人格障害

パーソナリティ(人格)障害

「通り魔+ソシオパス」  全体対象関係と部分対象関係

今、世間では大阪で中一の二人の少年・少女が殺害された事件が連日報道されています。とても残酷なインパクトの強い事件ですし、二人の無邪気な少年・少女たちが無残に殺されてしまった、とても悲しい事件です。 この事件に関しては記事前半にサクッと本質的...
パーソナリティ(人格)障害

記憶・モニタリングと運動・情動・意欲・報酬の脳神経学的なメカニズム 

認知科学・脳科学のテーマのpart3です。part1、part2は下記リンクよりどうぞ。 part1    前頭葉(認知の進化と発達  再構築される心の現実) part2   心・精神のバランス異常(視床・視床下部・大脳辺縁系・島皮質) 今...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

強迫性と精神の病と才能・能力の関係    止揚・昇華・変容の方法        

今回は、強迫性障害や精神の病に関する負の側面ではなくて、 才能や能力との関係性、あるいは止揚・昇華・変容の方法に関する ものをメインのテーマとして記事を書いています。 それ以外にも、「不安障害を持つ有名人や動物」、そして「IQ・C Q・EQ...
成功哲学・自己実現・能力開発

世界はあなたの眼差しと共に   見失われ疎外された人の在り方  

暖かで鮮烈な日差しがまぶしい春の日が続いていますね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私にとって春は素晴らしい心穏やかになる季節です。木々や空の変化、川や森の輝き、その光の陰影の無限の変化を見ているだけで、今ここに存在していることの奇跡...
パーソナリティ(人格)障害

被害妄想の強化による異常人格化と集団の「呪い」  統合失調症の治療

今日は、「平野達彦」容疑者・「集団ストーカー」などを取り上げつつ、「被害妄想と錯覚の強化による異常人格化」と『 集団の「呪い」が生み出す負の現象 』という角度から、犯罪心理と異常なパーソナリティの後天的要因を分析しています。 今回は一般的な...
パーソナリティ(人格)障害

病的な自己愛リーダーは何故生じるか? 「心理学」・「瞑想」と「見つめること」

「病的な自己愛リーダー」は、例えばカルト教祖・過激な思想組織や独裁者、一部の権威・権力者や、あるいは個人で活動する霊能者やカリスマ的指導者や犯罪者などの中にも存在しますが、 以前このテーマを「社会学」「宗教学」「深層心理学」で分析したことが...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

「発達障害・愛着障害・人格障害」の違い  一次障害と二次障害 

今日も「自己愛」を含んだテーマの続きではあるのですが、今回はコフートや他の精神分析の古典的な理論考察ではなく、「発達障害・愛着障害・人格障害」の違いについての補足記事と、「一次障害と二次障害」について書いています。 ここ最近の事件、名大の1...
パーソナリティ(人格)障害

防衛機制の多元性  未熟から成熟へ

この記事は、前回の記事(2015年2/8更新) が長すぎるために、前編と後編に分けて編集したものです。 前編 ⇒「パーソナリティの病理の多元性」防衛機制と自己の発達未熟から成熟へ向かうために 防衛機制には多元性があり、その現れ方には「心の成...
パーソナリティ(人格)障害

「パーソナリティの病理の多元性」防衛機制と自己の発達  未熟から成熟へ向かうために      

今回は前回の記事の補足ですが、H・コフートの自己心理学やその他のアプローチに入る前に、「低次の防衛機制」を中心とした「心・精神の病理」の分析と、自己成長のために必要な「高次の防衛機制」などをテーマに記事を書いています。 記事が長くなり過ぎた...
パーソナリティ(人格)障害

自己愛性人格障害の原因と治療 フロイト「固着と退行」~コフートの「自己」

今回はてコフートの自己心理学と「自己愛性人格障害」をテーマに記事を書いていきます。「自己」や「自己愛」に関するテーマは過去にも色々な角度で書いてきましたが、 近年、そしてここ最近の日本と世界の病的な心理を考察する際に、やはり「自己愛」という...