感性と理性

心理学総合

狂人とは理性を失った人ではない狂人とは理性以外のあらゆるものを失った人である

この記事も昨年下書きだったままのものに追加の編集・更新をしたものです。 この記事の長いタイトル「狂人とは理性を失った人ではない 狂人とは理性以外のあらゆるものを失った人である」はギルバート・キース・チェスタトンの言葉ですが、 狂気にせよ正常...
心・精神の病に関する最新研究

病は気から? 季節の変化と環境の変化(春) 

春らしくなってきましたが、突然暖かくなったり強風が吹いたり寒さが戻ったり、三寒四温でまだ不安定ですね。  さて話は変りますが、「暖かくなると○○が出てくる、○○が増える」とか何とか言いますが、実際はどうなんでしょうか? ⇒ 「春になると変態...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

自己評価の多元性  悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ

知能には様々なものがある、というのは過去にも何度かテーマにして書いてはきましたので、今回はその角度からではなく、悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ、という角度からこれを考察してみました。 「うつ病や不安神経症と高い知能に関連性があることが示...
社会心理学・社会学・人類学

「正しい人」の暴力性とルサンチマンの多元性

「ルサンチマンの多元性」をテーマに2回に分けて書いています。今回は主にヒトの「攻撃欲動」をニーチェ・フロイトと社会学と脳科学によって複合的に考察しています。  世界最大の悪は、ごく平凡な人間が行う悪です。そんな人には動機もなく、信念も邪心も...
ユング-無意識と深層心理

熱力と静力 強さの多元性と「あたりまえのこと」

今回は「成功哲学・自己実現」のカテゴリーをメインに、そして村田諒太選手を実例として記事を書いています。途中、政治やカルトのことも少しだけ含んでいます。前回のテーマ「思考から行動へ」の補足の意味合いもあります。 〇 前回の記事 ⇒ 音と身体と...
心理学総合

創造性と相互補完関係   

日本人の創造性 去年、九州で大震災が起きた後、熊本の各所を訪れ、阿蘇の近くの小さな町の神社に立寄ったときに、偶然、 2015年にノーベル賞を受賞した大村智先生の言葉が書かれてあるのを目にし写真を撮りました。 流石「自然が答えを持っている」と...
心理学総合

モラハラとポリコレ  マジョリティ 対 マイノリティとノイジーマイノリティ

人格障害のマニピュレーション(心理的操作)と、「幼子などに見られるクレーン現象」が共に「他者を操作する」ことは同じでも本質的には全く違うものであるように、「似て非なるもの」というのは多いですね。 今回は、「マイノリティ」がメインテーマですが...
一般ニュース・ささやかな日常

直感と分析  集合意識の解離とボトムアップ型の社会変動

トランプ当選おめでとう。(形式的表現です。笑) 欧州連合(EU)離脱といい、世界はどんどん世論調査とか一般論・常識的な思考分析が外れるケースが増加していますね。 これは政治だけでなく、気象の変化・自然災害を含め、個の犯罪などもそういう傾向が...
パーソナリティ(人格)障害

交流分析からみた自我と自己愛  「感性的な昇華」と「問題解決思考」

◇ 交流分析 私の母は若い頃に交流分析をやっていた過去があります。「交流分析は目標思考であり問題思考ではない」とかいわれますが、 これは母が「目的志向」優位型で、「問題回避型」「原因志向」ではなく、まぁおそらく母は自身の心・精神のバランス異...
パーソナリティ(人格)障害

知性と感性のバランスと多元性  理屈と合理性で生身の世界・人間を切る人々 

今日は「知性」と「感性」、そして低次の防衛機制の「知性化」などをテーマに考察した記事を書いています。これは補足的な意味での記事でもあります。 「防衛機制」については過去に幾つかの記事を書いてはいますが、「知性化」の説明については以下の記事を...