現代社会

犯罪心理学

佐世保高1 同級生殺害 女子生徒  事件と「猟奇性」の意識の分析

久々に犯罪心理学のテーマでの個別の事件を扱う記事を書きます。今世間で最も衝撃的事件である「佐世保高1殺害」の事件の分析と、「猟奇性」が今回のテーマです。今回のテーマは長くなるので数回に分けて書く予定です。初回は、今回の事件の報道とその後の専...
社会心理学・社会学・人類学

社会・組織が変わらない理由  集合意識と無意識が生み出す負の力

大人しくて真面目とか、学歴が高く社会的にどうだとか、そういう肩書やら「見た目的なもの」が「内的状態」=「心の姿」とはあまり関係ない、ということは、様々な事件・現実での矛盾などを立体的に見ていればよくわかることですが、社会の組織・会社が求める...
社会心理学・社会学・人類学

テロや犯罪よりもずっと身近にあって破壊的な「見えない悪」  

ロシア、北朝鮮にしても中国、韓国にしても、政府・権力のやっていることの中の「一部」はテロやカルトと何ら変わりないですね。〇 ロシアのシリア空爆、民間人死者1000人超える NGO〇 アレッポの少女バナ・アラベドさんは、各国のトップに手紙を書...
心理学総合

遺伝と個性  人間の罪悪感と共感性 

昨日は「遺伝」的なことを少し書きましたが、今日もそれに少し絡んだ話です。今日は「他の生き物を殺生すること」「生きるために殺し食べるということ」と、「人間の罪悪感と共感性」がテーマです。もう随分と過去に、あるラジオ番組でこんな読者からのハガキ...
「虚無を生むもの」と自我の病理

社会の閉塞感 「生きづらさ」の社会心理構造 

今日は「 現代社会の閉塞感・生きづらさ」をメインテーマに、それを生み出す複合的な社会心理と構造、スティグマ・強迫観念的な人生観について考察しています。「日本はとにかく国際競争力をつけ経済的・物質的に拡大成長し続けなければ駄目なんだ」という決...
鬱(うつ)病

現代のうつ 昔のうつの構造  自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係  

今日は最初に「躁的防衛」をテーマに書き、その後に続けて「自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係」、「現代のうつ 昔のうつの構造」をテーマに書いています。今回のテーマでは、 環境要因(虐待・イジメ・過剰なストレスなど)・遺伝的な要因(先天的な機...
社会心理学・社会学・人類学

ネガティブ・ポジティブな思い込みを超えて  近代社会の「自己実現」の新しい形

今日は、「うつ」に関するものと、「ネガティブ・ポジティブ」などちらの思い込みも超えて、自己実現することの二つをテーマに記事を書いています。何となく初期的な違和感を感じつつ、ある日突然ドンと現れるのが「うつ」のやっかいなところでしょう。「うつ...
心理学総合

機能不全社会での「パーソナリティ障害」を生む自我意識の形成とそのタイプ

前回の記事が長く文字量が多すぎたので、二つに分けました。この記事は前回の記事の後半部です。 前半部の記事 ⇒ パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 自己実現の多様性が少なく、「存在の様々な可能性・能力が生かされない現...
心理学総合

パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 

今日はパレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティをテーマに、社会学と心理学と精神分析による記事を書きました。パレートの法則(80:20の法則)は「経験則的なもの」であり、パレートの法則から派生したものが「2-6-2の法則」...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己肯定感と自己愛の違い  自我の脆さと「役割」への同化

今日は、「自己愛」の補足記事として「自己肯定感と自己愛の違い」をテーマを筆頭に、その他の関連テーマとして「自我形成不全のまま成人した大人」や「自我の脆さ」と「役割への同化」が生む負の作用を考察しています。「存在の肯定」が失われているとき、人...
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