感性と理性

「虚無を生むもの」と自我の病理

発達心理学 子から老後へ向けての自己実現  情動・感情のメカニズム

自我同一性(アイデンティティ)という心理学的な概念は、E.H.エリクソンが提唱したもので、以下のE.H.エリクソンの段階的な発達理論の図はとても有名です。E.H.エリクソンの「人の発達課題」はフロイトの精神分析である「性的発達理論」に社会的...
家族の心理学

子供たちと大人の世界の矛盾  死んだ学びと生きた学び  

無意識と意識の関係part1では、無意識(潜在ポテンシャル)を育てることと、顕在意識の役割の違いを、アスリートとカメラマンのある話をたとえにシンプルに書きました。 今日は東北大震災に見る、人々の無意識への影響から、このテーマをシンプルに見つ...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

子供の無意識の成長  「不幸にする親」が無垢な愛情を歪ませる過程

親子の無意識の転写のテーマ、今日はダン・ニューハースを参考にしながら、アダルトチルドレンと家族の役割がどうして生じてくるのか?その無意識の動きを含めて見ていきたいと思います。 受動意識仮説でもそうですが、心身というのは顕在意識からの指令でト...
心理学総合

「悟り」と「自己統合・自己実現」の違い   近代合理主義社会の難点とパラドックス

「自己統合・自己実現」というのが「道徳教育」と矛盾するのは、「意識と無意識の関係」を脳科学・深層心理学で説明したことでも明らかなように、 自己実現するためには、その人の持つ固有の能力・適正が発現し育まれなくてはいけませんが、それは顕在意識だ...
心理学総合

ミラーニューロン・受動意識仮説とクオリア・顕在意識と無意識の関係  

無意識の転写のミラーニューロンや2・6・2の法則などの個別のテーマは予定よりも随分と遅れていますが、出来るだけ多角的に「無意識」というものを考察・分析していきたいので、このテーマは来週も引き続き書いていきます。 今日はミラーニューロンpar...
ユング-無意識と深層心理

深層心理学と脳科学と東洋の感性的アプローチから見た「意識とその内奥にあるもの」

深層心理学との対比表の補足説明 今回は、形而上的な領域・思想的なテーマを主に感性アプローチで考察しています。 まず深層心理学の意識の構造として、顕在意識・潜在意識(個人的無意識)・無意識(集合的無意識)・遺伝的素因(先天的無意識)に分けてい...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

子供の心を育てるのは親 「トラウマ」はどこにある? 

先週から無意識の領域の特徴について記事を書いてきましたが、今週からようやく「無意識の転写」のメカニズムの個々の現象をテーマにします。今日は脳科学的に見たトラウマを主なテーマとします。 先週も書いたように、無意識は様々な内外の情報を感受してい...
心理学総合

スピリチュアルのウソ – 思い込みの心理操作

今日もスピリチュアルのウソがテーマで、昨日は「霊的な体験が本当に内的に生じて自己肥大している人」の錯覚のメカニズムと無意識の特徴・性質がテーマでした。 ⇒ スピリチュアルのウソpart1 今日は「心理操作を半無意識的に、あるいは意識的に多用...
心理学総合

スピリチュアルのウソとホント 無意識でヒトは世界・大自然と繋がっている

無意識の領域というのは実際に以心伝心が頻繁に起きています。無意識は瞬時に伝わったり転写されたりするのです。 このことに関してはまた来週以降に詳しく書く予定です。スピリチュアルのウソとホントに関しての記事は、紹介動画の後に続けて書いています。...
心理学総合

無意識の的確さと顕在意識のミス  「直感で動くサル」対「考えて動く人間」 

無意識の転写part4です。今日は無意識の特徴の理解の補足として、「無意識の的確さ」と「顕在意識のミス」が記事のテーマです。今日は生物学的なアプローチで動画を参考にみていきます。 ヒトがサルに「判断」で負けることもあるんですね。サルと人は殆...