成功の光と影のリアル    絶望から今を生きる

 

高校野球は共に優勝候補だった仙台育英と東海大相模の決勝戦ですね。両者とも投打共に素晴らしく、プロ選手並みの選手がいるチーム同士の決戦なので、超ハイレベルな面白い試合になりそうです。

 

ですが私は早稲田実業の1年生清宮幸太郎君は本当に物凄い選手だなぁと感動しました。まだ一年生なのでこれからも楽しみです。

 

今日は、「成功の光と影のリアル」をテーマに、「成功や輝き」の背後にある「影のリアル、過程」をメインに、動画などを幾つか紹介しつつ、記事を書いています。

 

 

 

まず、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞受賞のハリウッド女優であるシャーリーズ・セロンの言葉を幾つかピックアップしますね。強い光と深い影を両方見てきた人だから言える言葉かもしれません。

 

ico05-005「人が悪いことをしてしまったとき、みんな「あいつと自分は違う」と思うはず。その「悪」が人間的な感情を見せたときに、自分と同じ人間であることに気付いてとても恐ろしく感じる」

ico05-005 わたしは誰にでも悪人になりうる要素があると思っている

 

シャーリーズ・セロンは子供の頃にイジメを受けていた、そしてアルコール依存の父親の家庭内暴力に苦しめられ、15歳のときに、彼女は酔った父に襲われ、母が娘を守るために父を射殺する。

その後アメリカへ渡り、バレエで夢を叶えることを志すもヒザの故障で断念。そしてそこでめげずに今度は女優を目指しデビューするが、仕事を獲得出来ずその日暮らし生活。

だがそこから彼女は強い光の中に躍り出る。そして彼女はこう語っています。

 

ico05-005 過去を振り返ると、その経験があるから今の自分がある

 

強い光は濃い影が支えている、そのことを彼女は理解していますね。

 

彼女の過去は一般の普通の家庭で育った方には物凄い特殊な過去に見えるでしょう。ですがこれ以上に深い影が「ごく身近な日常」としていくらでも存在します。

 

「成功者やセレブは楽に生きているのに違いない、性格悪いに違いない」という人もいますが、そう単純でもないわけですね。一般人と同様に、本当にいろんなタイプの人が混在しています。

 

遺伝的な気質傾向と環境との組み合わせによって「どのようなものが引き出されやすくなるか」という大まかな心理的な傾向性はあっても、実際のところ人生の在り方心の在り方は本当に人それぞれです。

 

 

バセドウ病に苦しむオーストラリア出身の女性シンガーソングライターのSia(シーア)は好きなアーティストの一人で、曲は以前にもcover版で紹介しましたが、今日はSia自身の「Chandelier」の歌詞(和訳)の一部とMV を紹介です。

 

Sia「Chandelier」の歌詞・一部を引用・抜粋

(前略)
明日と言う日はやって来ない  今日が人生最後の日そんな風に生きてくの   一晩中 鳥になって飛び続けるのそうすれば  たとえ涙がこぼれても  そのうち乾いてしまうから
(中略)
すっかり夜が明けて  ひどい状態で目が覚めた  このままじゃいられない  どうにかここから抜け出さなくちゃ  そしてまた自己嫌悪  本当にイヤになる  

引用 ⇒ Chandelier シーア (Sia)

 

◇ 関連記事の紹介(2017/9 更新)

光と影  線維筋痛症とレディガガ

 

 

絶望から今を生きる

 

「路上の天使」と呼ばれる川嶋あいさん、

彼女のは生まれる前に失踪、そして彼女が3歳の時には病死。養子として引き取られるが、育ての父も彼女が12歳の時に病死、育ての母も16歳の時に病死。

2002年(16歳)から育ての母に誓った「1000回の路上ライブ」を始めるが、彼女の歌が有名になる直前に、育ての母の病死、そしてその後も路上で歌い続け、2005年には遂に1000回を達成。

生まれてから十代までに、実の両親と育ての両親の4人を失う、という凄まじい経験を経て、彼女は今も歌っています。

どこにも帰る場所がなくなった天涯孤独の川嶋あいさんが、その時に「今ココ」に立 っていられたのは、全身で歌うこと、表現することの中にあったんだろうな ぁと感じます。

 

 

 

 

 

ちょっとヘビィーな話になり過ぎましたね、ここで「Taylor Swift」の動画や歌詞、関連記事などの紹介です。

 

超有名なので説明はあまり必要ないとは思いますが、彼女がまだ日本で人気が出る前から好きなアーティストの一人で、

テイラーはオペラ歌手の祖母とカントリー歌手のリアン・ライムスの影響を受けカントリー歌手になることを決心したそうですが、学生時代にイジメを受けていた彼女は、

「今時カントリーなんてダサい」的な一方的なつまらない理由も込みでのイジメを受けていたようですが、彼女はマイペースに突き進み、確かに初期のアルバムはカントリーがベースだったのでした。

