ユング-無意識と深層心理

ユング-無意識と深層心理

「私」と「他者」 調和的な統合と「咲くもの」

今回は前半で「私」と「他者」、途中に過去のテーマの補足等も挟みつつ、後半で調和的な統合と「咲くもの」をテーマに動画や論文等をいくつか紹介しつつ考察しています。 "視床の橋"によって2つの脳が物理的に融合した姉妹クリスタとタチアナは、互いの感...
ユング-無意識と深層心理

ミーム的進化  信仰の逆説と既知から未知へ

人間とか実存とかいうことは、それに関連する諸問題と合わせて、哲学の最も重要な問題であると私は考えている(九鬼周造) 今回は「ミーム的進化」がテーマの記事で、わかりやすい例としてキリスト教を中心に、他の哲学・思想を少し含めて書いています。前回...
「虚無を生むもの」と自我の病理

エビデンスの神様 直線的因果律と円環的因果律

今回は直線的因果律と円環的因果律、「見る」「聴く」の多元性で禅・瞑想のカテゴリー、無意識の領域を含んだ内容になっています。 「身体」だけではない人間という複雑な全体性を扱う時は、「わからないもの」が多くの割合を占めている。「必然性」の中を生...
ユング-無意識と深層心理

熱力と静力 強さの多元性と「あたりまえのこと」

今回は「成功哲学・自己実現」のカテゴリーをメインに、そして村田諒太選手を実例として記事を書いています。途中、政治やカルトのことも少しだけ含んでいます。前回のテーマ「思考から行動へ」の補足の意味合いもあります。 〇 前回の記事 ⇒ 音と身体と...
ユング-無意識と深層心理

「無意識」と「自我」 フロイト精神医学の限界  

今回は前回の続きともなるテーマで、「無意識」と「自我」「フロイト精神医学の限界」と、ヒトの自我と「知・情・意」に関するテーマで記事を書いています。 本題に入る前に、前回書いたテーマの続きで、「生命の原始的な知・情・意」の不思議さを教えてくれ...
ユング-無意識と深層心理

中二病とスピ・高二病 と アンチの心理 を 弁証法的に考察

「中二病・高二病・大二病・社二病」はどれも通常範囲であれば、多かれ少なかれ誰にでもあるもの(あったもの)で、全然問題ないものです。 そして通常これらは「○○病」とかいっても病気でもなんでもなく、またこういう概念は専門的に正式に用いられている...
ユング-無意識と深層心理

無意識と遺伝  ユング深層心理学 「アクティヴ・イマジネーション」

今年は新たな心理学テーマを取り組む予定ですので、ユングの心理学は今回で最終回になります。カール・グスタフ・ユングはスイスの精神科医であり、彼の深層心理学は「相反する特性をもつ立体的で多層的な意識・無意識という領域」を、類まれな感性を用いて考...
ユング-無意識と深層心理

「臨死体験」「死後の世界」「生まれ変わり」  体感的検証

25年以上、脳外科医として活躍し、 ハーバード大学で教鞭もとっていた米国の神経外科医エバン・アレキサンダー氏、彼はアメリカのベストドクターズにも選ばれた経歴も持っており、 25年以上医療の最先端で科学的に脳を研究してきた脳外科医の権威ですが...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

子供の無意識の成長  「不幸にする親」が無垢な愛情を歪ませる過程

親子の無意識の転写のテーマ、今日はダン・ニューハースを参考にしながら、アダルトチルドレンと家族の役割がどうして生じてくるのか?その無意識の動きを含めて見ていきたいと思います。 受動意識仮説でもそうですが、心身というのは顕在意識からの指令でト...
ユング-無意識と深層心理

心理学的に見たマザーテレサの心  模範を「演じる人」の仮面が作り出す闇     

「マザーテレサ」、彼女が経験した心の闇の正体はいったい何だったのでしょうか? 今日はこのテーマで、模範を「演じる」人の作り出す闇というものを心理学的に検証し突き詰めてみたいと思います。 〇 マザー・テレサは聖人ではなかった 〇 マザー・テレ...