音楽・旋律というのは人それぞれ好みがあるでしょう。そして心・体の状態の変化によって、その時々で選ぶ曲、好きな曲が変わることもあるかと思います。
私がおすすめするのは、肉体そのものの元気が弱っている人は丹田や体に響く音・旋律がよいと思います。 音や旋律というものは、全て振動であり波であり、
その音・旋律の種類によってもたらす効果や響く部位にはそれぞれに違いがあるんですね。
例えば心が日常があまりにドライで乾いている時に、情感豊かな曲・歌を聴くことで、その振動・波が、あなたの情感を振動させ揺さぶり、そして癒しながら調和させることがありますが、そういう響き方だけではありません。
力のある芸術家であれば、それは人によっては深いレベルに変容をもたらしますが、その変容は良いとか悪いとかを超えているため、「メンタルヘルスに良い」「人間性を豊かにする」というような社会的な意味での効果とは質が異なります。
その意味では、「メンタルヘルスには良い」が果たしてそれは芸術としてはどうなのか?というのはまた別の話でしょう。
とはいえこのブログでは現時点では「心・精神の病気と健康」をテーマにしているため、あまりそこに拘らずに記事を書いています。
話を戻しますが、「あまりに理性的・自制的すぎてアタマデッカチな状態になっている時」、「体のシンプルな躍動感を忘れている時」、「マッタリしすぎて緊張感やバイタリティーがなくなっている時」、
このようなときに、それぞに対応した音・旋律を聴くことで、それらの音・旋律の振動が心のアンバランスを調律させながら心身を調和させていく作用が人によっては生じてくることがあります。
そして音楽療法ではただ聴くだけでなく実際に楽器を演奏してみる、歌う、そしてみなで一緒に演奏を行うということなどを通して様々な心理効果を生み出します。
関連外部サイト記事を二つと参考PDFをひとつ紹介しておきますね。
〇 子供から高齢者までの音楽療法(前編)
〇 〃(後編)
〇 [PDF] 音楽のリズムパターンから受ける感情の評価
そして私の場合は、一般的な音楽療法的なものとはまた少し異なる独自の感性アプローチからも音楽・音・旋律の作用を捉えています。が、
歌や旋律・リズムにも他の感性同様に好き嫌いや相性はあるので、無理せずに「合う合わない」の感覚でマイペースに好きな歌や楽曲を気楽に楽しめればそれでいいと思います。
今までもこのブログでは多くの音・旋律・歌を紹介してきましたが、それぞれに伝わる部位や作用などは異なります。
今日は、体・心が今一つ元気のない人向けの音・旋律なので、情緒的な旋律や詩ではない「心と体にダイレクトに伝わる打楽器の躍動感あふれる振動・音」を紹介します。
打楽器の重奏を三つ、そして和太鼓をひとつで計4つの動画を以下に続けて紹介しますね。
和太鼓 TAOのエネルギーは「鼓動」よりも好きです。太鼓というシンプルな楽器でありながら、体の底から湧きあがるようなこの音のパワー、振動の力です。
和太鼓 TAO
和太鼓を1つの表現手段とし、作曲・演奏法など独自のスタイルを確立。今までの和太鼓という概念を履した全く新しい表現世界を創造し続けるTAOの舞台は、現代的でありながら、どこか懐かしさを感じる。
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