成功哲学の嘘  7通りの成功者タイプと成功法則の違い 

 

「成功者」と言われる人々を大きく「7通り」に分類し、その詳細と、タイプ別の「成功法則の違い」をテーマに書いていきます。

ここでは、「成功者」と言われる人々の定義を、社会的に認められている仕事、そして「法律の範囲内」の方法によって平均以上に多い収入を得、また組織内において優位に位置するポジションに出世した人、という風に大まかに条件付けました。

そしてこの大まかな「成功者」達を7種類に分けてみます。

1. 才能・能力・技能が突出しており、それが成功のメイン要素とないる成功者(主に後天的な努力の積み重ねの結果として磨かれた発揮されるもの)

2. 生まれながらの天才や、人と比べて圧倒的に身体能力や容姿に優れいる成功者

3.  学歴・経歴などの「肩書きの立派さ」により、高いポジションを得成功者

4. 親が成功した経営者だった有名人だったなど、2世・3世タイプの成功者

5. コネ・根回し・知略など、他者の欲を上手く操る能力や世渡りが長ていて、政治的手法でポジションを得た成功者

6. 1~5のいずれでもないが、偶発的なキッカケや趣味の延長などでたまたま上手くいった成功者

7言葉巧みに「情弱者、初心者」からく金をとって儲けている成金成功者

人々が憧れそして多くの人の心や歴史に残るような人は、1、2、6の成功者タイプです。何故なら彼らには夢があり、そして人の役に立つものであったり人を感動させる力があるからです。

1、2、6の成功者タイプ成功哲学を語ったり本を書いたりすることもありますが、こういう人が書く成功哲学には素晴らしい言葉のパワーと輝きを感じる事がありますね。

3、4の成功者タイプは実力は個人差が激しいですが、社会的なスタートラインが相対的に高いので、その有利さを生かして平均より優位なポジションにいるタイプです。非常に高い実力を持つ場合と、全くポジションにふさわしくない場合もあるタイプです。

6のタイプは、例えばハリーポッターを生みだしたイギリスの作家J・K・ローリングのようなタイプで、全く無名の新人が、趣味的な情熱で書いていた作品が大ヒットして一躍時の人となるタイプですね。

オタクブームなどで成功する人も趣味の延長と時代のニーズがタイミング良く合った6のタイプの成功者ですね。

 

似て非なる成功哲学・成功法則

 

5、7の成功者タイプは、1、2のタイプのような魅力もオーラも輝も全くなく一般人からの人気も低く、たまに激しく嫌われていたりもしますが、

人心操作術やマーケティング能力や宣伝能力などには確かに長けていて、「儲かる仕組み」などをよく知っており、その部分の技術・才能は高いです。

その中には売って稼いで人を集め、数字のインパクトによって「カリスマ成功者」を派手に演出しブランド化していくタイプもいますが、どこか卑しさやガメツサが前面に出過ぎて鼻についてしまうところがある成功者タイプですね。

最近ではネット・IT系の成功者などにもたまにいるタイプですね。ですがIT系でもスティーブジョブスなどは1、2のタイプであり、彼等とは全く違うタイプです。

このタイプの一部に見られる「困ったところ」は、自分たちが1、2タイプの成功者と同じだと勘違いしているような言動がみられるところです。「稼ぎの金額だけ」を見れば確かに大きいのですが、

「ただそれだけしかない者達」と、それ以外の付加価値と存在意義を持っていて世の中の多くの人に必要とされ大きく還元している1、2のタイプの成功者とはそもそも別物です。

そして嫌われたり批判されていることを「嫉妬」だと勘違いするところも特徴的です。1~4タイプの成功者はその輝きや人気のポジションゆえに嫉妬から嫌われることは多々ありますが、

5、7の成功者タイプは社会的な人気も輝きもなく、社会的には「低いポジション」の扱いなので、その批判や嫌悪は生理的なものであったり、人としてそのやり方はどうか?という真っ当な嫌悪や批判が目立ちます。

そしてこのような勘違い成功者達が似て非なる成功哲学・成功法則を発信することがよくあるのですが、その言葉には自然な輝きもパワーもなく感動は感じません。

また外見的にはそれなりに着飾っていても、その姿には板に着いた「風格」や魅力がどこにもありません。むしろ質素で地味でも、「信頼感があり役に立つ技術の実力が高い人」の方が人々から好感を持たれると私は思います。

1、2のタイプの成功者でも嘘はある

 

  「ニュース情報サイト ビジネスジャーナル」 より引用抜粋
松下幸之助、稲盛和夫…成功者のエピソードには嘘が多い?成功は偶然、事業計画書は嘘…

成功に関する話は、嘘が多い。
これは、私が300名以上の成功者を取材し、アメリカの「SUCCESS」誌と共同プロジェクトで成功者を研究した経験からハッキリといえます。 

マスコミで伝えられる成功者のサクセスストーリーも脚色されたものが多く、真実の姿を報道するケースは稀です。  

こんなことがありました。自身のサクセスストーリーが大手出版社から出版された著者に会った時のことです。   
– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)

引用元⇒ http://biz-journal.jp/2013/04/post_1920.html

このように、成功哲学には嘘や誇大表現や似て非なるものも沢山混在していたりします。成功を目指しているのなら、まずは自分がどの成功タイプにより近いのかをある程度把握し自分に合った成功パターンを目指すのが良いんじゃないか?と私は思います。

とはいっても「別に成功者とかならなくていい」、「普通にのんびりそこそこでいい」っていう人も沢山いるでしょうし、どう生きるかは人それぞれで、あくまでも成功の方向性に伸ばしていきたい、という場合の話ですね。

そして、既に具体的な「夢」がある人は、その「夢」を現実に成功させるためのシンプルな本質が語られている以下の動画を参考にどうぞ。

ベル・ペシ: 夢をダメにする5つの方法 

誰もが革新的商品を発明し、会社を興して成功をおさめ、ベストセラーを書きたいと願っています。でも、それを実現するのは、ほんの一 握りの人たちだけです。

ブラジルの起業家ベル・ペシは、私たちが信じがちな5つの神話を紹介し、それらが あなたをいかに夢の実現から遠ざけるか語ります。

コメント

  1. ノムラマサカツ より:

    なるほど、、、6以外は難しいかも?(´▽`)ノ

     しかし、、、まあ~ソレでも良いかな?って、、、

     このページに出会えて思えました。
    (ちなみに本田壮一郎さんなんかも?実は6な気もします。)

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