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統合失調症

「うつ」と遺伝要因  精神の病の遺伝環境相関

ナシア・ガミー「気分障害ハンドブック」 『うつ病患者の第一度近親者のうつ病発症リスクは、一般人口の3倍。双極性障害の患者の第一度近親者の双極性障害発症リスクは一般人口の8―10倍』 今日は、「うつ」の遺伝要因と精神の病の遺伝環境相関に関する...
「虚無を生むもの」と自我の病理

社会の閉塞感 「生きづらさ」の社会心理構造 

今日は「 現代社会の閉塞感・生きづらさ」をメインテーマに、それを生み出す複合的な社会心理と構造、スティグマ・強迫観念的な人生観について考察しています。 「日本はとにかく国際競争力をつけ経済的・物質的に拡大成長し続けなければ駄目なんだ」という...
心理学総合

楽器・倍音の癒し効果  音の癒しを科学する

今日は癒しの休憩タイムで、「音の癒し」をメインのテーマにしていますが、「禅・瞑想」のカテゴリーテーマも少しだけ含んでいます。 ではまず、音の癒し効果と生理的なメカニズムを科学的に説明する貫 行子さんの動画を紹介します。 貫 行子(ぬき・みち...
パーソナリティ(人格)障害

現代のうつ 昔のうつの構造  自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係  

今日は最初に「躁的防衛」をテーマに書き、その後に続けて「自己愛的同一化と脳・自我・社会の関係」、「現代のうつ 昔のうつの構造」をテーマに書いています。 今回のテーマでは、 環境要因(虐待・イジメ・過剰なストレスなど)・遺伝的な要因(先天的な...
「お一人さま」心理学

ネガティブ・ポジティブな思い込みを超えて  近代社会の「自己実現」の新しい形

今日は、「うつ」に関するものと、「ネガティブ・ポジティブ」などちらの思い込みも超えて、自己実現することの二つをテーマに記事を書いています。何となく初期的な違和感を感じつつ、ある日突然ドンと現れるのが「うつ」のやっかいなところでしょう。 「う...
心と体の健康エクササイズ

東洋医学「うつ」の構造と治療 漢方 鍼灸・ツボ

今日は東洋医学からみた「うつ」の構造と、治療としての「漢方 鍼灸・ツボ」をテーマに記事を書いていますが、「うつの方」に限らず一般の方の心身の疲労回復や健康維持の内容も含んでいます。 「無気力」な状態は、漢字をそのまま見るなら「気の力が無い」...
心理学総合

悲観と楽観 「原因」の外的・内的帰属のバイアス / 帰属のエラーと責任帰属

心・精神の問題・様々な社会問題には外的・内的な原因があります。今日は「原因」と「責任」の認知バイアスをテーマにしています。 過去にアメリカで活躍した心理学者でゲシュタルト学派に属する「フリッツ・ハイダー」という人がいます。今日はそのハイダー...
成功哲学・自己実現・能力開発

禅から見た「悲観と楽観」の認知的不協和

ブラジルワールドカップまであとわずかですね。私は野球よりサッカーの方が好きで、日本だけでなく海外の試合も観ます。日本代表キャプテンの長谷部誠も今頃は「心を整えている」最中でしょうか。 今日は「禅」に関するテーマと、それに関連する「悲観と楽観...
パーソナリティ(人格)障害

機能不全社会での「パーソナリティ障害」を生む自我意識の形成とそのタイプ

前回の記事が長く文字量が多すぎたので、二つに分けました。この記事は前回の記事の後半部です。 前半部の記事 ⇒ パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ  自己実現の多様性が少なく、「存在の様々な可能性・能力が生かされない...
パーソナリティ(人格)障害

パレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティ 

今日はパレートの法則と「機能不全社会」の「神経症的」パーソナリティをテーマに、社会学と心理学と精神分析による記事を書きました。 パレートの法則(80:20の法則)は「経験則的なもの」であり、パレートの法則から派生したものが「2-6-2の法則...