認知科学

心理学総合

「無意識」と「自我」 フロイト精神医学の限界  

今回は前回の続きともなるテーマで、「無意識」と「自我」「フロイト精神医学の限界」と、ヒトの自我と「知・情・意」に関するテーマで記事を書いています。本題に入る前に、前回書いたテーマの続きで、「生命の原始的な知・情・意」の不思議さを教えてくれる...
認知科学

脳科学の限界「脳が心を作った? 心が脳を作った?」  原始的な「知・情・意」とは? 

脳科学や心理学の科学的実験などと呼ばれるものは、真実の全体ではなく、あくまでも断片であり部分に過ぎません。それは実験者・観察者そして「実験そのもの」に条件づけられた「狭い領域内での定義」だからです。この分野に関する科学的な取り組みが無意味だ...
認知科学

行動主義心理学・認知心理学・認知科学  「科学的」と「科学」の違い  

今年からは「行動主義心理学」をブログカテゴリーに新しく追加していきますが、今回はその序章として、これまで扱ってきた「深層心理学、実験心理学、発達心理学、認知心理学・認知科学」と「行動主義心理学」の違いを整理しておきましょう。ここでまず先に、...
心理学総合

不安・嫌悪とイジメの原理  新しい科学ニュース  

前日(2014年 2月12日) TBSで「人間とは何か」の特集番組があり、「うつ」や心・精神の不調の脳内メカニズムの脳科学的な最新研究が紹介されていました。そこでの内容を見て、少し補足しておきます。記事前半で「不安」に関する新しい科学ニュー...
心理学総合

「錯覚・投影」を科学的検証  認識・感覚の思いこみ 

今回は「錯覚・投影」を科学的に検証します。視覚の錯覚に関しては前回も幾つかの実例を紹介しましたが、今回は視覚のみに限定せず、認識・感覚の錯覚のメカニズムを多角的に見てみましょう。 (前回の記事は以下リンクより)錯覚・思いこみ 騙される脳と不...
病的な精神世界・オカルト検証

「祈り・癒し」 想念と心・幸福の関係を脳科学・認知科学で検証  

以前「霊障や生霊」をテーマにした記事で「否定的な悪想念を抱くこと自体がそのまま存在ストレスである」ということを書きました。その補足記事として、脳科学と認知科学で具体的にその構造を見ていきましょう。前回の記事⇒  心の苦しみや病気の本質は「霊...
心理学総合

ミラーニューロン・受動意識仮説とクオリア・顕在意識と無意識の関係  

無意識の転写のミラーニューロンや2・6・2の法則などの個別のテーマは予定よりも随分と遅れていますが、出来るだけ多角的に「無意識」というものを考察・分析していきたいので、このテーマは来週も引き続き書いていきます。今日はミラーニューロンpart...
病的な精神世界・オカルト検証

霊的存在を脳科学と心理学で検証  神・幽霊・動物霊・妖精はどこにいる? 

「霊的存在」それは、 受け取り方次第で認識の変わる微妙なものです。いわゆる幽霊のような人間的な実体は、脳の作用で全て説明が付きますので、私がここでいう「霊的存在」というものではありません。前に書いた「幽体離脱や憑依」などの現象ように、脳の作...
認知科学

情報論的な人間精神の構造説明の矛盾  

科学者や科学的な人には、人間精神を情報論的な構造のみで説明する人もいますが、やはりどうしても矛盾が出てくるんですね。情報とその反応のみで人間が成り立っているとすると、機械論的な人間観になります。一部の科学者がそう語るのもわからないでもありま...
病的な精神世界・オカルト検証

幽体離脱・憑依・自動書記・幻覚 を脳科学と心理学で検証   

今日も「禅と瞑想の心理学的検証」です。このテーマを突き詰めていく動機・原動力は、別にオカルトが好きとか嫌いとか、そういう理由ではありません。宗教や精神世界を理解することは、心・精神の病気と健康と関連性があるだけでなく、「人間とは何か?」そし...
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