これからのスピリチュアル像  AI・BCI・バイオ

 

長い夏になりそうですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 現代社会もどんどんヤバくなってきていますが、ブログも十年以上も経つといろいろと寿命で、作動も怪しくなってきたので、

めんどくさい作業が多かったですが、何とか引っ越しました。きっと次の引っ越しはないでしょう。リンク切れも多く、情報も古いし、散らかったゴミ屋敷みたいな状態で、片づけ作業に時間を要しました。

 

ではここから本題に入ります。

現代の癒しムーブメントは、一見「原初への回帰」のように感じられますが、実は新しい精神装置として私たちの暮らしに溶け込んでいます。

伝統的なシャーマンは、太鼓やラトルなどの反復的打楽、歌唱・呪文詠唱を用いて自己と参列者の意識を変容させ、集団をトランス状態に導くことで、精霊や祖霊との交信を図っていました。

では楽器や道具がなかった太古の時代はどうでしょうか?世界各地の先史時代の洞窟壁画や岩絵から、人々が儀礼的に身体を動かす様子が描かれており、ダンスや身体表現が古代儀礼で重要だったことが推測されます。

例えば、アルジェリアの洞窟壁画には狩猟民がリズミカルに踊り、踏み動く姿が生き生きと残されています。また、洞窟壁画や古文書などから舞踏行為自体が紀元前から存在し、豊穣祈願や精霊祀りなどの儀礼で集団舞踏が行われていた痕跡が見つかっています。

歌唱や呪文、チャント(詠唱)は、楽器がなくても集団の意識を統一し、トランス状態を生み出すことができます。声によるリズムやメロディは、原始的なシャーマニズムの儀礼にも不可欠でした。

芸術も宗教も、古代の身体性を根に持っている、ともいえるでしょう。

 

ではここで一曲紹介。この魔力、この頃のBABYMETALは別次元。

 

 

これからのスピリチュアル像:AI・BCI・バイオ

目を未来に転じると、3つのヴィジョンが見えてきます。「AIシャーマン化」、「ブレイン・マシン・スピリチュアリティ」、「バイオ・デジタル・アニミズム」の三つとその融合です。

 

「AIシャーマン化」は、ジェネレーティブAIが心拍や脳波を読み取り、あなた専用のデジタル霊媒師アバターが最適な音響や映像を自動生成。週ごとに「オンライン祭礼」が配信されるかもしれません。

「ブレイン・マシン・スピリチュアリティ」というのは、たとえば、BCIで瞑想時の脳波をクラウドにアップし、共有ライブラリから最適なトランス・プロトコルを直接脳内で再生。複数人が同時に脳波ネットワークをつなぎ、デジタル集合トランスを体験する、というようなものを表現した造語です。

「バイオ・デジタル・アニミズム」というのは、合成生物学とAIが合わさり、プラットフォーム上で発色・発香する微生物が「生きた儀礼空間」を演出する技術を指す造語で、ある種のコンセプトや未来技術の可能性を示す表現です。

これによって、たとえばIoTセンサーで捉えた自然のデータを「地球の声」として翻訳し、リアルタイムで対話するエコ・シャーマニズムが発展するかもしれません。

IoTセンサーとは、さまざまな物理現象や環境状態(温度、湿度、圧力、光、振動、音など)を検知し、その情報を電気信号に変換してネットワーク経由で送信するデバイスのことですが、

こうした技術革新は、薬草の化学作用を「再現」するのではなく、複合的な感覚刺激や直接脳刺激で変性意識をソフトウェア的に再現しうるとはいえ、安全性や倫理など、多重パラメータの最適化という課題は残ります。

「デジタル時代の集団的無意識とは?」「生命観をどう再定義するのか?」「環境危機時代に原初的感覚はどう生きるのか?」 まぁ今回は半分ギャグな感じで書いていますが、

しかし案外「私にとってのギャグ」が「現実における主流」になり、「現実の主流にとってのギャグ的な何か」が「私の人生のような感じ」になるので、おそらく半分くらいは実現化するのでしょう(笑)

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