心・精神の病気と健康の心理学

心理学総合

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響の心理学的な分析の前に 

禅・瞑想の精神・肉体への効果・影響を心理学的に分析・考察するとどうなるか?それが今回からしばらく書き続ける予定のテーマです。 このテーマを数回に分けて書いていきますが、今日はこのテーマに入る前に「宗教的な概念を含んでいるもの」との関わり方で...
鬱(うつ)病

女性のうつ 産後うつ マタニティーブルーズ 

マタニティーブルーズ マタニティーブルーズは出産後の女性の約40%に起きるもので、出産後2日~1週間以内に起きる現象で、これは「うつ的」な症状ではあるのですが、本当のうつ病というわけではありません。 ホルモンバランスの大きな変動による一過性...
鬱(うつ)病

女性のうつ 月経前不快気分障害  (PMDO)  

「うつ」というと、大ヒットした「ツレがうつになりまして」のイメージもあるのか、男性が「死にたい、僕なんて..」という状態になってるというイメージが、健康な一般人のイメージとしては強いような気がしますが、 統計ではうつは女性の方が何倍も多いん...
鬱(うつ)病

うつになりやすい性格 思考タイプ - 病前性格と認知療法 –

うつ・気分変調症などになりやすいタイプの性格・気質があります。それを「病前性格」といいますが、元々のその人の性格・気質あるいは家庭環境などで形成された性格傾向にアプローチすることで、病気になりやすい性格傾向を治していこうというのが「認知療法...
鬱(うつ)病

鬱(うつ)病 – 薬 『抗うつ薬の危険性』 

SSRIとSNRIは最近もっともよく使用されている抗うつ薬における第一選択薬ですが、様々な問題が指摘されている薬でもありますね。以前テレビや雑誌などでも色々と話題になりましたね。 以下は精神科医の松崎朝樹 氏による抗うつ薬の副作用についての...
鬱(うつ)病

『抗うつ薬の効果』 – 抗うつ剤が効かない ・ 長期に治らないうつ

タフツ医療センター精神医学教室教授のナシア・ガミーさんの著作「気分 障害ハンドブック」を参考に幾つかを以下にピックアップ紹介。 『うつ状態なら全て抗うつ薬が効くわけではない。』『抗うつ薬と呼んでいるそれを正確に言い直すなら「原発性単極性うつ...
心理学総合

心の苦しみや病気の本質は「霊障」や「生霊」のせい? 

たまに霊能者などがうつ病は「霊障」だと語ったり、統合失調症や先天性の病気などが「霊障や生霊の仕業だ」と言うのを耳にしますね。 このブログはオカルトブログではありませんが、今日は霊障や生霊についてのテーマで書いてみました。 キッカケとなったの...
パーソナリティ(人格)障害

人格障害という言葉への疑問   精神医学的・心理学的な概念の拡大解釈

「人格障害(パーソナリティ障害)」という言葉はかなり強い響きがありますし、精神医学的な概念が拡大解釈されて、「多少言動がおかしかしい」というだけで人を精神病扱いするなら、それは別の問題を引き起こすでしょう。 当ブログのスタンスは、精神医学・...
パーソナリティ(人格)障害

境界性パーソナリティ障害(ボーダー)とアダルトチルドレン

境界性パーソナリティ障害の「境界」(ボーダーライン)とは、「神経症」と「統合失調症」の境界という意味があるそうですが、 「統合失調症」が脳の機能異常から起きてくる障害であるのに対して、境界性パーソナリティ障害というのは親子関係・家族関係のア...
パーソナリティ(人格)障害

妄想性パーソナリティー障害(PPD)とは?

妄想性パーソナリティ障害(PPD)ってどんな人格障害?っていえば、簡潔にまとめると、以下のような傾向の人の事ですね。 『 警戒心、猜疑心が強くて自分の周りの出来事・言動を悪意的に解釈、あるいは被害妄想的に解釈しやすい。他人に強い不信感を持っ...