心理学総合 「全て自己責任が正論」 という風潮の嘘 同調圧力という「無責任な悪意」 「全てが自己責任」というのが正論 という風潮が今の日本社会には満ちています。確かに(ある面から見れば)「自己責任」ともいえますが、ですが私がここでいう「自己責任」とは意味合いが異なります。まず、「自己責任」と「他者責任」「社会的責任」「自責... 2013.08.28 心理学総合社会心理学・社会学・人類学
心理学総合 無視される「都合の悪い原因」 精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性 今日は、精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性をテーマに、「組織、そして利権屋や権力」などが絡む時、そこで無視される「都合の悪い原因」というものの中のひとつを見ていきましょう。このテーマと関係が深い以下の記事も参考にどうそ。〇 何故、精... 2013.08.27 心理学総合犯罪心理学社会心理学・社会学・人類学
心理学総合 道徳・倫理の矛盾と科学的検証 「善悪」は多数決・力関係で決まる? まずこの「道徳」や「倫理」のテーマにおけるアンチノミー(二律背反)、そして次に「外発的な動機づけ」や、「場の力関係」で変化する『「道徳」や「倫理」とされるもの』の不確実性・相対性に関して考察しています。カントの義務論(道徳論)で言われる「道... 2013.08.24 家族の心理学心理学総合社会心理学・社会学・人類学
心理学総合 「無意識」の中身は親も子も変わらない 高齢者犯罪急増と子供の犯罪から見た無意識の構造 この20年間で65歳以上の暴力事件は50倍に急増。(高齢者の絶対数が増えていることを比較考慮しても増加傾向である)前にも高齢者の犯罪増加の記事を書きましたが、その時は少年犯罪との比較のための参考としてのデータ検証でしたので、「意識」の心理学... 2013.08.22 家族の心理学心理学総合社会心理学・社会学・人類学
社会心理学・社会学・人類学 無意識と犯罪の心理学 自己の統合へ向けて 境界性・解離・神経症の親と社会の【後編】です。⇒ 前篇 社会的成功は人格・波動・法則の必然的帰結ではない犯罪はその社会で相対的に貧しい人・劣悪な家庭環境に生まれた人に多いという統計から、貧しさや家庭環境が犯罪の原因であるかのようにいう人がよ... 2013.08.22 家族の心理学犯罪心理学社会心理学・社会学・人類学
心理学総合 万人平等・公平はあり得るのか? を心理学的に分析 今回は先に結論から書きますね。差別・同調圧力の「元」を見つめていくと、それは本質的に精神そのものを根本から変えない限りなくならないものなので、まず人間という生き物の構造上ほぼ無理・不可能と言ってもいいくらいなことなのですが、その性質を、「も... 2013.08.01 心理学総合社会心理学・社会学・人類学
社会心理学・社会学・人類学 結婚・離婚 と 夫婦と社会のバランス 結婚というのは単に男女の関係に止まるものではなくて、家族の関係そして社会との関係にまで幅広く含んだ総合的な関係だと思います。「これが絶対に最良」なんていう画一化したモデルなどはどこにもないですが、あくまでも相対的に、「この場合はこの方が成功... 2013.07.30 家族の心理学男女の心理学社会心理学・社会学・人類学
社会心理学・社会学・人類学 犯罪心理学から見た 「日本という不思議な国」 犯罪心理学という角度から日本を見ると、この国の不思議な姿・民族的な気質の特徴がよく見えてきます。 日本人の犯罪の中で殺人に関しては、身内・内縁者あるいは近しい存在に極端に偏っているという特徴的なデータがありますが、これは「日本的な殺人」の傾... 2013.07.19 犯罪心理学社会心理学・社会学・人類学
社会心理学・社会学・人類学 広島女性遺棄に見るイジメの心理 今日はコミュニティーの作る結束と排他性という心理から、広島の少女たちによる女性遺棄件に見るイジメの心理を見ていきましょう。家族・学校・友達グループ、そして企業・職場あるいはママ友などの小さな単位のコミュニティーから、地域・国など、大きな集団... 2013.07.17 犯罪心理学社会心理学・社会学・人類学
社会心理学・社会学・人類学 日本的倫理と犯罪心理学 日本はモラル低下及び犯罪が急増しているか? 日本的倫理や日本的価値観云々を言う前に、まず日本の倫理観、日本的価値観っていう何か絶対的なものがどこかにあるわけではありません。まずはそれを明確にしておきましょう。日本も時代によって倫理の基準や価値観は幾度も大きく変わって今日に至っています... 2013.07.11 犯罪心理学社会心理学・社会学・人類学