人格障害

統合失調症

「現実・正常」と「幻覚・異常」の境界線とは? 

今回は前回の記事とも関連しますが、「現実・正常」と「幻覚・異常」の境界線、「病と健全、狂気と正常の境とは?」をテーマに記事を書いています。 まず「現実」とは一体何でしょうか?真実とは何でしょうか?  それを非常に明確に定義する池谷裕二 氏の...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

「自己責任」の行き着く場所  親・子/ 教師 編

前回の続きで、「自己責任」の行き着く場所で、今回は「親・ 教師」 編です。 「自己責任」の行き着く場所 前篇  ⇒ 笹井 芳樹 氏の自殺と「互いの首を絞め合う無慈悲化する社会」 親と子、古い世代と新しい世代、社会と個人、教育と教師、こういう...
パーソナリティ(人格)障害

現代のうつ 昔のうつの構造  自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係  

今日は最初に「躁的防衛」をテーマに書き、その後に続けて「自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係」、「現代のうつ 昔のうつの構造」をテーマに書いています。 今回のテーマでは、 環境要因(虐待・イジメ・過剰なストレスなど)・遺伝的な要因(先天的な...
パーソナリティ(人格)障害

機能不全社会での「パーソナリティ障害」を生む自我意識の形成とそのタイプ

前回の記事が長く文字量が多すぎたので、二つに分けました。この記事は前回の記事の後半部です。 前半部の記事 ⇒ パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ  自己実現の多様性が少なく、「存在の様々な可能性・能力が生かされない...
パーソナリティ(人格)障害

パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 

今日はパレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティをテーマに、社会学と心理学と精神分析による記事を書きました。 パレートの法則(80:20の法則)は「経験則的なもの」であり、パレートの法則から派生したものが「2-6-2の法則...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自己肯定感と自己愛の違い  自我の脆さと「役割」への同化

今日は、「自己愛」の補足記事として「自己肯定感と自己愛の違い」をテーマを筆頭に、その他の関連テーマとして「自我形成不全のまま成人した大人」や「自我の脆さ」と「役割への同化」が生む負の作用を考察しています。 「存在の肯定」が失われているとき、...
「虚無を生むもの」と自我の病理

「自己愛」から「悟り」へ  自己愛性人格障害と思考の輪廻

「虚無を生むもの」のテーマはまだ続きます。徐々に「存在の虚無」へと近づいてきましたが、今日は「自己愛」が中心テーマでの補足記事で、自己愛性人格障害のまとめと、「自己愛から悟りへ」、「思考の輪廻」をテーマに記事を書いています。 「自己愛性人格...
「虚無を生むもの」と自我の病理

イジメの無意識的構造と「全体性から見た自我の病理」と虚無

今回は二つのテーマで書いた記事です。ひとつ目のテーマは、今まで「家族の心理学」のカテゴリーで扱ってきた「無意識の負の影響」に関する補足記事として「イジメの無意識的構造」を書き、 もう一つは「虚無を生むもの」のテーマで「全体性から見た自我の病...
「虚無を生むもの」と自我の病理

ミスティシズム(神秘主義)・ 幼児的万能感・実存的欲求不満 

幼児的万能感と神秘主義 今回は、ミスティシズム(神秘主義)・幼児的万能感と実存的欲求不満をテーマに書きます。 神秘主義とは、絶対者、神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在を、その絶対性のままに人間が自己の内面で直接に体験しようとする...
「虚無を生むもの」と自我の病理

ナルシズムと自我の病理 太宰治と三島由紀夫の自己愛性パーソナリティ

「虚無を生むもの」のテーマはまだしばらくは続きます。今回も「自我」に関する補足の記事ですが、今日は太宰治と三島由紀夫を中心に、自我の運動と自我の生む病理の構造を見てみましょう。 以下は 岸田秀 氏の「ものぐさ精神分析」 自己嫌悪の効用」より...