「病的な精神世界」のカテゴリー記事の更新です。今回、心理学者Xは「霊能者w」によるリーディング(宇宙存在「ポコ」のメッセージ)を分析することになった。※この記事はフィクション&パロディ形式の皮肉&ブラックユーモアを含みます。
まず「霊能者w」が「絶対に笑ってはいけない」と言った後、以下の スピ的な内容を書いた紙切れを私に見せた。
絶対に笑ってはいけない「宇宙人と前世」版
前世 1:「イボガエル型金星人」
前世 2:「ウリエル 蟹座のミスターX」
前世 3:「ケンタウロスα星人 サル型」
前世 4:「アルタイル星人 猫娘」
前世 5:「ゼータ星人 ゴジラ型」
前世 6:「シリウス系 オロチ型」
う~ん、煩悩を超えたといわれるお釈迦様でも、ピクッとかすかに笑って罰金とられそうなほどの馬鹿さ加減である。私は耐えきれず思わず吹き出しましたのでもちろん罰金。
さて、意味不明な前置きはこのくらいにして、今、「出家」というキーワードが熱いです。(まぁ一過性の線香花火でしょうが。)そこで今回、霊能者wにこの「出家」という現象のリーディングをお願いしました。
おっ来ました、以下のように宇宙存在「ポコ」は語ってます。
ここから語られることは人間の言葉ではないぞよ、全て宇宙存在「ポコ」の霊的なコトバなり。
うーん、あれが出家?あれはただの転職。この妄想教団はウソと自慢と自称と態度だけは大きい大きい、が実際は愛も知恵もセンスも能力も心も器も小さい小さい。「自称即自傷」の愚ナリ。
政治にしても芸能にしても、人の心を理解出来ない輩に何の結果が出せるでしょうか?理解力がないだけでなく技術もなくセンスもなく、しかも一番大事な「学ぶ気持ち・努力の姿勢」がない。
だから小手先で色々やるが、そんな底の浅いもので人は動かせないし、そんなやり方は簡単に見抜かれて人々に不快感しか与えない。未だにそれで騙せる、逃げ切れると信じているが、もう無駄。
高次元とか言う前に三次元ですら理解も出来ていないし、三次元ですら何の結果も出せない人間に、高次元とか何とか理論だけ持ち出してもそんなのお笑い草。
このように宇宙存在「ポコ」は誰にもわかる言葉で語られました。
ところで宇宙存在ポコが元二世&元信者たちの気持ちを「替え歌」に込めたものがあるから発表したい、と言ってますので以下に紹介します。
歌うのは宇宙存在ポコが呼び出した「ジョンレノンの霊」らしいです。(※ ジョンレノンが日本語堪能?こんな曲知っているのか?って、いやいやこれは霊の世界の話しなのでご了承ください。)
◇「オラ脱会さするだ~」(多分、「オラ東京さいぐだ」の替え歌 )
1.政治ダメ、芸能ダメ、学校やっても許可出ねぇ センスねぇ、能力ねぇ、本も信者が買いとるだけ、オラこんな
教祖いやだ~ オラこんな法いやだ~ さっさと脱会するだ~ 脱会したなら 組織の真実 「全部、言っちゃうだ~」
2.霊力ねぇ、法力ねぇ、やればやるほど不幸だけ 人徳ねぇ、節操もねぇ、ついには頭もクールクル、オラこんな教祖いやだ~ オラこんな法いやだ~ さっさと脱会するだ~ 脱会したなら 悪魔上等 「全部、言っちゃうだ~」
◇「異常人 ♪」
(多分、「異邦人」の替え歌 )
信者達は 自称ブッダに 洗脳されて 思い付きの 霊言に 心を掴まれてる その姿は 昨日までの何も知らない私 爬虫類 宇宙人 出て来ると 信じていた
自称の神たちと 触れ合う 説法会 予言に前世 当てにならん 自称の世界 私にとって アナタただの 惨めなオ・ト・ナ ちょっと 自称して みただけの 異常人
◇「とんま」NEW!
