心理学総合

似て非なる光が総取りする領域では光も影も見えにくくなる

「氷河期」って一枚岩ではないんですね。団塊世代と比べると遥かにバラバラで、「俺たち氷河期」みたいに一括りには出来なくなった世代でしょう。「それなりに上手くいった氷河期世代の成功者バイアス」は、「完全に見捨てられた側の氷河期世代」には何の意味...
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「心の中の百条委員会」とグレーゾーン

よく「営業」の人で「嫌な感じの接客」をする人がいますが、「この接客の仕方では客が離れていくよね」というよくあるアレですが、「他者の嫌な接客」は見えても「自分のそれ」は見えていない、っていうのはごくありふれたものにもかかわらず、見落とされるこ...
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三体問題  クォンタム・セルフと「制度化された時間」

「受命(じゅめい)」「随命(ずいめい)」「遭命(そうめい)」は、中国の古代思想における運命の三つの側面を表す概念です。これらは「三命説」として知られています。受命: 人の寿命を指します。生まれながらにして定められた寿命のこと。随命: 因果応...
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「余剰」の喪失と「高級な嘘」

ジョセフ・ヒース 氏みたいな「言語性知能及び言語化の達人」は、ボクシングでいえばベンジャミン・ウィテカーみたいな磨き抜かれた技とセンスを感じます。ベンジャミン・ウィテカー最高です♪「余剰」の喪失と「高級な嘘」「推し活」という囲い込みの力学は...
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アメリカ大統領選  「実」と「虚」~創造的破壊へ

トランプ当選おめでとうございます。ところで、マカクザルには「選挙に負けた候補者のほうをじっと見つめる習性がある」とのことです、今回はハリスをじっと見つめていたのでしょうか。 ⇒ なぜかサルは選挙に負けた候補者のほうをじっと見つめる習性がある...
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ストゥルトゥス~自己への配慮~「真理を語る主体」へ

今回のテーマは、前回の記事の補足を含んだ内容になっています。「孤独と向き合う」などと、SNS等で有名な人とかが語ることがありますが、そういう人を観察していると、「理解のある彼君」どころか、それ以上に周囲の様々な助けに支えられているとても恵ま...
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「わからなさ」をわかろうとするための霊性

デリダは、言語が現実を直接反映するものではなく、常に解釈を必要とするものであり、そして書かれた言葉(エクリチュール)が音声言語(パロール)よりも重要であると考えました。エクリチュールは、読む人によって異なる解釈が可能です。これは、テキストが...
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ヒトのユニークスキル  呪術とリュトモス

マックス・ウェーバーの「価値自由」と「教壇禁欲」は、学問における重要な概念です。価値自由とは、学問的な研究や教育において、研究者や教育者が自分の価値観や信念を持ち込まず、客観的かつ中立的な立場を保つことを指します。ウェーバーは、学問の目的は...
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フランス革命とパリオリンピック

東京都知事選が何となくGANTZっぽい感じのカオスに思えたのですが、フランスのオリンピック開会式を見て、こっちの方がずっとGANTZっぽいなぁと感じました。しかしフランスのあの手の「過剰さ」って、一周回って実にありきたりで普通だなぁともおも...
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「関心領域」の多元性   

ゆらぎの幅が大きく、意外な角度から他者や物事を捉える狂人、変人、天才タイプは、「そういう見方があったのか」と面白く感じることが多いですが、フレームは誰しもが持ち、そしてフレーム同士にも権威による非対称性が生じている。闘争心が前に出過ぎる人は...
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