パーソナリティ(人格)障害

「性格・人格」の形成   心理学・社会学でみる社会と人格    

心理学的に見ると、その人の「人格」「性格」の全体性というのは、「先天的な気質」+キャラクター(基本の性格特徴)+社会的性格+役割性格です。乳幼児期に見られる個人差を発達心理学では「気質」と表現しますが、「気質」は先天的なものであり、生物学的...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

弱い心と強い心の心理  「乗り越える」ことと「抑圧」の違い 

「強い心」というのは「非情で恐怖も痛みも感じないような鈍感麻痺した心」ではなく、しなやかで心身の調和のとれた心です。「強い心」を持つ人であれば、弱者を傷めつけたりしません。ですがネットでもリアルでも「弱者が弱者を批判してプライドを満たす」、...
心と体の健康エクササイズ

感性アプローチ 東洋のイメージ療法   トラウマ・囚われから自己実現へ

第1段階  初期マインドフルネス初期マインドフルネスによって、固定化し硬直化した「囚われの自我」の核力を弱め、部分に分離した自我を存在の全体性へ向けて、全体性への気づきを広げる準備します。マインドフルネスに関しては以下の記事を参考にどうぞ。...
パーソナリティ(人格)障害

悪魔的・猟奇的な人格を脳科学+認知心理学で検証  

今回は異常心理のメカニズムを見てみます。神経科学者のJim Fallon(ジム·ファロン)教授による解析では、遺伝的なものとしては、暴力的な遺伝子「MAO-A遺伝子の影響」が考えられ、これが後天的な「環境」「刺激」と結びつく「その組み合わせ...
心理学総合

「錯覚・投影」を科学的検証  認識・感覚の思いこみ 

今回は「錯覚・投影」を科学的に検証します。視覚の錯覚に関しては前回も幾つかの実例を紹介しましたが、今回は視覚のみに限定せず、認識・感覚の錯覚のメカニズムを多角的に見てみましょう。 (前回の記事は以下リンクより)錯覚・思いこみ 騙される脳と不...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

「祈り・癒し」 想念と心・幸福の関係を脳科学・認知科学で検証  

以前「霊障や生霊」をテーマにした記事で「否定的な悪想念を抱くこと自体がそのまま存在ストレスである」ということを書きました。その補足記事として、脳科学と認知科学で具体的にその構造を見ていきましょう。前回の記事⇒  心の苦しみや病気の本質は「霊...
「お一人さま」心理学

「ぼっち」を恐れる心理  不安と寂しさの対処法

少し前に、「孤独感」に関するテーマを書きました。今回もそれと関係したテーマです。前回の記事⇒ 孤独感・無価値感と均一化の関係「人の目を気にする・気にさせる」心理人は どういう状況の時に寂しくなるでしょうか? 寂しさへの反応は人それぞれですが...
ユング-無意識と深層心理

無意識と遺伝  ユング深層心理学 「アクティヴ・イマジネーション」

今年は新たな心理学テーマを取り組む予定ですので、ユングの心理学は今回で最終回になります。カール・グスタフ・ユングはスイスの精神科医であり、彼の深層心理学は「相反する特性をもつ立体的で多層的な意識・無意識という領域」を、類まれな感性を用いて考...
男女の心理学

失恋・愛着・人間関係の苦しみの心理学  恋の歌と名言

今回は「失恋・愛着・人間関係の苦しみの心理学」と「恋の歌と名言」がテーマです。先に「恋の歌と名言」を紹介します。その後に「失恋・愛着・人間関係の苦しみの心理学」をテーマに記事を書いています。まず、普遍的だと感じる「恋愛関係に共通するルール」...
心と体の健康エクササイズ

認知行動療法 マインドフルネス  方法・実践 メンタルヘルス  

マインドフルネス 後編です。前篇はマインドフルネスの基本をテーマにしましたが、今回は「方法・実践」がテーマです。⇒  マインドフルネス 前篇 マインドフルネス認知療法は、再発性を含むうつ病性障害・不安障害・慢性疼痛・物質依存・がん・糖尿病、...