親と家族と社会の無意識  理不尽に疲れたヒトへ

 

ほぼ毎日のペースで濃い記事を書いてきたので、機能不全家族無意識の転写の詳細記事は明日以降に延期します。

文章を書くって結構エネルギーを使いますが(私は一気に書き上げて、後で誤字・脱字の修正や、表現しきれてないなぁと感じたところを付け足たり修正したりして更新しています。)

しかも「心・精神」という、こういう深いテーマだと、書いているときは感じないのですが、思った以上にエネルギーを使っているようで、後でどっと疲れが出てきます。

今日は、加藤 諦三さんの動画と言葉、アメリカンインディアンの動画と言葉を紹介しますね。

加藤 諦三東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員

 

親と家族と社会の無意識

 

今日紹介の加藤 諦三さんという方は、家族や心理学に関する本も沢山書かれていますが、 テーマと重なる部分も多いので今回紹介することにしました。加藤 諦三さんの心理学的な見解は、多くの部分で共感できます。

ですがこのブログのテーマは大きいので、これからもっと沢山の専門家を紹介していく予定です。特定の専門的な知見だけでなく、様々な考察角度、科学的知見、その他哲学的・感性的な考察も含めて広げていく予定です。

このブログは精神病やスピ系やオカルト系などの心理も対象とし、脳科学・生物学、他の科学的アプローチを含めて、宇宙、生命とは?人間とは何ぞや?というところまで含めて考察した記事を書いているので、たまに難解だと感じる人もいるかもしれません。

加藤 諦三さんの専門的知見も一つの考察角度に過ぎず、心・精神の全体性を捉えたものではありませんが、とても現実的で目の前にある身近なテーマに絞っているので、その範囲ではとてもわかりやすく、また分析能力・文章力も素晴らしいなぁと思います。

家族・子供・社会・いじめ・目に見えない暴力・同調圧力などの捉え方には、本当にとても深く共感できます。それでは加藤 諦三さんの本から引用抜粋した言葉を以下にずらっと紹介しますね。

「本当は病んでいる『幸せな家族』」加藤 諦三 より引用抜粋   

ico05-005「家族の愛とか、友情とか、そういう立派なことを声高に言う人は本当に悪どい人達である。そしてそういう立派なことを言わない人々の中にこそ、心やさしい人がいっぱいいる」

ico05-005 「日本の社会は苛めの社会である。それだけ日本の社会は欲求不満会である」

ico05-005 「現代日本のおかしさは欺瞞家族が生み出したもの」

ico05-005 「親の欲求不満のはけ口にされたら子どもは心理的におかしくなる」

ico05-005 「心の奥底に憎しみを持ちつつ、表面的にはうまくいっている、そのし出す雰囲気が子どもを病へと追いやる」

ico05-005 「子どもが感情で何かを言う時には計算がない」

ico05-005 「孤立している人を『愛という名』のもとで集団で苛める。それが感的恐喝である」

ico05-005「自分の心が自由でなければないほど弱い物を苛める」

ico05-005「苛められる人は、従順とか受け身とか表現されるが、要するに小さい頃無気力にさせられた人なのである」

ico05-005 「心理的ホームレスの子どもには『苛め』が『愛』に見える」

ico05-005 「気力のある人に見えるチャンスが、気力のない人には見えない」

ico05-005 「憎しみを持つのは、依存心が強かったり、甘えの欲求が強かったる人である」

ico05-005 「人は憎しみを持てば何でもする」

ico05-005 「憎しみを持ちつつ対立を恐れた時、人は誰かを犠牲にする」

ico05-005 「人を愛することがなかった人は、年をとってから心の拠り所がない」

ico05-005 「傷つくことなしに問題を解決することはできない」

ico05-005 「実際に助ける人は、黙って助ける」

ささやかな癒しの言葉

大地とともに生きるインディアン、彼らの言葉にはアニミズムの心が今も生きています。彼らの言葉を聞くと、まるで私たち現代人がわすれた「私たちの無意識の記憶」を思い出させるのです。

どれだけ文明が発達してもヒトは大自然なしでは生きれない。どれだけ大地から離れ森から離れても、私たちの無意識には「内なる自然界」が息づいているのです。

 


 

  インディアンの言葉  (ホピ族)

白人の目には、わしらが馬鹿みたいに映っているかもしれない。わしらがあんまりにも単純だからだ。わしらは偉大な母である大地によりそって暮している。

わしらは、あなたがあなたの神を信じているように、わしらの神を信じている。しかも、わしらの神はわしらにとっては最高だということも、信じいる。

わしらの神はわしらに話しかけ、なにをなすべきかを教えてくれる。わしらの神は、雨雲や太陽やトウモロコシなど、生活に必要なものをなんでもくれる。

わしらの神は、あなたの神のことを聞くはるか以前から、こうしたもの与えてくれていたんだ。 

もし、あなたの神がそんなにも偉大ならば、わしらの神がそうやっているように、白人の口からじゃなく、直接わしらの心に話しかけてほしい。

あなたの神は冷酷で、けっして全能なんかじゃない。なぜなら、あなたはいつも悪魔のことや、人が死後に行く地獄の話ばかりをしているからだ。

わしらの神は全能だし、まったく善良だ。悪魔なんていないし、わしらが死後に行く霊の世界には、地獄などない。

いやいや、わしらは改宗なんかしないことにする。わしは自分の神と自分の宗教についていくことにするよ。あなたの宗教よりも、わしらのほうが、ずっと幸せになれそうだからな。

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