家族の心理学

アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

無意識の正と負の関係性  分裂と敵対を生む「毒の源流」 

スティーブ・ジョブズやエスティ・ローダーらの天才の無意識にも「正負」が存在し、それが現象面にも正負の形で投影されています。その参考記事も紹介しています。 心・精神の病の人を馬鹿にしているような人も結構いますが、実際有能な人や天才、そして並は...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

大人・社会のエゴが子供を歪める 

毒親と虐待、そしてその歪んだ働きかけが、本来は「善でも悪でもない無垢な子供の意識」に否定的な作用を与え、子供はアダルトチルドレンとなっていき、 その自我のアンバランスな発達によって生まれる内的な不調和はその後、無意識的に外側に投影されますが...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

毒親と毒社会のマインドコントロール  

「灯台もと暗し」ということわざがありますが、私たちは「目に見えるハッキリした対象・結果」だけに注意をひきつけられやすい生き物です。例えば「マインドコントロール」という言葉。こういうものはカルト宗教や特別な犯罪などだけで行われていると普通はそ...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

機能不全社会と機能不全家族 

機能不全社会と機能不全家族、今日は今までこのブログでよく取り上げてきたこのテーマのまとめをしたいと思います。そして健全な家族や健全な社会、調和した家族や調和した社会というものがどういうものなのか?そのシンプルな姿も書いています。 最初に「y...
「虚無を生むもの」と自我の病理

発達心理学 子から老後へ向けての自己実現  情動・感情のメカニズム

自我同一性(アイデンティティ)という心理学的な概念は、E.H.エリクソンが提唱したもので、以下のE.H.エリクソンの段階的な発達理論の図はとても有名です。E.H.エリクソンの「人の発達課題」はフロイトの精神分析である「性的発達理論」に社会的...
パーソナリティ(人格)障害

発達心理学でみたパーソナリティ障害  親・家庭の機能不全が及ぼす影響

今日は「発達心理学」という角度から、人格障害がどのようにして起こるのかをみてみましょう。 親の意識的・無意識的な働きかけのうち、子供に根深い影響を与えるのは「無意識的な負の作用」です。 そしてこの「無意識的なもの」は本質にかかわる部分であり...
家族の心理学

児童虐待は増えた? 統計の印象・錯覚  児童虐待の原因

最近やたらと児童虐待の増加が声高に叫ばれています。そして、今の若い者は未熟で適当に子供作って責任感も忍耐力もないとか、「昔の人にはあった親心というものが今はない」とか、まぁいろいろと思い思いに人々は語っています。 児童虐待する人はいつの時代...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

時の流れと人間  不完全な親子の心理学  

ここ数日は、私よりずっと若い世代の人々へ向けて書いた記事が続きましたが、若い頃に私の目に映っていた世界の姿と、今の私に映る世界の姿は、全く同じではなく、かなり違っていますね。 年を経ていく中で、いろいろな無意識の大きな変化のタイミング訪れる...
家族の心理学

子供たちと大人の世界の矛盾  死んだ学びと生きた学び  

無意識と意識の関係part1では、無意識(潜在ポテンシャル)を育てることと、顕在意識の役割の違いを、アスリートとカメラマンのある話をたとえにシンプルに書きました。 今日は東北大震災に見る、人々の無意識への影響から、このテーマをシンプルに見つ...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

子供の無意識の成長  「不幸にする親」が無垢な愛情を歪ませる過程

親子の無意識の転写のテーマ、今日はダン・ニューハースを参考にしながら、アダルトチルドレンと家族の役割がどうして生じてくるのか?その無意識の動きを含めて見ていきたいと思います。 受動意識仮説でもそうですが、心身というのは顕在意識からの指令でト...