無意識の領域というのは実際に以心伝心が頻繁に起きています。無意識は瞬時に伝わったり転写されたりするのです。
このことに関してはまた来週以降に詳しく書く予定です。スピリチュアルのウソとホントに関しての記事は、紹介動画の後に続けて書いています。
そして無意識は大自然と繋がっているため、無意識の感受する情報量は顕在意識が感受する情報の比ではありません。
無意識は「起きていること」あらゆるものと感応しているのです。 その中で「より重要なもの」とされたものだけに、顕在意識のスポットが当たっているだけなんですね。無意識は顕在意識よりも多くのことを（非言語的に）知っているともいえます。
以下に動画をひとつ紹介しています。一見するとスピ系の動画か？とも感じますし、動画の雰囲気は詩的でかなり情緒的な感じですが、
これは顕在意識では理解できない世界であっても、無意識下では（部分的に）事実とも言えるので、参考としてここで紹介することにしました。
私はこの動画の内容の全てに共感しているわけではありませんが、「様々な情報を感受し合っている」という部分に関しては共感していますね。無意識の領域では「あなたとわたし」そして「ヒトと世界・大自然」は繋がってるのです。
スピリチュアルのウソとホント
このブログは心・精神をテーマに扱っているため、スピリチュアルなどの霊的なテーマに関してもたまに突っ込んだ記事を書いています。
それは変性意識状態で見た無意識の領域というのは、「様々な世界が広がっている無限とも言えるような想像的世界」でもあるからです。
無意識を意識化出来れば、天才や達人になる可能性が開けてはきますが、意識化し統合する方向性とは真逆に、無意識領域に飲みこまれ囚われて一体化してしまうと、自我は肥大化したり、統合出来なくなります。
霊的な自己肥大の結果は、オカルティスト、霊能者、神秘主義者、そしてグルや教祖などとして人格化していきます。
その全てが異常とか負の作用しかないということはありませんが、その中には病的な方向性へと向かう場合も見受けられるので、このブログではまず先にスピリチュアルやオカルトを徹底検証した記事を書いて、そのメカニズムを考察してきました。
そして人物の検証の場合は、スピリチュアルで「本物的存在」とされている人や「歴史的に有名」な霊的存在がメインであり、それ以外の人の検証の場合でも、「嘘ではなく本当に何かが見えたり感じたりしている人々」が対象です。
それらの「霊的認識」のメカニズムを検証分析することで、無意識の領域の危険性や、どのような内的な錯覚のメカニズムが働いているのかを、まず先に理解しておく必要があるのです。
無意識の領域には、霊的なものと同一視しやすい錯覚しやすい特徴があるので、まず先にそれを理解し押さえた後に、その次に「無意識の持つ可能性やその機能の健全な働き」へアプローチすることで、
精神世界的・オカルト的・神秘主義的な認識のカオスと自己肥大に陥らずに、無意識の領域の力を意識化・統合化することが出来るのです。
スピリチュアルは全てが嘘というわけではありません。ですがそれは無意識の作用を感性的に理解しているそのことに対してのみ、嘘ではないよ、という意味です。
では何故一部の人は嘘の方を強く信じてしまうのでしょうか？
「変性意識」が、特定のオカルト的な記憶情報などと強く結びついた時、通常よりも強く深い囚われと錯覚が生じます。
「意識内に映し出された自己投影物」が、「自作自演の創作的な幻影」であると気づけずにそのまま信じてしまうのです。
一体化したものを客観視することは難しく、それは精神世界やオカルトだけに限りません。その他の観念との一体化現象においても同様で、それに類似した現象は日常茶飯事です。
ここで私は、無意識の機能や特徴・性質そのものを否定しているのではないのです。
スピリチュアルへの盲信は、無意識の領域の特徴や機能をありのままに理解出来ずに、逆にその中に飲みこまれて錯覚に一体化している状態であるから、それらをウソ、認識のカオス状態、自己肥大状態と呼んでいるのですね。
なのでスピリチュアルというのは無意識の領域のことを話しているという意味では、それはホントであり、無意識の領域の特徴がホントにそういうものであり、
また認識のカオス状態・自己肥大状態になることがあるとはいえ、そういうことがホントに起こってしまうのもまた無意識の領域のホントでもあるのです。
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