感性と理性

心理学総合

「身体の心と記憶」を科学する  デカルトと「群魂」の矛盾

「身体の心」の科学編です。今日は「身体の心」を主に科学で見ていきますね。(明日は感性編を予定しており、「身体の心」を感性で見ていきます。)今から二十年ほど前に、「生物の心と体」という本を読みました。(※私の記憶に間違いがなければこのタイトル...
管理人から読者様へ

言葉・理屈・科学だけでは心は育たない

当ブログは科学と感性で人、心・精神を立体的に見ていくブログです。普段人と話すときに、このブログで書いているような科学的な考察や心理学の話は基本的に一切しません。私にとっての日常は、感性で肌で感じる全体性としての世界だからです。私は理系の方が...
「虚無を生むもの」と自我の病理

発達心理学 子から老後へ向けての自己実現  情動・感情のメカニズム

自我同一性(アイデンティティ)という心理学的な概念は、E.H.エリクソンが提唱したもので、以下のE.H.エリクソンの段階的な発達理論の図はとても有名です。E.H.エリクソンの「人の発達課題」はフロイトの精神分析である「性的発達理論」に社会的...
心理学総合

子供たちと大人の世界の矛盾  死んだ学びと生きた学び  

無意識と意識の関係part1では、無意識(潜在ポテンシャル)を育てることと、顕在意識の役割の違いを、アスリートとカメラマンのある話をたとえにシンプルに書きました。今日は東北大震災に見る、人々の無意識への影響から、このテーマをシンプルに見つめ...
ユング-無意識と深層心理

子供の無意識の成長  「不幸にする親」が無垢な愛情を歪ませる過程

親子の無意識の転写のテーマ、今日はダン・ニューハースを参考にしながら、アダルトチルドレンと家族の役割がどうして生じてくるのか?その無意識の動きを含めて見ていきたいと思います。受動意識仮説でもそうですが、心身というのは顕在意識からの指令でトッ...
心理学総合

「悟り」と「自己統合・自己実現」の違い   近代合理主義社会の難点とパラドックス

「自己統合・自己実現」というのが「道徳教育」と矛盾するのは、「意識と無意識の関係」を脳科学・深層心理学で説明したことでも明らかなように、自己実現するためには、その人の持つ固有の能力・適正が発現し育まれなくてはいけませんが、それは顕在意識だけ...
心理学総合

ミラーニューロン・受動意識仮説とクオリア・顕在意識と無意識の関係  

無意識の転写のミラーニューロンや2・6・2の法則などの個別のテーマは予定よりも随分と遅れていますが、出来るだけ多角的に「無意識」というものを考察・分析していきたいので、このテーマは来週も引き続き書いていきます。今日はミラーニューロンpart...
心理学総合

深層心理学と脳科学と東洋の感性的アプローチから見た「意識とその内奥にあるもの」

深層心理学との対比表の補足説明今回は、形而上的な領域・思想的なテーマを主に感性アプローチで考察しています。まず深層心理学の意識の構造として、顕在意識・潜在意識(個人的無意識)・無意識(集合的無意識)・遺伝的素因(先天的無意識)に分けています...
家族の心理学

子供の心を育てるのは親 「トラウマ」はどこにある? 

先週から無意識の領域の特徴について記事を書いてきましたが、今週からようやく「無意識の転写」のメカニズムの個々の現象をテーマにします。今日は脳科学的に見たトラウマを主なテーマとします。先週も書いたように、無意識は様々な内外の情報を感受していま...
心理学総合

スピリチュアルのウソ – 思い込みの心理操作

今日もスピリチュアルのウソがテーマで、昨日は「霊的な体験が本当に内的に生じて自己肥大している人」の錯覚のメカニズムと無意識の特徴・性質がテーマでした。⇒ スピリチュアルのウソpart1今日は「心理操作を半無意識的に、あるいは意識的に多用して...
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