瞑想

「虚無を生むもの」と自我の病理

虚無の詩  「私」と「生きて在るもの」

この記事は、虚無を生むものpart2の後半部に書いていたものですが、part2の記事が長すぎたので二つに分けました。 今回は虚無考察の参考として、私が十代の頃に、虚無なるものへ感じた思いを詩にした「虚無の詩」と、同じくその時期に考察したこと...
病的な精神世界・オカルト検証

自立的な自己回復へ 「治療・自己実現・自己超越」と瞑想の原則

「自浄能力・ストレス耐性」を高めて自立的な自己回復へと向かう感性アプローチ「東洋のイメージ療法 part2」です。 前回は「初期マインドフルネス」、「フォーカシング」「イメージを使う無意識へのアプローチ」の基本説明をしましたが、前回の記事の...
心と体の健康エクササイズ

感性アプローチ 東洋のイメージ療法   トラウマ・囚われから自己実現へ

第1段階  初期マインドフルネス 初期マインドフルネスによって、固定化し硬直化した「囚われの自我」の核力を弱め、部分に分離した自我を存在の全体性へ向けて、全体性への気づきを広げる準備します。マインドフルネスに関しては以下の記事を参考にどうぞ...
強迫性障害・パニック障害・不安障害

「祈り・癒し」 想念と心・幸福の関係を脳科学・認知科学で検証  

以前「霊障や生霊」をテーマにした記事で「否定的な悪想念を抱くこと自体がそのまま存在ストレスである」ということを書きました。 その補足記事として、脳科学と認知科学で具体的にその構造を見ていきましょう。前回の記事⇒  心の苦しみや病気の本質は「...
ユング-無意識と深層心理

無意識と遺伝  ユング深層心理学 「アクティヴ・イマジネーション」

今年は新たな心理学テーマを取り組む予定ですので、ユングの心理学は今回で最終回になります。カール・グスタフ・ユングはスイスの精神科医であり、彼の深層心理学は「相反する特性をもつ立体的で多層的な意識・無意識という領域」を、類まれな感性を用いて考...
心と体の健康エクササイズ

認知行動療法 マインドフルネス  方法・実践 メンタルヘルス  

マインドフルネス 後編です。前篇はマインドフルネスの基本をテーマにしましたが、今回は「方法・実践」がテーマです。⇒  マインドフルネス 前篇  マインドフルネス認知療法は、再発性を含むうつ病性障害・不安障害・慢性疼痛・物質依存・がん・糖尿病...
心と体の健康エクササイズ

マインドフルネス  「東洋の脳トレ」 認知療法(MBCT)・ ストレス低減法(MBSR)  

マインドフルネスの前篇です。    前篇はマインドフルネスのストレス低減法(MBSR)を主軸に、マインドフルネスは何か?ということとマインドフルネスの原則を書き、後編ではマインドフルネスの実践方法の紹介と他の心理療法を組み合わせた実践方法を...
心理学総合

生命起源と進化 人間とは何か? 科学と東洋思想の類似点と違い    

今日は、生命の起源と進化、そして「人間とは何か?」がテーマです。「人間とは何か?」に関してはこのブログの大きなテーマのひとつなので、今回の記事ひとつで結論を出すわけでわありませんが、今回は理論物理学・東洋思想・生物学によって、このテーマを見...
心理学総合

社会学からみた「宗教機能」  何が必要で何が害か?

以前に、自殺・犯罪・カルト問題をテーマにした記事で、社会学から考察した原因分析を行い、デュルケムやマートンのアノミー理論や、緊張理論、下位文化理論などを紹介しましたが、 今回は、社会学からみた「宗教機能」というテーマで記事を書きます。宗教・...
「お一人さま」心理学

時間論 と死生観  「禅」という知恵の結晶  

今日は、日本の美 日本の心 part3 で「死生観」をメインのテーマに書いていこうと思います。 part1、part2は以下のリンクよりどうぞ。 〇 日本の美 日本の心  part1 自然と季節と神道文化 〇 匠と職人の精神と文化遺産   ...