自己愛

心理学総合

自己愛・損得の合理性と多元性 「脳内自己実現」~現実の実現へ

今回は「自己愛、利他、損得の合理性と多元性」をテーマに考察した記事を書いています。あと去年からの続きで「行動」を大きなテーマとして含んでもいます。(テーマに関連する様々な外部サイト記事やツィート、動画等を紹介しています。) どうして中学高校...
心理学総合

「弱さ・優しさ・真面目さ」に潜む暴力性  

前回に続き、宇宙から来た社会学者Wがヘイセイを語り、そして今回のテーマは「弱さ・優しさ・真面目さに潜む暴力性」です。 「善」とか「真面目さ」とか「弱さ」とか「優しさ」は一枚岩ではなく、「そう見えるもの(疑似的なもの)」と「そうであるもの」は...
「虚無を生むもの」と自我の病理

アイデンティティと発達理論  バランスと危機と多元性

身体の免疫機構は、自己を守る「免疫亢進」と、過剰な免疫亢進を調整する「免疫抑制系」がバランスをとることで機能しますが、このバランスを「免疫恒常性」といいます。 身体機能に「自己」と「非自己」の「自他境界」があるから、何でも受け入れて死なずに...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己愛と「非身体化された自己」 カルトと霊的・魔術的世界の自我構造 

「アイデンティティの自律性が脆弱」であるということは、外的な干渉によっていとも簡単に自我同一性拡散する危険性があり、主観的には「呑み込まれる」感覚ですね。 それへの防衛として、関係を遮断する- 物理的な排斥に向かうか、あるいは関係の中で生き...
パーソナリティ(人格)障害

交流分析からみた自我と自己愛  「感性的な昇華」と「問題解決思考」

◇ 交流分析 私の母は若い頃に交流分析をやっていた過去があります。「交流分析は目標思考であり問題思考ではない」とかいわれますが、 これは母が「目的志向」優位型で、「問題回避型」「原因志向」ではなく、まぁおそらく母は自身の心・精神のバランス異...
パーソナリティ(人格)障害

「通り魔+ソシオパス」  全体対象関係と部分対象関係

今、世間では大阪で中一の二人の少年・少女が殺害された事件が連日報道されています。とても残酷なインパクトの強い事件ですし、二人の無邪気な少年・少女たちが無残に殺されてしまった、とても悲しい事件です。 この事件に関しては記事前半にサクッと本質的...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

人生の殉教者と搾取者   自身への嫌悪と失望が生み出すもの

今日は「アダルトチルドレン」「病的な精神世界」のカテゴリー記事の更新で、幾つかの歌の動画紹介と、「人生の殉教者と搾取者」「自身への嫌悪と失望が生み出すもの」という二つの詩を紹介しています。 ブログで紹介しているこれらの詩は、バランス異常だっ...
パーソナリティ(人格)障害

社会・現実の不条理・理不尽と公正の狭間  「怒り」の多面性と役割・昇華 

今日は急遽時間が出来たので、久しぶりに長い分析記事になりました。テーマは「公正世界仮説」「自己奉仕バイアス」を記事の先頭に、 そして「怒り」の多面性と役割と「怒りの昇華」、そして自己愛性のパーソナリティの未熟な「怒り」に関しての考察記事を書...
パーソナリティ(人格)障害

病的な自己愛リーダーは何故生じるか? 「心理学」・「瞑想」と「見つめること」

「病的な自己愛リーダー」は、例えばカルト教祖・過激な思想組織や独裁者、一部の権威・権力者や、あるいは個人で活動する霊能者やカリスマ的指導者や犯罪者などの中にも存在しますが、 以前このテーマを「社会学」「宗教学」「深層心理学」で分析したことが...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

「発達障害・愛着障害・人格障害」の違い  一次障害と二次障害 

今日も「自己愛」を含んだテーマの続きではあるのですが、今回はコフートや他の精神分析の古典的な理論考察ではなく、「発達障害・愛着障害・人格障害」の違いについての補足記事と、「一次障害と二次障害」について書いています。 ここ最近の事件、名大の1...