精神医学

心・精神の病に関する最新研究

中立と運動 事実命題と規範命題の接続

今回は「中立」と「運動」そして「事実命題と規範命題の接続」がテーマです。ではまず一曲♪ 前回に続いて再び「紺野ぶるま 」のラップ対決ですが、再び「喧嘩」の昇華、タイマン式で「言葉」の韻を楽しむ「ラップバトル」は、エンタメとしてとても面白いで...
心理学総合

疑似相関的論法 スティグマと思い込み

今回は前半で「疑似相関的論法」、後半で「スティグマと思い込み」をテーマに考察しています。 前に会った精神科医の人が言ってた「ネットに悪評を書き込まれてない精神科医は三流ですよ。一流は必ず悪評を書き込まれる。なぜなら、それこそが本当にキチガイ...
心理学総合

「正しさ」の多元性  言語・文法と能動態・受動態・中動態

今回は「正しさ」というものの多元性がテーマで、言語と文法からの視点をメインに、そして「能動態・受動態・中動態」に関して考察しています。  「能動では、動詞が主語から出発して、主語の外で完遂する過程を指し示している。これに対立する態である中動...
パーソナリティ(人格)障害

「正義の反対はまた別の正義」   信頼と論理の絶対と相対    

「パーソナリティ(人格)障害」「病的な精神世界・オカルト検証」のカテゴリー記事の更新です。ブログ更新は久しぶりですが、今日は下書きのままだった幾つかの記事の編集が終わったので久しぶりに更新出来ました(^-^) 今回は「相対主義」・「絶対主義...
心理学総合

疾患喧伝と精神医学  相関関係・因果関係と疑似科学

浅はかな人間は運を信じ、流れを信じる。強い人間は因果関係を信じる。(19世紀を代表するアメリカの思想家 ラルフ・ウォルドー・エマーソン) この言葉は「心の姿勢」としては納得出来ます。が私の場合、「運」には多くの力学が存在することを感じてもい...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

情報処理・認知処理の多元性と認知特性のタイプ

心の哲学を専門とする哲学者ジョン・サールは、「心的なものは物理的なものに因果的には還元可能で,存在論的には還元不可能」とします。 「心的なもの」である意識現象は、ニューロンやシナプスにおける神経生物学的なプロセスを原因として生じるため、因果...
心と体の健康エクササイズ

発達障害児のための運動指導法と栄養療法

今日は、主に西洋医学概念による「栄養療法+運動療法」と、幾つかの最新の治療などについて少し書いているのと、脳・神経学的な内容も少し含めた記事になっています。 東洋的・感性的なものとしてみるならば、「漢方あるいは自然食材」と「東洋的エクササイ...
心・精神の病に関する最新研究

嘘の多元性  科学者は嘘をつく・権威主義的な学者・専門家を疑え

挑発的なタイトルですが、私は「科学・科学者・医学」などを否定する者ではありません。 今日は、「統計的に有意と報告されながら、 そのうち実際に再現性を確認できたのは半分程度だった」というニュースの紹介を筆頭に、「嘘の多元性」がテーマです。 そ...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

強迫性障害・不安障害と治療 (脳・神経学・精神分析学・心理学・精神医学 )  

今回は強迫性障害の脳・神経学的な角度と精神分析学・心理学による考察の記事です。 近年、「強迫性障害」も生物学的要因も重視するようになってきています。そして強迫性障害は人種、国籍、性別に無関係に発症し、動物にも発症します。まず脳科学的にはどの...
パーソナリティ(人格)障害

罪悪感と脳・自我の関係の科学的・脳科学的検証   善悪・精神病理と自己統合

「強迫性障害」のテーマで続いていますが、今日は二つの記事 を更新予定(タイムアウトの可能性もアリ)で、まず一つ目の 更新です。 一つ目は「強迫性障害」というよりも、「うつ」や神経症の精 神病理にも関連する「罪悪感」というものについて、科学的...