現代社会

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排除アート化した「漂白化された社会」

障害を個人の問題として捉える「医学モデル」に対し、社会モデルは障害を社会的な文脈で理解しますが、社会の要請する能力の基準・バランスに達していないゆえに「生きづらさが(困難)」が生じ、そのレベルが「障害」といえるほどのレベルのため○○障害だと...
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似て非なる光が総取りする領域では光も影も見えにくくなる

「氷河期」って一枚岩ではないんですね。団塊世代と比べると遥かにバラバラで、「俺たち氷河期」みたいに一括りには出来なくなった世代でしょう。「それなりに上手くいった氷河期世代の成功者バイアス」は、「完全に見捨てられた側の氷河期世代」には何の意味...
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「心の中の百条委員会」とグレーゾーン

よく「営業」の人で「嫌な感じの接客」をする人がいますが、「この接客の仕方では客が離れていくよね」というよくあるアレですが、「他者の嫌な接客」は見えても「自分のそれ」は見えていない、っていうのはごくありふれたものにもかかわらず、見落とされるこ...
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「余剰」の喪失と「高級な嘘」

ジョセフ・ヒース 氏みたいな「言語性知能及び言語化の達人」は、ボクシングでいえばベンジャミン・ウィテカーみたいな磨き抜かれた技とセンスを感じます。ベンジャミン・ウィテカー最高です♪「余剰」の喪失と「高級な嘘」「推し活」という囲い込みの力学は...
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ストゥルトゥス~自己への配慮~「真理を語る主体」へ

今回のテーマは、前回の記事の補足を含んだ内容になっています。「孤独と向き合う」などと、SNS等で有名な人とかが語ることがありますが、そういう人を観察していると、「理解のある彼君」どころか、それ以上に周囲の様々な助けに支えられているとても恵ま...
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「わからなさ」をわかろうとするための霊性

デリダは、言語が現実を直接反映するものではなく、常に解釈を必要とするものであり、そして書かれた言葉(エクリチュール)が音声言語(パロール)よりも重要であると考えました。エクリチュールは、読む人によって異なる解釈が可能です。これは、テキストが...
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フランス革命とパリオリンピック

東京都知事選が何となくGANTZっぽい感じのカオスに思えたのですが、フランスのオリンピック開会式を見て、こっちの方がずっとGANTZっぽいなぁと感じました。しかしフランスのあの手の「過剰さ」って、一周回って実にありきたりで普通だなぁともおも...
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「関心領域」の多元性   

ゆらぎの幅が大きく、意外な角度から他者や物事を捉える狂人、変人、天才タイプは、「そういう見方があったのか」と面白く感じることが多いですが、フレームは誰しもが持ち、そしてフレーム同士にも権威による非対称性が生じている。闘争心が前に出過ぎる人は...
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露悪さという凡庸さ 東京都知事選と変化の兆し

まぁなんだか東京都知事選の一連の流れを見ていたら、東京はこのまま進んでいくとGANTZみたいな世界になっていくんじゃないかという感じもしなくもないですが(笑)、 カオスというか、なんとなくサイケデリックトランスな感じもしたので、関連動画を紹...
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学校化社会  言語から身体へ

前回の記事のつづき&補足です。前回から続くテーマですが、このテーマにおいて「入れ子構造、リカージョンの矛盾」とか、「パターナリズムへの反発」というのは個人的には重要なことではなく、ウエイトを置いてはいません。まぁそれは置いといて、リカージョ...
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