徐々にポップス化して、カントリー色は薄れてはいますが、まぁ出発点はカントリーだったので良しとして、ここで彼女の外部サイト記事と、「Shake It Off」の歌詞(一部)と動画を続けて紹介しますね。

 

テイラー・スウィフト、ファンからのイジメ相談に真剣回答

 

Taylor Swift – Shake It Off 和訳の一部引用・抜粋

(前略)
嫌いな人は何だって嫌うのよ
とことん 嫌うのよ
ベイビー アタシはそんなの振り払う
とことん 振り払うの
そんなもの気にしない
(中略)
人の心を傷つける人はそうするわ
とことん 傷つけるのよ
嘘をつく人はやっぱり嘘をつく
とことん 嘘をつきまくる
ベイビー アタシはそんなの振り払う
とことん 振り払うの
(中略)
まずは実行 そのあと対応するの
(まずは行動)
あの人達にはわからないのよ
(中略)
アタシのトキメキも止まらない
身体のなかから湧き出る音楽みたい
“それでいいのよ”って歌ってる

引用 ⇒ Shake It Off / シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいら
れないっ!!

 

次は、パロディの神様と言われる「バート・ベイカー」によるTaylor Swiftの「Blank Space」のパロディ動画です。かなり悪趣味ですがクオリティ高いです。笑

 

成功者の「軸」の強さと「器」の大きさ

 

↑のパロディはかなり強烈ですが、でもこんな程度では器のでかいテイラーは激オコプンプン丸 にはならず、

 

どっかの小物みたく「キィ~!、裁判やったる!裁いたる!罰したる!オラオラ 賠償金とったるで~」ってイチイチなりません。笑

 

この程度のことを裁くよりも、シッカリ軸を持っている人は、もっと大きな心で見つめています。

 

でもテイラーも怒ることはあります。でもその動機はもっとシビアな理由だったり、 意義のあるものだったりします。最近も以下のリンク先記事のようなことがありましたが、実にテイラーらしいなぁ、と感じました。

テイラー・スウィフト、アップルに完全勝利!

 

ですが、ちょっとしたことでイチイチ食ってかかる心の狭い器の小さいミジンコハートの人々よりも、自由でマイペースなテイラーの方が遥かに大きなハートや愛を自然に感じます。

 

ゴリ押しなどしなくても、世界中で人気が出て当然なんですね。

 

ビヨンセなんて、「ここまでやるか!」っていうレベルの悪趣味な自分のパロディ動画を見て大爆笑してるんですから、やっぱりビヨンセも器でかいんですよ。(^-^)そしてビヨンセも明るく元気ですが、本当に物凄い努力家です。

 

 

「正」の延長と「負」への適応力

私は「正」の延長としての優れた素晴らしい成功者も身近に知っていますし、「負」への適応力の高さの延長としての成功者も身近に知っています。

 

(※ 因みに清濁併せ呑む、というのはこのどちらの要素も持っている人で状況に応じて使い分けられる人のことで、悪徳にまみれている人、というわけではありません。)

 

世間から見ればどちらも成功者で、良く知らない人から見れば、同じに見えたり、あるいは逆に、印象操作能力次第では、評価が逆転する場合も多々あります。

 

能力があり力があればそういう「力技」は正負のどちらの方向性であれ可能なんですね。

 

そして今ここで話すのは「正」の延長としての優れた素晴らしい功者たちのことです。(ただし、彼等にも違う質の影があることもありますが、今回はそこには触れません。

 

人は爽やかな笑顔で今を生きている、輝いている人見えない努力をリアルには知らないことはよくあります。

 

私は様々な分野で大きな成功を達成した人々を身近に知っていますが、その中でも本当に人徳のある人たちは、その笑顔と達成の背後には、そして心の記憶の奥底には、深い影と血のにじむような努力の過程がある、ということを知っています。

 

もちろんそういう重い話ばかりではなく、面白い楽しい話も沢山知っていますが (^-^)。

 

彼らは「嫉妬や怒りや不満での攻撃的で排他的な結束」や「感情的なつるみ合い」ではなく、豊かな協力関係・信頼関係で結ばれています。

 

成功者をひとくくりにして決めつけ、負の部分や粗探しが大好きな人は、そういう素晴らしい面はあまり知らない、そしてよく見ようともしないで悪意的あるいは否定的な眼差が優位だったりします。

 

安易に悪口をいう人たちはよくいますが、そういう人たちで彼等以上に本気で向かい、そしてそれを愛し、起きた結果には責任を持って、全力で取り組んでいる人をあまり見たことがないんですね。

 

だから盲信や迎合や依存心理ではなく、彼らを信頼しています。

 

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