もののけの森 白駒の池   自然の力 静寂と癒し

 

白駒の池と周辺の森は私が行った高原の森の中でもかなり不思議なエネルギーに満ちた空間でした。もののけ姫に出てくる原始の森がそのまま息づいている感じで、池は静かな神秘性を帯びて佇んでいました。

禅的な深い無の静けさが満ちていて、その無の中に活力に満ちた生命の詩が存在している特殊な空間でした。

 

私は子供の頃から山に川に海によく行ってました。知らない生き物はいないというほどいろんな生き物の名前を子供の頃に覚えました。

だから大人になった今も虫も生き物も全然怖くないんですね。 トンボが頭に止まってもそのままにしています(笑)

カブトやクワガタは誰でも知っているでしょう。オニヤンマや赤とんぼも誰でも知っているでしょう。ですがトンボなんて本当は凄い種類ありますからね。都会で見かけるのは数種類がメインですが。

魚はハゼ系が好きでした。形と顔が面白いからです。後はよく手ナガエビとかを川で捕まえて、ウグイやオイカワなどの稚魚とメダカと一緒に飼っていたら、

手ナガエビって魚を襲うんですね、小魚類は全部食べられてしまいました。

カジカやヨシノボリってハゼ系の魚が清流には沢山いて、この魚も肉食なんで、小魚をパクっと飲みこむんです。魚類・両生類はホント共食いしまくりですね。

サンショウウオなんて、卵からかえったら共食いしまくって大きくなりますからね。 原始的な生き物ほど共食いが当たり前ですね。

カマツカやドジョウも以前は大きいのが沢山いましたが、今はもう滅多に見る事はありません。

私は旅好きで、本州はほぼ全部制覇しました。もっと日本の最端まで含めて全部行きたいのですが、どうしても時間がかかるので後回しになってます。

個人的には九州と東北が特に好きですね。温泉や山・森・川が素晴らしいからです。とにかく季節の自然が変化が好きで暇さえあれば自然に向かうという感じですね。

私がうつや心の病から自然回復したのは、疑いようもなく自然のおかげです。もう今からかなり昔のある時、自然から心が離れた意識で暮らし始めてから、徐々に何かがおかしくなって、そして徐々に心身が深く病んでいったのを今でもよく覚えています。

だから私は日本の自然と調和した伝統的な文化が好きです。

前にも書きましたが私は自身がある種の心の病気だったことを後で知ったのであって、その時はそれが何なのかわからなかったのです。

年老いた母のうつを一緒に治そうととり組んで専門的に調べているうちに、昔の自分が病気だったことに気づいたんですね。そしてそれがいつしか自然に治っていたことも。

とにかくその時は何かがおかしい心身の激しい違和感と不調があって、それが何なのかさっぱりわからず、そしてどんどん壊れていった私は、その限界点で自然に再び意識が向かったんです。

自然の力は決して必要以上の力は与えてはくれませんんが、私の存在が本当に必要としている分は与えてくれたんです。それは元々私が自然に対して心が開いていたからです。そうでないと、自然は力を貸せないんですね。

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