禅・瞑想・マインドフルネス

心理学・人文学 総合

世界が私を経験する前に——空と意識の境界で

前回の文章の続きでもありますが、「なぜ何かが存在するのか」という哲学の問いがあります。前回の記事 「中論的視座から見る一般化——仏教理解と認識の問題」宇宙、物質、生命、意識がある。しかし、「なぜ存在するのか」という問いに対して、何かを根源と...
心理学・人文学 総合

「中論的視座から見る一般化——仏教理解と認識の問題」

日本テーラワーダ仏教協会の編集局長である佐藤哲朗 氏の動画、2時間ほどありますが、作業しながら聴きました。➡ 社会学者がふしぎな「オレ仏教」を語る理由|深夜対談(星飛雄馬✕佐藤哲朗)動画で、橋爪大三郎氏や宮台真司氏といった社会学者の「仏教語...
心理学・人文学 総合

音の中で、世界と私が組み立てられていく 

料理に合う食器があるように、音も歌もそうかもしれない。ニーチェは、生の苦悩に耐えるためには芸術が必要だと述べたけれど、そしてそれは現代の言葉で言えば、芸術は私たちの自己モデルを豊かにし、経験の軌道を広げる役割を持つと言えるかもしれない。しか...
心理学・人文学 総合

生成としての世界  平和・道徳・時間・主体

「平和運動」と言う矛盾した運動がある程度成立するとすれば、以下の動画のようなものをいうんですよね。この動画は、コロナ禍の自宅で家族が CCRの曲を明るく楽しく演奏したものですが、この曲はベトナム戦争期の徴兵制度が “貧しい若者だけを戦場に送...
心理学・人文学 総合

実存は回復されない──制度の外側で起こる変容の哲学

SNS上で展開されている「政治」言説の質を見ていると、左派系アクティビズムやアカデミックフェミニズムはもちろん、人文アカデミア、知識人、アート界隈、オールドメディア、そして臨床心理系の一部までもが、きわめて似た構造的盲点を共有していることが...
心理学・人文学 総合

「場の共時性」──日本的宗教性と環世界の深層  

今年、九州を旅し、霧島の高千穂峰のほかに長崎、雲仙のほうにもかなり久しぶりに行ったのですが、雲仙には九州総守護の神社で四面宮というのがあります。➡ 四面宮伝承では「元寇」のとき、元軍を撃退した風を起こしたのもこの神とのことで、総本社は雲仙温...
禅・瞑想・マインドフルネス

リーラ的宇宙 四層モデルで見る神の自己展開

インドの古い言葉、サンスクリット語で「リーラ(līlā)」は「遊び」や「戯れ」を意味します。ヒンドゥー教やインド哲学では、この世界そのものが「神の創造的な遊び」だと考えられることがあります。それは、何かの義務や必要に迫られてではなく、ただ自...
禅・瞑想・マインドフルネス

宗教とアジール  神と仏の瞑想

宗教はアジール(聖域・避難所)としての性格を歴史的に持ってきたといえます。「アジール」とは、世俗的な権力が及ばず、そこに逃げ込んだ者は保護される聖なる地域や避難所を指します。古代から中世にかけて、ユダヤ教の祭壇、ギリシア・ローマの神殿、日本...
心理学・人文学 総合

「実存的個別性」 予測符号化とラカン、瞑想

まず動画の紹介ですが、文化人類学を研究する小西公大准教授の「自分病」という表現が面白いですね。他にも、インドにおける概念崩壊の話も面白かったです。「リベラルバイアス」も欧米型の「自分病」の一種ともいえますね。欧米型とはいっても、日本はクリー...
心理学・人文学 総合

三体問題  クォンタム・セルフと「制度化された時間」

「受命(じゅめい)」「随命(ずいめい)」「遭命(そうめい)」は、中国の古代思想における運命の三つの側面を表す概念です。これらは「三命説」として知られています。受命: 人の寿命を指します。生まれながらにして定められた寿命のこと。随命: 因果応...
error: Content is protected !!