思い込み

心理学総合

怒りと単純化  集団・運動のカルト化

今回は記事前半で「集団・運動のカルト化」について、その背景にあるバイアス等を考察し、後半では「怒りと単純化」をテーマに考察しています。ではまず一曲紹介です、キング牧師の演説を歌にした楽曲、なかなかなかっこいいですねコレ♪宗教学者マーク・A・...
成功・自己実現・能力開発

「見えないもの」 体感と言語のアンビバレント

海の底に投げ込まれた測深器が流動体を持ち帰ると、すぐに太陽がこれを乾かして固いばらばらな砂の粒にしてしまう。(ベルクソン)今回は「見えないもの」、無意識に関するテーマで、「体感」と「言語」のアンビバレントが前半部、後半部は「単純化された善悪...
心理学総合

疑似相関的論法 スティグマと思い込み

今回は前半で「疑似相関的論法」、後半で「スティグマと思い込み」をテーマに考察しています。前に会った精神科医の人が言ってた「ネットに悪評を書き込まれてない精神科医は三流ですよ。一流は必ず悪評を書き込まれる。なぜなら、それこそが本当にキチガイを...
心理学総合

属性の多元的複合体としての個人 

今回は「属性の多元的複合体としての個人」と複雑系がテーマですが、人間や属性の問題、複雑な人間関係性の因果関係や相互作用をみていくときは、直線的因果律ではなく円環的因果律的に、そしてすぐに単純化したり絶対化せずに相対的に多角的に時間をかけて見...
心理学総合

変人と普通さ

人間は現在もっているものの総和ではなく、彼がまだもっていないもの、これからもちうるものの合計である。(サルトル)SNSなどでみられる「善悪二元論的な攻撃的で自己防衛過剰な心」は、多くの場合「ただ他者・現象への過剰な囚われとその反応が過剰な状...
心理学総合

狂人とは理性を失った人ではない狂人とは理性以外のあらゆるものを失った人である

この記事も昨年下書きだったままのものに追加の編集・更新をしたものです。この記事の長いタイトル「狂人とは理性を失った人ではない 狂人とは理性以外のあらゆるものを失った人である」はギルバート・キース・チェスタトンの言葉ですが、狂気にせよ正常さに...
認知科学

病は気から? 季節の変化と環境の変化(春) 

春らしくなってきましたが、突然暖かくなったり強風が吹いたり寒さが戻ったり、三寒四温でまだ不安定ですね。 さて話は変りますが、「暖かくなると○○が出てくる、○○が増える」とか何とか言いますが、実際はどうなんでしょうか? ⇒ 「春になると変態が...
心理学総合

自己評価の多元性  悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ

知能には様々なものがある、というのは過去にも何度かテーマにして書いてはきましたので、今回はその角度からではなく、悲観と楽観と思考・感情の組み合わせ、という角度からこれを考察してみました。「うつ病や不安神経症と高い知能に関連性があることが示唆...
心理学総合

「正しさ」の多元性  言語・文法と能動態・受動態・中動態

今回は「正しさ」というものの多元性がテーマで、言語と文法からの視点をメインに、そして「能動態・受動態・中動態」に関して考察しています。 「能動では、動詞が主語から出発して、主語の外で完遂する過程を指し示している。これに対立する態である中動で...
病的な精神世界・オカルト検証

「正義の反対はまた別の正義」   信頼と論理の絶対と相対    

「パーソナリティ(人格)障害」「病的な精神世界・オカルト検証」のカテゴリー記事の更新です。ブログ更新は久しぶりですが、今日は下書きのままだった幾つかの記事の編集が終わったので久しぶりに更新出来ました(^-^)今回は「相対主義」・「絶対主義」...
error: Content is protected !!