローチ」の基本説明をしましたが、前回の記事の...