犯罪心理学

心理学総合

思い込みと多元性 「逸脱」「犯罪」と社会

今日は再び少し小難しい内容で、社会における「逸脱」及び「犯罪」という概念に対する「思い込み」と、認識の多元性をテーマに、社会学的な視点から書いた記事です。 過去に犯罪心理学のカテゴリーでもデュルケーム、シカゴ学派、マートンなどの社会学者の理...
パーソナリティ(人格)障害

悪魔的・猟奇的な人格を脳科学+認知心理学で検証  

今回は異常心理のメカニズムを見てみます。 神経科学者のJim Fallon(ジム·ファロン)教授による解析では、遺伝的なものとしては、暴力的な遺伝子「MAO-A遺伝子の影響」が考えられ、これが後天的な「環境」「刺激」と結びつく「その組み合わ...
犯罪心理学

悪徳マルチ商法・カルト系新興宗教・詐欺・自己啓発セミナー 注意と対策  

今回は、悪徳マルチ商法・カルト系新興宗教・詐欺・自己啓発セミナーにハマった人のための具体的・現実的な対策のためのリンクのまとめと、悪徳マルチ商法と・カルト系新興宗教組織の類似点やその構造を説明するPDF・動画などの紹介がメインです。 「今そ...
犯罪心理学

犯罪と心・精神の病気の関係  トラウマ回復に向けた意識の方向性 

統計をみれば、殺人事件の逮捕者の10パーセント前後が精神障害を抱えているとはいえ、それは「90パーセントは精神障害者以外による犯罪」という意味であり、 一般刑法犯に占める精神障害者の比率は0.9パーセントとなりますが、まぁ実際は精神障害者の...
犯罪心理学

霊的絶対者とカルト組織と信者のスパイラル構造 

神秘系カルト(スピリチュアル霊能者含む)発生構造と原因part2です。 前回は、「認知的不協和」「原始的防衛機制」「アノミー」という角度からこのテーマを見てきました。今回はそれにさらに「啓蒙主義とロマン主義」という二つの概念を加えて考察しま...
犯罪心理学

神秘系カルト組織・一人教祖(スピリチュアル霊能者含む) 発生構造と原因 

今日は「認知的不協和」「防衛機制」「アノミー」という概念を中心に、犯罪心理学、深層心理学、宗教学から見た神秘系カルトや一人教祖として活動するスピ系霊能者の「発生構造と原因の検証part1」です。 神秘系カルトというのは、そもそも個人の「スピ...
犯罪心理学

犯罪心理学  犯罪・非行の構造と理論

犯罪心理学part3です。 今回も前回に引き続き「犯罪理論」を分類整理しつつ説明しています。今日は「犯罪・非行の構造」を犯罪理論と犯罪心理学での構造分析を行います。 前回の記事の後半では、犯罪を分析する際の説明水準と焦点  (分析単位)と目...
犯罪心理学

犯罪心理学  「社会的な現象としての犯罪」と「有機的連帯」の社会の進化

今日は昨日に引き続き「犯罪心理学」part2で、基本的なこのブログでの「犯罪と犯罪者」の調査・検証・分析の基本スタンスを書いていきます。 今日は社会的な現象としての犯罪と「有機的連帯」の社会の進化、そして犯罪理論と説明水準をテーマにします。...
犯罪心理学

犯罪心理学 犯罪と犯罪者の研究  「犯罪社会学」から見た「善」と「悪」

今日からしばらく「犯罪心理学」をテーマにした記事を具体的に書いていく予定です。今回はその序章ですので、「犯罪心理学」そして「犯罪社会学」が生まれた過程をシンプルに書いた後に、 「犯罪社会学」から見た「善」と「悪」というものをテーマに、私とこ...
パーソナリティ(人格)障害

人と社会の問題は無意識で繋がっている  

何故、光の強い優れた能力を持つ家系や親の元に生まれた子供に、あるいはリソースは豊かであるはずの子供に、深刻な問題が生じてくることがしばしば起きるのか? そのひとつの力学として、子供や身内によって親の光と自己肥大が支えられ、子供や身内が自己犠...