今日は癒しの休憩タイムで、「音の癒し」をメインのテーマにしていますが、「禅・瞑想」のカテゴリーテーマも少しだけ含んでいます。
ではまず、音の癒し効果と生理的なメカニズムを科学的に説明する貫 行子さんの動画を紹介します。
貫 行子(ぬき・みちこ)
【現職】
上野学園大学客員教授 日本音楽心理学音楽療法懇話会会長 日本音楽療法学会評議員 学会認定音楽療法士 バイオミュージック研究所所長 認知症介護研究・研修センター客員上級研究員【専門分野】
1.高齢者のための音楽療法 2.認知症予防の音楽療法 3.ストレス緩和と音楽療法 4.音楽の生理心理学的研究について 5.構音障害,失声症のための個人療法⇒ http://www.uenogakuen.ac.jp/junior_college/teacher/nuki_michiko.html
楽器・倍音の癒し効果
「倍音」とはなんでしょうか?以下のリンク先の動画で、それをわかりやすく解説していますので紹介しておきますね。⇒ 音楽と科学 (3)倍音ってなあに?
今回は「倍音」の癒し効果を感じた以下の4つの楽器を紹介します。
➀ザフィア・チャイム ➁エオリアンハープ ➂ウインドチャイム ➃クリスタルボウル の4つです。「ウインドチャイム」は誰でも知っているでしょうから説明は省きます。
過去に、「風鈴の音色」と「雅楽」を紹介しましたが、どちらも「倍音」が美しく綺麗であり、心身を癒す効果のある音色だと感じます。⇒ 日本の音・旋律の癒し 聴いて涼しくなる風鈴の音と雅楽 越天楽
今回は海外楽器の「倍音」の癒しですね。➁の「エオリアンハープ」 は、古くから存在する弦楽器の一種で、自然に吹く風により音を鳴らす、不思議な音色の楽器です。
-エオリアンハープ- 以下 Wikipedia より引用
エオリアン・ハープ(Aeolian Harp)は弦楽器の一種。自然に吹く風により音を鳴らす。ギリシャ神話の風神アイオロスに由来する。ショパンの練習曲Op.2 5-1を聞いたシューマンの「まるでエオリアンハープを聞いているようだ」という感想から、この曲の愛称としても知られる。
ギリシャ時代からあったといわれるが、近代ではアタナシウス・キルヒャーがこれを再現し、18~19世紀にかけて使用された[1]。⇒ エオリアン・ハープ
「ザフィア・チャイム」はすごく音色が綺麗な海外のチャイムで、職人のハンドメイドでひとつひとつ作られているオリジナル楽器で 、「クリスタルボウル」と同様に、スピ系のヒーリング楽器として使われていますが、
心地よい「倍音」の渦のようなユニークな楽器ですね。癒し効果はとても高いと感じますので、今回紹介することにしました。
ただ、スピ系の文脈で 「ソルフェジオ周波数」を様々なことに結び付けていたりします。これは「倍音セラピー」も同様ですが、「○○のを聴いたから願望が叶う」とか、
霊能者が「クリスタル」は幽界に繋がる、霊を呼ぶ、とか、「クリスタルチューナー」が4096Hzで「 天使の声 」とか、まぁそういうオカルト的な解釈には根拠はないですが、占いや願掛けの類として楽しまれる分にはいいと思います。
ここではそういうオカルト的な解釈は抜きにして、単に「心地良い綺麗な音・倍音効果」は心身を癒す効果ある、シンプルにそれだけです。それが寺の鐘であれ、風鈴であれ、ピアノやバイオリンであれ、風・川・虫・草木の音であれ、心身を癒す効果ある、ということですね。
では、以下に4つの動画をまとめて紹介していますが、ひとつずつ再生して順番に聴いてみてもよいですが、「全部まとめて再生」し、ミックスして聴いてもいいですよ♪ 聴きながら瞑想しても良いですね。
倍音は音色を変える効果も持っており、楽器によって含まれる成分が異なるため、それぞれの楽器が独自の音色を持ちます。例えば、ハープは倍音が豊富で、フルートは倍音の少ない楽器といわれています。
癒し効果の高いと感じる曲を今回は2曲紹介し、記事の終わりとします。「いのちの名前」のハープバージョンと、フォーレの「シシリアンヌ」です。
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