心・精神の病気と健康の心理学

心理学総合

心の苦しみや病気の本質は「霊障」や「生霊」のせい? 

たまに霊能者などがうつ病は「霊障」だと語ったり、統合失調症や先天性の病気などが「霊障や生霊の仕業だ」と言うのを耳にしますね。 このブログはオカルトブログではありませんが、今日は霊障や生霊についてのテーマで書いてみました。 キッカケとなったの...
パーソナリティ(人格)障害

人格障害という言葉への疑問   精神医学的・心理学的な概念の拡大解釈

「人格障害(パーソナリティ障害)」という言葉はかなり強い響きがありますし、精神医学的な概念が拡大解釈されて、「多少言動がおかしかしい」というだけで人を精神病扱いするなら、それは別の問題を引き起こすでしょう。 当ブログのスタンスは、精神医学・...
パーソナリティ(人格)障害

境界性パーソナリティ障害(ボーダー)とアダルトチルドレン

境界性パーソナリティ障害の「境界」(ボーダーライン)とは、「神経症」と「統合失調症」の境界という意味があるそうですが、 「統合失調症」が脳の機能異常から起きてくる障害であるのに対して、境界性パーソナリティ障害というのは親子関係・家族関係のア...
パーソナリティ(人格)障害

妄想性パーソナリティー障害(PPD)とは?

妄想性パーソナリティ障害(PPD)ってどんな人格障害?っていえば、簡潔にまとめると、以下のような傾向の人の事ですね。 『 警戒心、猜疑心が強くて自分の周りの出来事・言動を悪意的に解釈、あるいは被害妄想的に解釈しやすい。他人に強い不信感を持っ...
統合失調症

統合失調症と解離性同一性障害の類似点と違い

まず先に、信頼できる医学情報を無償で公開している外部サイト「MSD Manual」 より「統合失調症」と「解離性同一症」のページを紹介します。 「MSD Manual」は「医師・医学生向きのプロフェッショナル版」のページと家庭版(一般向け)...
病的な精神世界・オカルト検証

統合失調症「的」人々 – 世界の悪意と病的な被害妄想を加速させる3つの罠

※ 私は精神世界・宗教などを完全否定するわけではなく、感性的な真実が本質的には一部存在しているとも感じています。 ですが私がこれらの世界から一定の距離を置いている理由は、精神世界・オカルト情報・陰謀論などには本来の精神性、宗教性、徳のある方...
心・精神の病気と健康の心理学

統合失調症 – 症状と診断基準

統合失調症の病型には、 妄想型     解体型     緊張型     鑑別不能型     残遺型という病型があります。統合失調症の症状を大きく分けると、「陽性症状」と「陰性症状」とに分けられます。  陽性症状 「今までは見られなかった異常...
統合失調症

統合失調症とは何か?  霊的な現象の正常・異常の境界

part1では、精神医学の基準や定義の曖昧さに関して、 そしてもうひとつは、精神医学的な概念で公正に判断するならば「同じ症状」であるのに、権威や社会的役割として公的に認められているものならば病気とは言わず、個人のオカルト的現象や新興宗教的な...
統合失調症

統合失調症とは何か? 目に見えないものが見えるなら病気?

統合失調症とは何か?というこのテーマですが、『統合失調症「的」なもの』を含めて考察しているため、複数回にわけて書く事にしました。 今日は統合失調症の特徴である、幻覚や幻聴などの体験のほかに、神や霊が見えたり神秘的なものを見たりするといった現...
統合失調症

正気と狂気の境とは何?

今回のテーマは「統合失調症 - 病の定義と治療の在り方についての疑問」のパート2です。必ずしも「統合失調症」に限らない話で、精神医療・医学と組織運営・システムへの疑問のひとつです。 前回⇒ 統合失調症 - 病の定義と治療の在り方についての疑...