社会心理学・社会学・人類学

社会心理学・社会学・人類学

結婚・離婚 と 夫婦と社会のバランス

結婚というのは単に男女の関係に止まるものではなくて、家族の関係そして社会との関係にまで幅広く含んだ総合的な関係だと思います。「これが絶対に最良」なんていう画一化したモデルなどはどこにもないですが、あくまでも相対的に、「この場合はこの方が成功...
社会心理学・社会学・人類学

犯罪心理学から見た 「日本という不思議な国」

犯罪心理学という角度から日本を見ると、この国の不思議な姿・民族的な気質の特徴がよく見えてきます。 日本人の犯罪の中で殺人に関しては、身内・内縁者あるいは近しい存在に極端に偏っているという特徴的なデータがありますが、これは「日本的な殺人」の傾...
社会心理学・社会学・人類学

広島女性遺棄に見るイジメの心理     

今日はコミュニティーの作る結束と排他性という心理から、広島の少女たちによる女性遺棄件に見るイジメの心理を見ていきましょう。家族・学校・友達グループ、そして企業・職場あるいはママ友などの小さな単位のコミュニティーから、地域・国など、大きな集団...
社会心理学・社会学・人類学

日本的倫理と犯罪心理学  日本はモラル低下及び犯罪が急増しているか? 

日本的倫理や日本的価値観云々を言う前に、まず日本の倫理観、日本的価値観っていう何か絶対的なものがどこかにあるわけではありません。まずはそれを明確にしておきましょう。日本も時代によって倫理の基準や価値観は幾度も大きく変わって今日に至っています...
社会心理学・社会学・人類学

うつの増加の原因  信仰と経済発展とうつの関係 

うつの増加の原因とは一体何でしょうか? それは日本だけに特徴的に多い心の病でしょうか?あるいは経済発展した国に特徴的な心の病でしょうか?また、精神医学は発展し、うつの解明も昔よりは進み治療薬も進歩していると聞きますが、それならば何故、うつは...
社会心理学・社会学・人類学

変化する時代 増えている若者の「うつ」

私が十代・二十代の頃は、心身の不調の判断の際に「うつ」という選択肢は全くといっていいほどなかったですね。もちろん「うつ」という病気自体はそのずっと以前に既に精神医学的には広く知られたものだったのですが、「一般人の感覚」と言う意味で、当時の社...
心理学総合

パワハラと同調圧力の心理  一般人のネガティブな闘争原理と支配欲求

人格障害とまではいかなくても、一般人のネガティブな闘争原理と支配欲求が過剰に現れる時、それは重度の人格障害者が与える破壊的影響力を超えることはしばしばあります。そしてよく観察するならば、職場や地域社会、学校などの狭いコミュニティの中では、パ...
心理学総合

「社交的 内向的」・「美徳 健全」の文化的相違

人格障害という言葉への疑問 part2です。人格障害(パーソナリティ障害)の基準というのは、もともと精神医学というものを発展させてきた西洋人による人間精神の障害基準であり、心理学的な概念にしてもそうです。東洋的な人間観というものは、西洋的な...
心理学総合

何故心の病は増えるのか?

現代は科学技術も発展し、医学も発展し、精神・意識などの分かりにくい複雑な領域も、その構造は昔よりも解明されつつあるにもかかわらず、何故それに反比例するかのように心の病は増え続けるのでしょうか?2016/10 追加更新 -  ここから -そこ...
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