精神医学

犯罪心理学

犯罪と心・精神の病気の関係  トラウマ回復に向けた意識の方向性 

統計をみれば、殺人事件の逮捕者の10パーセント前後が精神障害を抱えているとはいえ、それは「90パーセントは精神障害者以外による犯罪」という意味であり、 一般刑法犯に占める精神障害者の比率は0.9パーセントとなりますが、まぁ実際は精神障害者の...
病的な精神世界・オカルト検証

世間一般の知らない無意識の領域  

今日は精神科医・世間一般の知らない無意識の領域がテーマですが、これは実際には全く知られていないわけではなく「不明瞭な領域」と言う意味ですね。 そして心の表れとしての正と負の現象は、無意識レベルでは「双子の兄弟」であることをテーマに記事を書い...
鬱(うつ)病

何故この人が? 女性・男性の「うつ」と自殺の関係と家族・周囲の理解の大切さ 

昨日は科学的に「身体の心」を考察しましたが、今日は「身体の心」を感性で見てみましょう。「感性でみた身体の心」は、内容や切り口を変えて数回に分けて記事にする予定です。 今日は「うつ」という切り口から「身体の心」を見てみましょう。「うつ」は「甘...
心・精神の病に関する最新研究

心・精神の病の原因と薬の常識崩壊? 新たな研究結果  

今日は、精神病に関するアメリカの最近の研究結果のニュースを紹介します。引用紹介する記事は、アメリカの新聞、雑誌の中から神経症関連の重要な記事の翻訳サイトからの引用です。 うつや統合失調症は、先天的・後天的な様々な複合的な要因で起きてくるもの...
心理学総合

心理学・セラピー・精神医学の役割  「今咲く花」と「今枯れそうな花」 

心理学やセラピーには二つの役割・作用・効果があります。そして「今咲く花」と「今枯れそうな花」では対処が異なります。 ※ 今咲く花 = 自己実現してる人や、それなりに元気に生きている人  ※ 今枯れそうな花 = 深い苦悩の状態にあったり、心・...
鬱(うつ)病

何故、精神科医や教育者は嫌われるのか?  治す側・教える側という公的な仮面 

私は精神科医でも心理学者でもなく、様々な角度から人間を見ていこうとしているだけですが、今日のテーマは 何故、精神科医・教育者などの「一部の人」は世間で嫌われているのか?です。 先々週からの「無意識の転写」と「無意識と意識の関係」は引き続き今...
心理学総合

無視される「都合の悪い原因」  精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性  

今日は、精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性をテーマに、「組織、そして利権屋や権力」などが絡む時、そこで無視される「都合の悪い原因」というものの中のひとつを見ていきましょう。 このテーマと関係が深い以下の記事も参考にどうそ。 〇  何故...
ユング-無意識と深層心理

解離性同一性障害の定義・治療 と憑依との違い   意識と無意識の関係 

昨日に引き続きこのテーマです。昨日は主に憑依に見られる意識と無意識の解離と別人格の表出をユング心理学メインに検証しましたが、それは個人的なものの範囲を超えた解離現象の意識のメカニズムであり、一般的なものではありません。 今日はそういう非個人...
社会心理学・社会学・人類学

うつの増加の原因  信仰と経済発展とうつの関係 

うつの増加の原因とは一体何でしょうか? それは日本だけに特徴的に多い心の病でしょうか?あるいは経済発展した国に特徴的な心の病でしょうか? また、精神医学は発展し、うつの解明も昔よりは進み治療薬も進歩していると聞きますが、それならば何故、うつ...
心理学総合

ネガティブとポジティブの心理学  幸福と苦しみへの二つのアプローチ

精神科医や心理学者が病気やマイナス面を見つけるだけの専門家ならば、そこにはその先の幸福という希望がありません。もちろん深刻な病であれば「それを治すこと」が何よりの希望であり目標ではあるでしょう。 私がここで言いたいことは、それが治った後、あ...