現代社会

「虚無を生むもの」と自我の病理

自己肯定感と自己愛の違い  自我の脆さと「役割」への同化

今日は、「自己愛」の補足記事として「自己肯定感と自己愛の違い」をテーマを筆頭に、その他の関連テーマとして「自我形成不全のまま成人した大人」や「自我の脆さ」と「役割への同化」が生む負の作用を考察しています。「存在の肯定」が失われているとき、人...
パーソナリティ(人格)障害

認知・思考の個人と社会の関係  それほんとにあなたの元々の性格?思考パターン?

今日は「認知・思考の個人と社会の関係」をテーマに認知の歪みや神経症やパーソナリティ、そして「うつ」を分析しています。  そして前回に引き続き、西田幾多郎のことばを幾つか紹介しています。 社会の中にいる個人が各充分に活動してその天分を発揮して...
適応障害

新型うつとファーストクラス

最近たまたまテレビをつけると、「ファーストクラス」というドラマがあり、このドラマは沢尻エリカさん主演の女性ばっかり出てくるドラマで、それが「新型うつ」と何の関係が?と思うかもしれませんが、それは後で説明しますね。内容が女性の陰湿なリアルバト...
心理学総合

「底辺」ラベリングの思い込み と 支配・管理側の都合で生まれるシステム

まず先に最近の「すき家」関連のニュースに対する「痛いニュース」での反応・コメントを幾つか引用紹介します。 ◇ ニュースすき家社長「日本人は3K(きつい、汚い、危険)の仕事をやりたがらなくなった」◇ 以下コメント  「痛いニュース」より引用・...
心理学総合

思い込みと多元性 「逸脱」「犯罪」と社会

今日は再び少し小難しい内容で、社会における「逸脱」及び「犯罪」という概念に対する「思い込み」と、認識の多元性をテーマに、社会学的な視点から書いた記事です。過去に犯罪心理学のカテゴリーでもデュルケーム、シカゴ学派、マートンなどの社会学者の理論...
「虚無を生むもの」と自我の病理

イジメの無意識的構造と「全体性から見た自我の病理」と虚無

今回は二つのテーマで書いた記事です。ひとつ目のテーマは、今まで「家族の心理学」のカテゴリーで扱ってきた「無意識の負の影響」に関する補足記事として「イジメの無意識的構造」を書き、もう一つは「虚無を生むもの」のテーマで「全体性から見た自我の病理...
「虚無を生むもの」と自我の病理

ミスティシズム(神秘主義)・ 幼児的万能感・実存的欲求不満 

幼児的万能感と神秘主義今回は、ミスティシズム(神秘主義)・幼児的万能感と実存的欲求不満をテーマに書きます。神秘主義とは、絶対者、神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在を、その絶対性のままに人間が自己の内面で直接に体験しようとする立場...
「虚無を生むもの」と自我の病理

インナーチャイルド 癒しと回復 

「虚無を生むもの」のテーマはまだ続きますが、今日も「自我」の補足記事で、「自然自我」の癒しをテーマに書きます。先週からずっと固く難解な長文が続いているので、インディアンの言葉なども織り交ぜて紹介しています。イビツ化した自然自我の生む苦悩毒親...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自我と現実  主観と客観のパラドックス

先週から続いている「虚無」のテーマはまだ続いていますが、今日は「自我」に関する補足記事です。前回でも書いてきたように「不調和状態・機能不全状態」を生じさせる主な原因は、外的要因と個の内的要因が相互作用して生じる「自我」の運動それ自体なんです...
「虚無を生むもの」と自我の病理

自我は弱めるべき? 強めるべき? なくすべき?

今回は「社会的自我と個の自然自我」の補足記事です。人は社会的動物なので、社会的自我と個の自然自我との調和の中で生きています。そのため「自我の弱さ」故に苦しむ場合もあれば「自我の強さ」故に苦しむ場合もあります。ざっくりですが、社会的自我は理性...