今日も昨日に引き続き、心身の癒しと健康・元気回復のためのエクササイズがテーマです。今日はヨガと体幹トレーニングを紹介です。
体が硬くなることや体の歪みは、心・意識にも影響を与えます。心と体は密接に関わっていますので、心・精神の病や健康を考える上でも、「体」のバランス異常や弱さ・衰えというものは重要なポイントです。
心の病だからといって「体」を無視することは出来ません。ですが体が元気で屈強なら心・精神はどんな時も常に大丈夫か?というと勿論そうではありません。
しかし頭で内省したり自身を励ましたり、シッカリ原因分析などをしても、「体」のバランス異常や弱さ・衰えが酷ければ、立ち直れないことは多々あるのです。
「体」というものはベースです。だからこのベースを整えてシッカリしたものにすることが大切なんですね。その土台の上に、次は心・精神にアプローチし、心・精神のバランスも取り戻していくというのが良いと思いますね。
言うまでもないですが、症状が酷ければ、薬、医学的治療などの直接的な体へのアプローチが必要です。
体が本当に弱ってキツイ状態では、そこに精神論やら気合いやら理屈・正論などを言葉で言われても、それがどんな健全な正しいことだとわかっていても、体は言う事を聞いてはくれませんので実践が出来ないでしょう。
ヨガの効果
心身の癒しと健康・元気回復のためのエクササイズとしてヨガは効果があり、うつ病や更年期の不調などにも効果があると言われていますが、
前の記事でも書いたようにヨガで全てが治るようなことはないので、気功・瞑想と同様に「補足のもの」とお考えください。
「ヨガはうつ病補助治療の選択肢になりうるか」より引用抜粋
ヨガは、うつ病患者またはうつレベルが高い人の補助的治療の選択肢となりうることが、ドイツ・デュイスブルグ-エッセン大学のHolger Cramer氏らによるシステマティックレビューとメタ解析の結果、示された。心身医学的介入は、うつ病への対応として一般的に用いられており、なかでもヨガは最も高頻度に用いられる心身医学的介入の1つである。
Depression and Anxiety誌オンライン版2013年8月6日号の 掲載報告。
– 引用ここまで-(続きは下記リンクより)
引用元⇒ ヨガはうつ病補助治療の選択肢になりうるか
心・精神がバランス異常を起こしたり酷く弱って疲れている時は、ゆっくり休むことがまず大切ですが、だからといってあまりにも何もせずにいると「体」はどんどん弱くなり、それではパワーも出ません。
ヨガをすることで体を様々な方向へ伸ばします。そのストレッチ効果によっては血流が良くなり体中に酸素が行き渡るようになり、その結果、有酸素運動効果による脂肪燃焼に繋がります。
そして深くゆっくり呼吸をすることで精神も落ち着き、また間接周りの筋肉がほぐれて柔らかくなるのでリハビリにも効果があります。
ヨガは背骨を中心にねじったり伸ばしたりすることで体の歪みを修正し、骨盤の歪みを修正したり、肩こり腰痛などの凝りをほぐす効果も期待できますが、
前回の気功・瞑想の記事でも書いたのですが、とにかく不必要に行法にハマってやり過ぎたり、余計なことや複雑な事はしない方が良いです。
基本的なシンプルな行法を無理なくリラックスして行うのが良いでしょう。
ヨガのやり過ぎや、無理な体位・ポーズを真面目に頑張り過ぎたことなどによる注意を促す内容の記事も紹介しておきます。
ヨガは決して頑張らず、「痛くない・疲れない・キツくない」範囲でほどほどに を心がけてください。
ニューヨークのヨガ業界に激震!ヨガはあなたの身体を破壊する!? ⇒ http://josei-bigaku.jp/health/newyorkyoga3266/
現在広く知られているヨガというものは、元々宗教的修行過程で使われる技術です。その修行過程全体から「ポーズのヨガ」や「呼吸法の一部」を切り取って紹介しているだけであり、
「ポーズのヨガ」はアーサナと言われる行法に含まれるもので、「体の浄化」ための初期段階の行法です。
ヨガは「体の浄化」の次に心・精神の浄化の行法へと進んでいきます。それが呼吸法だったり、瞑想だったりするわけです。
もともとそのために作られた心身操作の技術としての修行体型なので、生理的に作用してくる力があるのですが、ヨガは病気を治す技術ではなく医学でもありません。
数十年のヨガ経験のある先生方でも、ガンを治せず亡くなった方や、他の病気に倒れた方を知人で複数知っていますし、ヨガで出来ること出来ない事があります。
それではここで、体を痛める危険性が少なく、基本的で効果的なヨガの動画を以下に二つ紹介します。
うつや疲れた人の心身の癒しと健康・元気回復のためのヨガの基本エクササイズとしては、この二つらいで十分だと感じます。
※ 2014年1月12日 追加更新
2014年1月12日に新たに更新した記事の後半部で紹介している「マインドフルネスヨガ」もオススメですので、以下の動画の後に組み合わせて行ってみても良いでしょう。⇒ 認知行動療法 マインドフルネス 後編 方法・実践
体幹トレーニングの効果
長友選手の体幹トレーニングで今ではすっかりおなじみですが、私も色々試してみて、この効果は体感しましたが、とにかくボディーがシャンとします。
元々過負荷の筋トレではなく、リハビリにも最適だと感じるソフトな筋トレなので老若男女にオススメですが、それでもヨガや気功・瞑想に比べると運動量が多く筋肉に負担もかけるトレーニングなので、
うつや疲れた人のエクササイズとしては、ます簡単なヨガや気功・瞑想である程度慣らした後に、体が動くようになって余力が出てきたら試してみてください。
体が強くなります。その結果、意識もシャンとしてきます。以下に動画と参考記事のリンクを張っています。
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