(多分、「とんぼ」の替え歌 )
コツコツと支部活動に励む 足音を 踏みしめるたびに 俺は「光」で 在り続けたい そう祈った 裏腹な心たちが見えて やりきれない夜を数え 逃れられない嘘の中で 今日も悟ったふりをする
死にたいくらいに憧れた 真実・悟り・成功 薄っぺらの幸せ教 アホへアホへ向かった ざらついた大人の真実を知ると ねじふせられた中二病が 今ごろになって やけに骨身にしみる
ああ 幸せの とんまよ どこへ お前は どこへ 飛んで行く ああ 幸せの とんまが ほら 舌を出して 狂ってらあ
三次元の方は拍手をお願いします。
宇宙存在ポコに「どうしてカルト教祖は謝罪も辞退も出来ない精神状態になるのか」を聞いてみました。
ただただ傲慢で一番で在りたいだけのお子ちゃまが、引くに引けなくなって今更何をやってももう遅いし遅すぎるわけ。実は「何をやってももう無駄」ってことを彼等は無意識では知ってる、
だからますます強迫観念的な「逃げと攻撃」のための自己防衛・自己正当化の言動になるが、どんな計算しても無駄。
では彼等はどうすればいんでしょうか?と宇宙存在ポコに聞く。
「自主解散」だね。その前に頭を下げて「ボクは間違ってました、ブッタとか神とかいって多くの人々を騙し惑わし人生を壊し不幸にさせてすいませんでした〜」と本気で魂から謝ること、
それ以外に本当の人生の再スタートはない。
でも今のままを続けるのであれば、多くの人々からの心からの嘲笑と侮蔑しか生まれないだろう。
宇宙存在ポコってきついねぇ、でも良薬は口に苦し、 かもね、
心理学者Xの分析
ではここからは、霊能者wのリーディングと宇宙存在「ポコ」のコトバを元に、心理学者Xが分析を行う。
自称1000万人の信者とか大嘘。自称ブッダを本気で信じる者で活動的な盲信者が3千人~5千人程度くらいで、普段あまり活動しない一般信者がその10倍くらいと推測すると計3万~5万あたりでしょう。(名前だけの「見せかけの幽霊信者」はさらにその10倍くらいの数いる、と推測されます)
まぁオカルト系の「大人の中二病」が社会に沢山いてもとくに珍しい現象ではありません。こういうものは単純に知能の多元性とかの問題だけでなく、「発達段階」と「認知バイアス」、そして「周囲・社会の人々の作用」の複合的な組み合わせの多元性があって一定数出て来るわけです。
フランスのような先進国にマジョリティ側として生まれても、それでも自らの意志でイスラム国に入るような少女たちがいるように、若者が何らかの失望や幻滅や激情によって、突飛な言動をすることがあるのも別に珍しいことではありません。
またカルトとブラック企業はよく似ていることは過去にも少し書いていますが、カルトがブラックを叩いても、それは「似た者同士でより酷い方がよりマシな方を責めているだけ」なんですね。
巷で話題の「(都合のいいことだけ)全部、言っちゃうね」の「自称暴露本」、あれは実際は「自爆本」ですね。
宗教活動が救いになっていないどころか「逆に不幸の原因になっている」、「心・精神の成長・成熟に全く繋がっておらず逆に精神不安定になっている」ことを自ら世間に実証する、
そんな自作自演のパラドックス、まさにオウンゴー ル、「自称即 自傷」の愚。ではここで「カルト川柳」を一句。
〇 ブラックを 責めるつもりが カルト自傷
毒親もミニカルトです。なので世の中には生まれた時からカルトでスタートし、そして成人後も別のカルトにハマる、そんな哀れな人もいます。
カルトもブラックも毒、そしてそういうものに深く関わった親もその子も、最初は純粋でも結果的には無意識に毒まみれになっていることもあります。
それは毒親の犠牲者、悪循環から抜け出せなかったタイプです。本来そのためにメンタルヘルスの情報やネットなどで「体験談・真実暴露の情報」を得ることに意味・意義があるわけです。
元信者たちが「全部、言っちゃうね」ってカルト組織の真の姿を赤裸々に書いています。その質と量、そして考察角度は多岐に渡り、「後世に残すべき貴重な資料」といえます。
そのような多くの元信者たちの「全部、言っちゃうね」の情報によって、様々なカルトの手口、「霊的な絶対者的人物」による搾取や人生の崩壊などの現実を「反面教師」にすることが出来ます、
「カルトにとって都合の悪い真実」、「彼等の持ってる真実、消されたくない」ので、是非、そういう元信者たちの「本人しか語れない、本当の気持ち」をネットで探し読んでいただきたい。
このような情報は現在は昔よりも多くの人々に認知されている時代にも関わらず、まだまだ騙される人がいるわけですから。
親がカルトの場合は、情報に触れる機会及び物事の立体性を理解する選択肢も少ないわけです。残念ながら毒親に毒を盛られ過ぎた子は、毒子となりやがて毒オトナになり、そしてその中の一部はカルト信者・原理主義的な宗
教に入ったり、
宗教に向かわない場合でも過激なイデオロギー系の活動家になったりする、ということも(全てではないが)一部の傾向性としてはあるわけです。
仮にカルトや過激な活動家にはならずにいても、物事をかなり偏った視野でしか見れなくなり、何かに過剰に依存したり、騙されたり、
そして成功者になったり社会組織の中で上部に上りつめていった場合でも、社会や組織に分離や不調和を生じさせたり、極端な言動によって大小の問題を生み出したりするということも、(全てではないが)一部の傾向性としてはあるわけです。
また一部のバランスのかなり悪い人であっても全ての人がそうなるわけでなく、良き人との出会いや様々な経験やキッカケで人は変わりもしますし、そうなると決まっているわけではないんです。
