脳科学

心理学総合

失敗と創造性  行動・意志・好奇心

科学・自然法則での事実判断というのは、「誰にとってもほぼ絶対」が存在する領域なんですね。分野や研究対象の質にもよりますが、たとえば素粒子の世界だと、実験データの正しさは、3σ(99.7%)で「兆候」、「発見」と言えるのは5σ(99.9999...
心理学総合

昇華と倒錯性  認知フレームを超えて

秋も徐々に深まってきましたね。久しぶりの更新です。まずは一曲♪ 秋になると聴きたくなるアデルの「Don’t You Remember」、今回はBenedetta CarettaさんのCoverです、う~ん良い、好きな声質ですね。「昇華と倒錯...
心理学総合

根源的信仰と普遍的な真理

今日は、「あれが真理!、いやこれこそが真理!」と人はいろいろ言うけれど、「そもそも真理とは何ぞや?」ということと、「無知の知」のテーマの続き、補足的な考察記事を書きました。ではまず一曲です♪ 先月のTEPPENの「芸能界ピアノ女王ランキング...
鬱(うつ)病

脳科学と人工知能の可能性 / 「有意差」と統計の多元性

このブログでは様々な科学者や専門家、当事者を含む記事や動画を紹介しつつ、心・精神というものを多角的に考察していますが、過去であれ現在であれ、一部の突出した天才や感性の豊かな人の、「個人のみの直感・経験」などに頼るだけではその全体像もメカニズ...
認知科学

病は気から? 季節の変化と環境の変化(春) 

春らしくなってきましたが、突然暖かくなったり強風が吹いたり寒さが戻ったり、三寒四温でまだ不安定ですね。 さて話は変りますが、「暖かくなると○○が出てくる、○○が増える」とか何とか言いますが、実際はどうなんでしょうか? ⇒ 「春になると変態が...
心理学総合

自己評価の多元性  悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ

知能には様々なものがある、というのは過去にも何度かテーマにして書いてはきましたので、今回はその角度からではなく、悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ、という角度からこれを考察してみました。「うつ病や不安神経症と高い知能に関連性があることが示唆...
心理学総合

「正しさ」の多元性  言語・文法と能動態・受動態・中動態

今回は「正しさ」というものの多元性がテーマで、言語と文法からの視点をメインに、そして「能動態・受動態・中動態」に関して考察しています。 「能動では、動詞が主語から出発して、主語の外で完遂する過程を指し示している。これに対立する態である中動で...
社会心理学・社会学・人類学

「正しい人」の暴力性とルサンチマンの多元性

「ルサンチマンの多元性」をテーマに2回に分けて書いています。今回は主にヒトの「攻撃欲動」をニーチェ・フロイトと社会学と脳科学によって複合的に考察しています。 世界最大の悪は、ごく平凡な人間が行う悪です。そんな人には動機もなく、信念も邪心も悪...
心理学総合

音と身体と心・精神への作用  能力・成功の多元性と関係性

今回はそして今回はポジティブな要素の生かし方・使い方がメインのテーマです。最初は「音と身体と心・精神への作用」、続いて「能力・成功の多元性と関係性」の順で書いています。後、「失敗」や「脱線」の脳科学的・心理学的なメカニズムの一部も補足として...
一般ニュース・ささやかな日常

サイエンスの進歩・創造性・可能性と原因志向と目的志向

「一般ニュース」「心・精神の病に関する最新研究」のカテゴリー記事の紹介です。昨年の大村智・北里大特別栄誉教授に続き、今年もノーベル医学生理学賞を日本人が受賞しました。そして「ノーベル物理学賞」では数学の「トポロジー」という概念を利用して、物...
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