精神医学

心理学総合

精神医学と脳科学と心理学でどこまで人間がわかる?

つまるところこのブログは、人間・生命とはどのような構造なのか?というところまで探っていく、行ける所まで行く、そういう巨大なテーマを扱うものなんですね。 当ブログは今年五月から立ち上げたので、まだ一か月も経っていません。今のところ記事の内容は...
鬱(うつ)病

女性のうつ 月経前不快気分障害  (PMDO)  

「うつ」というと、大ヒットした「ツレがうつになりまして」のイメージもあるのか、男性が「死にたい、僕なんて..」という状態になってるというイメージが、健康な一般人のイメージとしては強いような気がしますが、 統計ではうつは女性の方が何倍も多いん...
鬱(うつ)病

鬱(うつ)病 – 薬 『抗うつ薬の危険性』 

SSRIとSNRIは最近もっともよく使用されている抗うつ薬における第一選択薬ですが、様々な問題が指摘されている薬でもありますね。以前テレビや雑誌などでも色々と話題になりましたね。 以下は精神科医の松崎朝樹 氏による抗うつ薬の副作用についての...
鬱(うつ)病

『抗うつ薬の効果』 – 抗うつ剤が効かない ・ 長期に治らないうつ

タフツ医療センター精神医学教室教授のナシア・ガミーさんの著作「気分 障害ハンドブック」を参考に幾つかを以下にピックアップ紹介。 『うつ状態なら全て抗うつ薬が効くわけではない。』『抗うつ薬と呼んでいるそれを正確に言い直すなら「原発性単極性うつ...
心理学総合

「社交的 内向的」・「美徳 健全」の文化的相違

人格障害という言葉への疑問 part2です。 人格障害(パーソナリティ障害)の基準というのは、もともと精神医学というものを発展させてきた西洋人による人間精神の障害基準であり、心理学的な概念にしてもそうです。 東洋的な人間観というものは、西洋...
パーソナリティ(人格)障害

人格障害という言葉への疑問   精神医学的・心理学的な概念の拡大解釈

「人格障害(パーソナリティ障害)」という言葉はかなり強い響きがありますし、精神医学的な概念が拡大解釈されて、「多少言動がおかしかしい」というだけで人を精神病扱いするなら、それは別の問題を引き起こすでしょう。 当ブログのスタンスは、精神医学・...
パーソナリティ(人格)障害

妄想性パーソナリティー障害(PPD)とは?

妄想性パーソナリティ障害(PPD)ってどんな人格障害?っていえば、簡潔にまとめると、以下のような傾向の人の事ですね。 『 警戒心、猜疑心が強くて自分の周りの出来事・言動を悪意的に解釈、あるいは被害妄想的に解釈しやすい。他人に強い不信感を持っ...
統合失調症

統合失調症と解離性同一性障害の類似点と違い

まず先に、信頼できる医学情報を無償で公開している外部サイト「MSD Manual」 より「統合失調症」と「解離性同一症」のページを紹介します。 「MSD Manual」は「医師・医学生向きのプロフェッショナル版」のページと家庭版(一般向け)...
病的な精神世界・オカルト検証

統合失調症「的」人々 – 世界の悪意と病的な被害妄想を加速させる3つの罠

※ 私は精神世界・宗教などを完全否定するわけではなく、感性的な真実が本質的には一部存在しているとも感じています。 ですが私がこれらの世界から一定の距離を置いている理由は、精神世界・オカルト情報・陰謀論などには本来の精神性、宗教性、徳のある方...
心・精神の病気と健康の心理学

統合失調症 – 症状と診断基準

統合失調症の病型には、 妄想型     解体型     緊張型     鑑別不能型     残遺型という病型があります。統合失調症の症状を大きく分けると、「陽性症状」と「陰性症状」とに分けられます。  陽性症状 「今までは見られなかった異常...