現代社会

心理学総合

社会学からみた「宗教機能」  何が必要で何が害か?

以前に、自殺・犯罪・カルト問題をテーマにした記事で、社会学から考察した原因分析を行い、デュルケムやマートンのアノミー理論や、緊張理論、下位文化理論などを紹介しましたが、 今回は、社会学からみた「宗教機能」というテーマで記事を書きます。宗教・...
心理学総合

世界は悪くなったか? 統計情報から見た世界と「思いこみの暴走」  

今回は「世界の問題」をテーマにしていますが、その前に今何が世界の問題なのか?をよく知らなくてはいけません。そして次に、それぞれが今具体的にどういう状態か?、そして対策をしなければこの先どうなるのか?を知ることです。それを踏まえた上で、問題解...
心理学総合

自己と知能の発達  自我の病理を超えて 10種類の知能と可能性へ

心身の発達過程が健全で、調和した自己意識と認識能力を持っている場合、「自己肥大」は認識の拡大という意味では健康的なものです。 どんな人であれその発達過程や環境によって多少の揺らぎはあっても、過度な分離肥大化を生じさせることはそんなに観察され...
「お一人さま」心理学

時間論 と死生観  「禅」という知恵の結晶  

今日は、日本の美 日本の心 part3 で「死生観」をメインのテーマに書いていこうと思います。 part1、part2は以下のリンクよりどうぞ。 〇 日本の美 日本の心  part1 自然と季節と神道文化 〇 匠と職人の精神と文化遺産   ...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

無意識の正と負の関係性  分裂と敵対を生む「毒の源流」 

スティーブ・ジョブズやエスティ・ローダーらの天才の無意識にも「正負」が存在し、それが現象面にも正負の形で投影されています。その参考記事も紹介しています。 心・精神の病の人を馬鹿にしているような人も結構いますが、実際有能な人や天才、そして並は...
心理学総合

発達心理と進化の矛盾と錯覚      

今日は発達心理学を基準に、人間の発達や進化といわれているものが、「縦方向の一本の道」のようなものとして錯覚されている心理を考察するのと同時に、 そのような錯覚が、弱肉強食や自然淘汰のような闘争原理的な自他の相対性を生み、同時にその錯覚が自他...
心理学総合

社会問題と機能不全家族の「問題児」の無意識領域  

このブログで扱うテーマは病的なもの全般だけでなく、「健康や幸福及び自己実現に役立てる心理学」もテーマにしています。今はまだ「病的なもの」が中心です。何故ならこちらの方がより深刻で「今その状態にある多くの人々」にとって現実的テーマだと考えるか...
心理学総合

「霊的なパイプ」とは何か  ミーム・遺伝子・集合的無意識 

体感的検証シリーズのpart3です。今回は「霊的なパイプ」がテーマです。「霊的なパイプ」という表現は、このブログ読者の何割かいる精神世界系の人向けに敢えて使うわけですが、本来こういう概念を私は好んで使いません。 「霊的なパイプ」というものが...
心理学総合

匠と職人の精神と文化遺産   日本の美・日本の心

前回に引き続き「日本の美 日本の心」がテーマです。前回は主に「自然」を愛する日本人の繊細な感性とそれを支えてきた神道文化をメインに書きました。⇒ 日本の美 日本の心 part1  part2では「匠と職人の精神と文化遺産」をメインに書いてい...
犯罪心理学

犯罪心理学  犯罪・非行の構造と理論

犯罪心理学part3です。 今回も前回に引き続き「犯罪理論」を分類整理しつつ説明しています。今日は「犯罪・非行の構造」を犯罪理論と犯罪心理学での構造分析を行います。 前回の記事の後半では、犯罪を分析する際の説明水準と焦点  (分析単位)と目...