人格障害

「虚無を生むもの」と自我の病理

植松容疑者と無意識

最近は犯罪心理の分析からは離れていました。あまり書きたくなかったのは、このような事件を分析する際、非常に疲れるから、という理由、あと書いているだけでも凄く悲しい気持ちになる、そして「心・精神が不安定で弱っている方」にとって、このような悲惨な...
心理学総合

遺伝と環境で見る気質・性格・パーソナリティ 

今回は個人的な生物学的因子とされている「遺伝と気質」と、ビッグ5とクロニンジャーの理論をまとめ、性格・パーソナリティの差異、それぞれの特徴、関連する心・精神の病理をテーマに考察しています。また、今回の「環境」の力学に関しては、前回のテーマか...
心理学総合

内集団・外集団  ラベリング(レッテル貼り)の多元性

今回はラベリング(レッテル貼り)をテーマに「内集団・外集団」という概念、他の概念を含めてその多元性を考察し、主に「否定的作用」を中心に書いています。内集団・外集団アメリカの社会学者「ウィリアム・グラハム・サムナー」による内集団・外集団という...
心理学総合

脳科学と人間性心理学   本能・欲求と自己実現の多元性

今日は「自己実現」をテーマに、脳科学と人間性心理学の角度から考察した記事を書いていますが、これは去年の続きで補足の意味で書いたものでもあります。脳の本能医学博士・脳神経外科医の林 成之 先生によれば「脳が持つ七つの本能」というものがあり、シ...
病的な精神世界・オカルト検証

脳科学的に見た唯識   自他境界・全能感と瞑想の多元性とカルマの法則 

今週末はようやく記事をゆっくり書くための時間が取れたので、幾つかの記事を連続して更新出来そうです。今日は「禅・瞑想・マインドフルネス」の補足記事と「病的な精神世界」のカテゴリーを含んだ記事で、前半は「脳科学的に見た唯識」をテーマに、後半は「...
パーソナリティ(人格)障害

「通り魔+ソシオパス」  全体対象関係と部分対象関係

今、世間では大阪で中一の二人の少年・少女が殺害された事件が連日報道されています。とても残酷なインパクトの強い事件ですし、二人の無邪気な少年・少女たちが無残に殺されてしまった、とても悲しい事件です。この事件に関しては記事前半にサクッと本質的な...
認知科学

記憶・モニタリングと運動・情動・意欲・報酬の脳神経学的なメカニズム 

認知科学・脳科学のテーマのpart3です。part1、part2は下記リンクよりどうぞ。part1    前頭葉(認知の進化と発達  再構築される心の現実)part2   心・精神のバランス異常(視床・視床下部・大脳辺縁系・島皮質)今回は「...
病的な精神世界・オカルト検証

強迫性と精神の病と才能・能力の関係    止揚・昇華・変容        

今回は、強迫性障害や精神の病に関する負の側面ではなくて、才能や能力との関係性、あるいは止揚・昇華・変容の方法に関するものをメインのテーマとして記事を書いています。それ以外にも、「不安障害を持つ有名人や動物」、そして「IQ・CQ・EQ」に関す...
病的な精神世界・オカルト検証

世界はあなたの眼差しと共に   見失われ疎外された人の在り方  

暖かで鮮烈な日差しがまぶしい春の日が続いていますね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?私にとって春は素晴らしい心穏やかになる季節です。木々や空の変化、川や森の輝き、その光の陰影の無限の変化を見ているだけで、今ここに存在していることの奇跡を...
病的な精神世界・オカルト検証

被害妄想の強化による異常人格化と集団の「呪い」  統合失調症の治療

今日は、「平野達彦」容疑者・「集団ストーカー」などを取り上げつつ、「被害妄想と錯覚の強化による異常人格化」と『 集団の「呪い」が生み出す負の現象 』という角度から、犯罪心理と異常なパーソナリティの後天的要因を分析しています。今回は一般的な犯...
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