心理学総合

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心理学の可能性と矛盾 「自己物語」 ナラティヴアプローチの長所・短所

心理学の可能性と矛盾part1です。「思い感じ生きている私」とは何でしょうか?そして「私が語る私」と「思い感じる生きている私」と同じでしょうか?今日は「自己物語」という角度から、自己の生成・維持・変容する「ナラティヴアプローチ」の可能性と矛...
パーソナリティ(人格)障害

人と社会の問題は無意識で繋がっている  

何故、光の強い優れた能力を持つ家系や親の元に生まれた子供に、あるいはリソースは豊かであるはずの子供に、深刻な問題が生じてくることがしばしば起きるのか?そのひとつの力学として、子供や身内によって親の光と自己肥大が支えられ、子供や身内が自己犠牲...
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「気持ち」と「体」と「技術」 「ポジティブ 対 ネガティブ 」

「身体の心」のテーマで、今日は「気持ち」と「体」と「技術」そして「ネガティブ」と「ポジティブ」がテーマです。楽天のマー君が凄い記録を打ち立てましたが、彼は「気持ち」ということを一貫して言い続けていますね。マー君のブログのタイトルも「気持」で...
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自己統合のための4つの軸・4つのバランスと「スピリチュアル版の自己統合」

今日は「自己統合のための4つの軸と4つのバランス」をテーマに書いていきますね。制作した図を参考として補足やポイントを書いていきますね。まず以下の図を見てみましょう。説明は図の後に書いています。(※ 図を更新しています)「人間」について何かを...
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内面で世を俯瞰し「目立つもの」に反応する心理  

「我慢強く礼儀正しい日本人」の裏側の顔は、「臭い物にはふたをする」「見て見ぬふり」「出る釘は打たれる」「長い物には巻かれろ」「ウソも方便」「言わぬが花」 ・・・。そして何のアクションもせず空気ばかり読み、「面倒に巻き込まれない」よう安泰しつ...
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「身体の心と記憶」を科学する  デカルトと「群魂」の矛盾

「身体の心」の科学編です。今日は「身体の心」を主に科学で見ていきますね。(明日は感性編を予定しており、「身体の心」を感性で見ていきます。)今から二十年ほど前に、「生物の心と体」という本を読みました。(※私の記憶に間違いがなければこのタイトル...
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社会・現実は変わらないか? 「何にもしない生き方」の嘘

引き続き、世界の見つめ方part2   です。社会・現実は変わらないものでしょうか? そしてマイノリティの叫びというものは非現実的な「存在しないもの」でしょうか?今回はこのテーマで掘り下げていきましょう。ではまずここで、スイス在住の精神療法...
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世界の見つめ方 「社会問題」はそれ自体で存在するか?  社会構築主義VS本質主義

世界の見つめ方part1です。今日はこのブログの「社会問題」に関する「事象」の見つめ方、そして各記事がどのような背景で書かれているのか?を整理します。複雑な話なので、まとめづらかったですが、出来るだけ要点をまとめました。社会問題」はそれ自体...
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本当は弱者は存在しない マジョリティとマイノリティの葛藤

本当は弱者は存在しない、というタイトルですが、この「弱者」の意味は、心身の病気や身体障害者、幼い子供たちなどのように、大人の健常者の平均的な体力・能力が機能的に十分に発揮できない状態にある人は除いたものです。ではここで先に「沖仁」さんのフラ...
アダルトチルドレン(AC)・愛着障害

毒親と毒社会のマインドコントロール  

「灯台もと暗し」ということわざがありますが、私たちは「目に見えるハッキリした対象・結果」だけに注意をひきつけられやすい生き物です。例えば「マインドコントロール」という言葉。こういうものはカルト宗教や特別な犯罪などだけで行われていると普通はそ...