管理人から読者様へ。 しばらくブログをお休みします。

 

このブログは本当は今年で方向性が変わる予定だったのですが、補足が必要と感じ、結局今年は去年の続き・あいまいな部分の補足が中心でした。

 

秋~冬はブログの編集と来年への方向転換に向けての準備で終わりそうです。年末に向けて色々とやることも多く、しばらくブログの記事更新をお休みします。

 

私は時々にテーマを決めて記事を書いていて、誰かひとりの個人に向けて記事を書いているわけではないので、

昔からの読者さんにとっては、記事によっては違和感がある時もあるかもしれません。そして記事を書くのはエネルギーと時間を使います。

 

このブログはテーマが複雑で大きいので、一度にすべてを書くことは不可能で、

また人はみな個人差があり、その人の状態・状況によって、ある状態の人には合わない内容でも、別の状態の人には合う、ということもあるわけですね。

 

「今の段階ではまだ無理」という人もいれば、「もうそこはとっくの昔に卒業した」という人もいるでしょう。

 

そういう様々な差異があっても、何かが参考になっていたり役に立っているのであればそれでいいです。後、情報に過剰にとらわれず、お体に無理をしないで上手く役立ててくださいね、

 

ではここで私の好きアーティストSalyu(サリュ)の曲「THE RAIN」の紹介です。

 

 

 

前回は今の私の話を少し書きましたが、このブログで私の心・精神の格闘の日々を具体的な事を書かずにサクッと書いているのは、

私にとっては「もう終わった過去のこと」だからです。ただサクッと書いているからと言って、決して簡単に短期間で解決できたというわけではありません。

 

自分に出来た、だから誰でも簡単なはず、通用するはず」という風に、凄く短絡的に軽く考えている人もいます。一見楽観的に見えるかもしれませんが、内心そうは考えていません。

とはいっても、絶対無理、不可能とも考えてはいません。可能性があるなら、それがどんな些細なものであれ、ちょっと変わったものであれ、小さな突破口・キッカケになればいい、そういうスタンスです。

 

そのまま苦しみ続けるか、そこから少しでも良くなるか回復するか、そして現実に選択肢は僅かしかない時でも、

それが「どんな名前を付けられた状態・状況であれ、より良い方に向けて進む、進もうとする以外に現実的な解決はないでしょう。

 

実際は「身体状態、家庭環境・経済状態・周囲の人間関係」なども複合的に重く絡み合っている場合、それは簡単な事ではないことも多々あるでしょう。

 

そして無意識は意識よりも深く 意識よりも早く、そして意識よりも先に動いています。そして無意識で起きていることが日常に現象化します

 

これは日常が個人の無意識だけで構成されている、という意味ではなく、無数の個人の無意識が「場」で交差している、という意味で、

どういう風に交差するか、そのタイミングや傾向性に作用している、という意味です。なので無意識が本当に理解され変容する時は、交差の質・作用の範囲そのものが変わります。

 

その質と作用する範囲によって現象の質が相対的に変わるんです。

 

無意識に気づくには二通りあります。自身で心身の内的な運動とサインに気づくか、起きている現象の傾向性を見て気づくかです。

 

そしてどのように囚われ、どのように条件づけられているか、それは「眼差しの質」でわかります。「生じている現象」をどういう風に認知し、どういう風に感じ取るか?の傾向性、

そしてそれもまた自身で内的な運動に気づくか、他者の干渉や外的な現象への自身の反応などで気づかされる、という内外の二通りがあります。

 

話しを戻しますが、自身の問題の解決、それが何より優先されるべきことでしょう。それにそもそも自身すら支えられない、そんな状態では、他の誰一人まともには支えられませんよね。

共依存で擁護し合うか、反動で猛反発し合うだけで、結局ストレスの処理もままならずに互いを貶め合うのがオチでしょう。思い切って抜け出すこと、逃げ出すことだって時には必要です。

 

私がボロボロだった過去の時期は、まるでその無意識の影と呼応するかのように、影の中で生きる沢山の心・精神のバランス異常の者や完全に壊れた者、かなり壊れかかった者達に逢ってきました。

そこには負の引き寄せ力(無意識の影)もかなり働いていたでしょう。私自身が絶望そのものだったから、その濃い影がそれらを引き寄せたのでしょう。

 

彼等、彼女たちは、私と話す時は一見ごく普通の人たちだったのですが、観察していると、そこには様々な特徴があることに気づきました。

また、その時の刺激状況の質と量の紙一重の差が、彼等、彼女たちの狂気と正常をギリギリ分けているようなバランスの危さをよく感じました。

 

同じ状況だったら自分もどうだったかな、中にはそういう不運な人もいるし、あまりに劣悪すぎる環境というものは確かにあります。

 

心・精神のバランス異常にも程度は色々ありますが、基本的には人格障害であれ、元カルト信者さんであれ、元悪人であれ、今は普通に頑張って前を向いて生きているのであれば、

多少不器用でもハンディがあって生きづらくても、これから先の人生で調和を徐々に取り戻していくことを願っています。

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