脳科学

心理学・人文学 総合

「言葉にする」と「言葉にならないもの」のあいだで

今回は前回の記事のつづきというか補足のような記事です。前回の記事 ➡ 音の中で、世界と私が組み立てられていく 気持ちを誰かに話したり、日記に書いたりすると、なんとなくすっきりする、そういう経験はよくあるものだと思うけれど、「言葉にする」とい...
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埋められなかったもの——魯山人と非完結の美

「魯山人のかまど」を見ましたが、藤竜也さんの演技の見事さに感動しました。とはいえあれでもまだ「いい人」な感じに描かれていますね。北大路魯山人は今の時代だったら世に出ることすら不可能で何の功績も残せない可能性すら高かったでしょう。しかし、魯山...
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主体という幻想を超えて──生成・陰陽・関係性から読み直す世界

後編の記事です。前編 ➡ 主体はどこから立ち上がるのか多くの場合、「主体」や「私」という語は、ほとんど疑われることなく使われています。しかしこの前提そのものが、世界の見え方をあらかじめ規定してしまう構造を含んでいます。主体を措定するとは、境...
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身体と社会のあいだで揺れる人間存在

前回は「言葉・意味と創造のあいだで揺れる人間存在」でしたが、今回は「身体と社会のあいだで揺れる人間存在」がテーマです。これは別々というよりも繋がっています。マックス・ウェーバーの理解社会学では、「社会的行為」とは「他者の行為に意味を見出し、...
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本心とは?  「得」と「正しさ」は別物か?

お前のほんとうの腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない - ゲーテまぁこのゲーテの名言は感性的に言いたいことはわかりますが、しかし、今回はそれは置いといて、「ほんとうの腹底」というものは一体何のか?というようなこと...
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「実存的個別性」 予測符号化とラカン、瞑想

まず動画の紹介ですが、文化人類学を研究する小西公大准教授の「自分病」という表現が面白いですね。他にも、インドにおける概念崩壊の話も面白かったです。「リベラルバイアス」も欧米型の「自分病」の一種ともいえますね。欧米型とはいっても、日本はクリー...
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虚と実の相互作用としての「私」  ドゥルーズ的生成論と構成主義的情動理論

言語は人間の特異な特性ですが、それが人間を完全に動物とは異なる存在とするものでありません。概念や意味は、言語という社会的記号体系の中で生成・伝達されるものであり、その存在は自然界に直接存在するものではないものの、物質的な脳の活動に支えられ、...
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ヒトのユニークスキル  呪術とリュトモス

マックス・ウェーバーの「価値自由」と「教壇禁欲」は、学問における重要な概念です。価値自由とは、学問的な研究や教育において、研究者や教育者が自分の価値観や信念を持ち込まず、客観的かつ中立的な立場を保つことを指します。ウェーバーは、学問の目的は...
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バランスという身体知が生む愛と直感

師走はバタバタ忙しく時間が取れないまま年末に至りました。下書きのままだった記事を一気に更新。もう今年もあっという間に残り一日です。よいお年を。ところで「実家が太い」というよく知られたワードが再び師走のSNSを駆け抜けていきましたが、こういう...
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再帰的併合操作  人と動物の言語と概念

今回は前回の記事の補足的な内容です。前回の記事「同一性と類型 差異と反復とアブダクション」の後半部で『人間と動物の言語的思考の差異として「アブダクション」と「記号の転移性」「再帰的併合操作」の三つの要素をあげましたが、「再帰的併合操作」に関...
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