透き通る歌声とコトバの力  歌とアナグマに癒されて   

 

「歌・旋律の癒し」「動物と自然」、その他を含むカテゴリー記事の更新です。最初は「歌・旋律」で、後半は最近のちょっとした出来事「アナグマとの遭遇」を書いています。

 

ではここから数人の歌手と歌の動画を紹介します。

最初は膠原病耳が聞こえない「マンディ・ハーベイ」さんの歌 –「Try」です。オーディション番組『America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)』でのライブ動画です。

健康な体を持つ人には想像もできない苦難の現実を生きている彼女の声は、透き通るように軽やかできれいで、そして歌詞もとてもいいです。

本当に歌が音楽が好きで歌いたいんだなぁという強い想いが伝わってきます。

この歌は彼女自身が作詞作曲した曲ですが、とても繊細で優しいゆらぎが伝わってくる名曲だと感じます。そして笑顔がとてもかわいい人ですね。歌声と歌詞と笑顔にとても癒されました。

 

耳の聞こえない女性の天使の歌声【America’s Got Talent2017 準々決勝】和訳

 

歌声の力・コトバの力には様々な質があり、世の中には歌の上手い人は沢山いますが、彼女の声は凄く繊細で優しいのに秘めた強さとパワーを感じます。

イギリスの超人気オーディション番組「Xファクター」でもおなじみの、辛口な鬼の審査員「サイモン・コーウェル」さん、

彼はズバズバ・ビシバシと本音をさらけ出して語る人ですが、本当に素晴らしいパフォーマンスである時は、誰よりもシッカリと受け止め認めてくれる厳しくも暖かい人でもあります。

今回のサイモンさん、まるですべての毒気が彼女の澄んだ心と歌声・コトバの力で意識外へ排出されたかのようで、素直な少年のように感動しているように思います。(笑)

心と身体性そのものから滲み出る時の歌の力・コトバの力ってすごいですね。

 

 

America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)の予選を勝ち抜いたファイナリスト10人はみな凄い人たちばかりでした。

約半年に渡る予選、この激戦を勝ち上がったファイナリスト10人のひとりマンディ・ハーベイさん、彼女は惜しくも優勝は出来ませんでしたが第4位でした。ここまで上がってくるだけでも本当にすごいことです。

決勝はアンジェリカ・ヘイルちゃん(9歳)天才腹話術少女のダルシー・リン・ファーマーちゃん(12歳)でした。そして見事優勝を果たしたのはダルシーちゃんです。

以下に動画が公開されています。腹話術でこんなに歌を歌えるとは、凄すぎです。

 

 

 

カラオケ王No.1決定戦をみました。この番組は好きでよく見るのですが、今までの中でも今回は凄く良かったです。

田村芽実さんや、演歌歌手のさくらまやさん、ウクライナの歌姫アイーダ・ニコライチュクさんもよかったです。(ただ朝倉さやさんの歌の映像だけがカットされたのは酷いなぁと感じました。なぜ彼女ひとりだけをカット?)

絶対女王の新妻聖子さんの歌声は好きなんですが、彼女はカラオケで高得点を出す加点の天才(笑)なので、一回、カラオケ採点ではなく会場の総合評価でやってみてほしいですね。

マシンの評価じゃなく人間の総合評価ということであれば、鈴木瑛美さんが優勝で、藤花耶さんもよかったんじゃないかなぁ、と私は思います、今回は特に。

鈴木瑛美さんが「心臓が飛び出そう」というほどの緊張感の中で歌っている姿、今この瞬間に全力をかけるひたむきな姿に心を打たれました。

そして斉藤花耶さんの天性の声質は素晴らしく、鈴木瑛美さんの表現力と真っ直ぐさ、生の声の力、心のこもった豊かなゆらぎに癒されました。自然に応援したくなる真っ直ぐさ、こなれていないピュアさはやっぱり心に響きます。

 

鈴木瑛美さん

 

古い人たちではなく、「今存在する若い人たち」がこれからの社会・世界を作っていくわけです。今この社会でひたむきに生きる全ての若者たちがこれからの本当の主役です。

今ここ・世界は、神でも仏でも故人でもなく今ここで生きている人が「主役」です。そしてその中でも子供や若者がこれからの社会の主役です。

昔の人・古い世代は、「今の若者の挑戦や試行錯誤の過程」を一方的に押さえつけないことは大事ですね。成長過程・創造過程の途上での粗や未熟さを探すことなんて誰でも出来ることですし、老害や俯瞰中毒者のマウント意識の方がよっぽどタチが悪いです。

様々な分野に挑戦する若者たちの才能や潜在パワーには予測不能な可能性と創造性が満ち溢れています。それこそが未来の新しい価値を生み出す生命力のひとつです。

ルサンチマンに陥ったり他者との比較で卑屈にならず、様々な分野で現実の中で等身大で挑戦する若者を私は応援していきたいですね。

 

 

ここから最近のちょっとした出来事を書いています。

休みに田舎の森の傍を歩きのんびりし過ごしている時、アナグマに出会いました。アナグマは体つきや色合いはタヌキに似ていますが、タヌキはイヌ科でアナグマはイタチ科に属する野生の動物です。

顔はタヌキと結構違って逆三角系で二本の黒く太い縦線が入っています。アナグマのサンプル写真を貼っておきますね。(日本アナグマは線が不鮮明でヨーロッパアナグマはくっきりしています。)

 

 

歩いているといきなりアナグマが草むらからポンと出てきました。私はぼーっとして歩いていたのではじめはタヌキかなと思ったのですが、こちらに向かってその生き物が歩いてきて目が合い、アナグマだと気づきました。

野生のアナグマはかなり臆病であまり遭遇しない森の動物だとも言われていますが、私は道の真ん中で立ったままアナグマに意識を合わせてみました。

アナグマは意外にものんびりしていて、カピバラみたいに大きなお尻をブイブイさせてのっそりと近寄ってきました。どうも怖がっていない感じです。

アナグマは不思議そうなキョトンとした目で私を見ていました。サイズは結構デカかったですね、50センチくらいはある感じです。

冬眠前の季節(アナグマは晩秋~春にかけて冬眠します)、この時期は森の幸をバクバク食べているのでしょう、かなり太っています。

しばらくそのままそこにいましたが、やがてのっそりと歩いて森に帰っていきました。アナグマは臆病?いや意識を合わせて感じたものは恐怖でも不安でもなく、自信たっぷりなおおらかな感じの質でしたよ(笑)

アナグマはかなり癒し度の高い動物ですね。

夜も風が気持ちよかったので鈴虫の声を聴きながら月明かりの中を再び歩きました。そしたらフクロウが飛んでいました。野ネズミを狙っていましたね。月に照らされた山々がとても幻想的でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました