人格障害

心理学総合

病的な自己愛リーダーは何故生じるか? 「心理学」・「瞑想」と「見つめること」

「病的な自己愛リーダー」は、例えばカルト教祖・過激な思想組織や独裁者、一部の権威・権力者や、あるいは個人で活動する霊能者やカリスマ的指導者や犯罪者などの中にも存在しますが、以前このテーマを「社会学」「宗教学」「深層心理学」で分析したことがあ...
心理学総合

「発達障害・愛着障害・人格障害」の違い  一次障害と二次障害 

今日も「自己愛」を含んだテーマの続きではあるのですが、今回はコフートや他の精神分析の古典的な理論考察ではなく、「発達障害・愛着障害・人格障害」の違いについての補足記事と、「一次障害と二次障害」について書いています。ここ最近の事件、名大の19...
心理学総合

防衛機制の多元性  未熟から成熟へ

この記事は、前回の記事(2015年2/8更新) が長すぎるために、前編と後編に分けて編集したものです。前編 ⇒「パーソナリティの病理の多元性」防衛機制と自己の発達防衛機制には多元性があり、その現れ方には「心の成熟度や心のタイプ」が現れていま...
心理学総合

「パーソナリティの病理の多元性」防衛機制と自己の発達        

今回は前回の記事の補足ですが、H・コフートの自己心理学やその他のアプローチに入る前に、「低次の防衛機制」を中心とした「心・精神の病理」の分析と、自己成長のために必要な「高次の防衛機制」などをテーマに記事を書いています。記事が長くなり過ぎたた...
心理学総合

自己愛性人格障害の原因と治療 フロイト「固着と退行」~コフートの「自己」

今回はてコフートの自己心理学と「自己愛性人格障害」をテーマに記事を書いていきます。「自己」や「自己愛」に関するテーマは過去にも色々な角度で書いてきましたが、近年、そしてここ最近の日本と世界の病的な心理を考察する際に、やはり「自己愛」というも...
認知科学

「現実・正常」と「幻覚・異常」の境界線とは? 

今回は前回の記事とも関連しますが、「現実・正常」と「幻覚・異常」の境界線、「病と健全、狂気と正常の境とは?」をテーマに記事を書いています。まず「現実」とは一体何でしょうか?真実とは何でしょうか?  それを非常に明確に定義する池谷裕二 氏の記...
社会心理学・社会学・人類学

「自己責任」の行き着く場所  親・子/ 教師 編

前回の続きで、「自己責任」の行き着く場所で、今回は「親・ 教師」 編です。 「自己責任」の行き着く場所 前篇 ⇒ 笹井 芳樹 氏の自殺と「互いの首を絞め合う無慈悲化する社会」親と子、古い世代と新しい世代、社会と個人、教育と教師、こういうもの...
鬱(うつ)病

現代のうつ 昔のうつの構造  自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係  

今日は最初に「躁的防衛」をテーマに書き、その後に続けて「自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係」、「現代のうつ 昔のうつの構造」をテーマに書いています。今回のテーマでは、 環境要因(虐待・イジメ・過剰なストレスなど)・遺伝的な要因(先天的な機...
心理学総合

機能不全社会での「パーソナリティ障害」を生む自我意識の形成とそのタイプ

前回の記事が長く文字量が多すぎたので、二つに分けました。この記事は前回の記事の後半部です。 前半部の記事 ⇒ パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 自己実現の多様性が少なく、「存在の様々な可能性・能力が生かされない現...
心理学総合

パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 

今日はパレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティをテーマに、社会学と心理学と精神分析による記事を書きました。パレートの法則(80:20の法則)は「経験則的なもの」であり、パレートの法則から派生したものが「2-6-2の法則」...
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