心理学総合

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このままでいいのか、いけないのか   反逆と野生

今回は前回、前々回の記事の補足(主にミーム的進化と身体知)と、創造性における「反逆と野生」がテーマです。 この時期、たまに浜崎あゆみを聴きたくなります。何故かはわかりません。ということでまず一曲 浜崎あゆみ / TO BE  そんな昔の曲で...
ユング-無意識と深層心理

ミーム的進化  信仰の逆説と既知から未知へ

人間とか実存とかいうことは、それに関連する諸問題と合わせて、哲学の最も重要な問題であると私は考えている(九鬼周造) 今回は「ミーム的進化」がテーマの記事で、わかりやすい例としてキリスト教を中心に、他の哲学・思想を少し含めて書いています。前回...
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身体化された知と無分別知  ロゴスとレンマ

前回の記事で、西洋二元論、二項対立的思考では捉えられないものが東洋にはある、ということを少し書きましたが、このテーマは過去にも別の角度から扱っています。今回は禅・瞑想のカテゴリー記事で、「思考の型」の多元性の視点から書いています。 ではまず...
「虚無を生むもの」と自我の病理

生のポリティクスと心理主義社会の包摂的排除

今回は「構造的ニヒリズム」、「心理主義」という視点からの「包摂的排除」と「透明化された疎外」がテーマです。これは通常の疎外や排除とは質が異なります。今回のテーマは禅・瞑想のカテゴリーを含み、「無意識」「存在」の領域を含みます。 ではまず一曲...
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無意識を観る、ということ  モヤモヤの言語化の恣意性

前回はバイアスのパラドックスについて書きました。 前回の記事 ⇒ バイアスの背景にある隠れたバイアスとパラドックス そして「無意識を観る」という表現は多元的で、ひとつの意味ではなく、バイアスについてあれこれ書くのは主に社会心理学的な文脈で、...
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バイアスの背景にある隠れたバイアスとパラドックス

今回は「バイアス」という概念に対する別の視点で考察した補足の記事であり、バイアスの背景にある「隠れたバイアス」、そしてバイアスというもの自体のパラドックス性について書いています。 ではまず一曲♪ Salomonさん(ピアノ)、Kfir Oc...
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怒りと単純化  集団・運動のカルト化

今回は記事前半で「集団・運動のカルト化」について、その背景にあるバイアス等を考察し、後半では「怒りと単純化」をテーマに考察しています。 ではまず一曲紹介です、キング牧師の演説を歌にした楽曲、なかなかなかっこいいですねコレ♪ Martin L...
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「日常」から締め出された「異質さ」 「異能」と変性意識 

天の道は、利して害せず、人の道は、為(な)して争わず 天の道は万物に恩恵を与えるだけで害を加えることはない。人の道は、与えられた責任を果たしながら人と争うことはしない。  生(しょう)じて有せず、長じて宰(さい)せず、これを玄徳と謂う 生む...
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ニンゲンみんな違ってみんな過剰

BLANKEY JET CITY「★★★★★★★」の歌詞より抜粋 腐った奴を正しい奴が 引き裂いてやるのはいい事なんだろう 神様だってそうするはずさ  神様だってそうするはずさ 何が正しくて 何が悪いかなんて この世の中には存在しないはずな...
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中動態と身体性

人は何故幸福になったり不幸になるのか? 何故苦しんだり喜んだりするのか?「公正世界仮説」は過去に書きましたが、このような認知バイアスは大なり小なりよくあるものです。しかしその「質」や極端さは多元的ですね。 「公正世界仮説」は社会心理学におい...