その途上で気づき自己修正できた人や昇華出来た人は、逆にそれをバネにして良い形で伸びていくことも多々あります。
そういうものを具体的・現実的に解決していくアプローチのひとつに心理学のアプローチがあるわけですが、問題は、そういう人々へのアプローチは専門家の仕事だけでは不十分で、多様な受け皿や血の通った働きかけが身近に必要です。
人間の心・精神がそうなっていく段階的なプロセスがあるわけで、そこに適切な支えがなさすぎるんですね。これでは生まれた環境で人生・人格が決まってしまう社会になってしまいます。
その部分を見ずに、ただ叩くか抑圧するか、という同調圧力や統制ばかりが過剰になる環境下では、そういう状況下にある人々の心は育たないどころか悪化するばかりでしょう。
日本は社会のレールからはみ出したものへのフォローが少なく、精神的なセーフティネットが機能不全です、
それどころか一見「セーフティネット」の顔をしているものが、実際は巧妙に弱者を囲い込みさらにギュウギュウに吸い上げる構図、という不毛な現実もあります。
特に若い人は心のゆらぎの振り幅が大きいわけで、それが良い方向(可能性)に向かえばいいですが、カルトなどに向かうとなるとブラック企業以上に結果は悪いでしょう。
「騙される側」から「騙す側」に向かい、他人の人生を壊しながら自身は守られた立場に身をおいて盲信者だけに崇められても、世の誰もそれを「仏とか菩薩」とは思わないでしょう、むしろ年月を重ねるほどより醜く傲慢な救いがたい存在になっていくだけです。
なので「若気の至り」で済む程度で終わればいいですね、それを願っています。
いろんな道があるけれど
さて、霊能者wのリーディング・宇宙存在「ポコ」というパロディ・フィクション形式で書いてきましたが、そして心理学者Xの長い話しも終わって、最後に私のそのままのコトバでまとめますね。
ある環境から逃げ出したものの、逃げ込んだ先がさらに地獄だった、ということは現実ではよくあることです。
借金や現実苦から逃げようとして詐欺師に騙されさらに身ぐるみ剥がれる、そんなことは世の中至る所にあるんです。そういう人々の一部もカルト組織に囲い込まれていることがあります。
私は過去にこのような人々には実際に沢山会って話もしてきましたが、盲信や束縛が晴れ解かれた後の彼等・彼女たちは、しばらくはまだ認知の混乱が見受けられ、
その次に鬱積した感情が現れ、明確に意識化され、そうしてその後それらの分離・抑圧的な状態から再統合に向かい、徐々に落ち着いてきて、その後は明らかに自然に成長していくんですね。
愚か者であればあるほど自らの行動で災難を引き寄せ、あるいはそれに他者を巻き込んだりするものですが、「盲信・洗脳状態」「硬直・束縛の状態」などの負の経験を通して、
あるいは「心の屈折」、「愚かさ」、「極端さ」などのバランス異常、それを見つめ「抜ける」「回復する」「成熟する」という過程によって、
彼等・彼女たちは少しずつ自他の心・精神、そして人間への洞察力を高めていきます。なのでたとえ今は難しい状態でも、もう絶対にダメだとあきらめない気持ち、絶対こうだと決めつけない余裕を持っていることは大事ですね、特に見守る側・支える側の人は。
それでもダメなとき、どうにもならない現実は確かにあるでしょう、ですが心の中ではどこかで可能性を信じてそう思っている、ということが大事です。
少ない実例ですが、「もうこれは無理だろうというレベルの人」が回復するのを私は何度か見届けました。時間もかかりエネルギーも凄く使いましたが、あきらめませんでした。
私もまた馬鹿なタイプだからでしょう。笑 無駄が嫌いな賢い人は、そんなのとっととあきらめて切り捨てるでしょう。
ですが、今はこう感じています。場合によっては「そこそこ順調に生きてきた普通の賢い人」よりも、そういう「愚か者」「失敗を経た人」の方が深い洞察や学びを得ていることがある、と。
「短所も長所に変えられる」、「マイナスが逆にバネになる」、でもいくらそうでも、過去にしてきたことがあまりに酷い場合は、そう簡単には世間に受け入れられません。
それだけのことをしたのだから仕方ないでしょう。それもまた自然なことです。だから「若気の至り」という程度・範囲で済むならそれがいいね、と思います。
失敗は「理性でコントロールできない制御不能状態」で起きてしまうこともありますが、あなたがやってきたことは他でもないあなた自身がやったこと、には変わりません。
なので世間や社会や政治を責める前にまず「自分自身」が先、他人を責める前に目の前にある「自分の現実」に取り組むことが大事でしょう。
「誰誰のせいでこうなった」とそうやってるばかりでは、「自分」の現実に向けるエネルギー・時間が分散し続けます。また似たような人たちと「同病相哀れむ」だけでは前に進めません。自己防衛意識だけではずっとそのまま似た者同士でしょう。
そして失敗しても、「ゼロからひとつひとつやり直す」「災い転じて福となす」、そういう気持ちであれば、どんな経験・立ち位置からも人は何かを学べるし進んでいけるもんだと思いますね。
いろんな道
回り道、一本道、逃げ道、けもの道..色々な道があるけれど 愚か者の道は それを超えてゆくなら ハートを深める道
賢者の道は知性を磨く道 行者の道は意識を変容する道 聖者の道は 意識の根源に戻る道 盲信の道は行き止まりの道 キチガイの道は破滅の道
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